こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりの松本です。
プロの整体師として活動するようになってからも、私は定期的に技術セミナーや研修に参加して勉強を続けています。
日々の施術だけでも学びはたくさんありますが、あえて外の勉強会に足を運ぶのにははっきりとした目的があります。
- 自身の「脱力」をさらに深め、お客様に負担のない施術をするため
- 施術の効果をさらに高め、より早くお身体をラクにするため
- 人間の身体が持つ、新しい可能性やアプローチを発見するため
- 身体の仕組みを学ぶこと自体が楽しいから
- 無理な力を使わないことで、施術者の怪我を予防するため
当店を選んで足を運んでくださるお客様に常に「いまの自分が提供できる最高の施術」をお届けしたい、という気持ちがあるからです。
技術が上達しやすい人に共通する「3つの特徴」
様々なセミナーで多くの施術者仲間を見ていく中で、「この先生は上達が圧倒的に早いな」と感じる人には共通点があります。
私も日々の学びの中で常に次の3つの姿勢を心がけています。
- 一歩一歩、地道に継続する
- 先入観を捨てて、素直に理解する
- 余計なアレンジをせず、まずは言われた通りにやってみる
守破離(しゅはり)という言葉もありますが、まずは基本を徹底的に体に染み込ませること。
この地道な積み重ねがお客様のお身体を触るときの繊細な感覚につながると信じています。
空手の型(かた)に学ぶ、進化した身体技法
以前ブログで『空手の型に秘められた身体技法と秘伝を学ぶ』という整体研修のレポートを書いたのですが、先日その内容がさらにアップグレードされる嬉しい学びの機会がありました。
(※具体的な手の動きや足の運びといった、マニアックなやり方は省略しますね)
今回のセミナーで取り組んだ「型」のトレーニングでは、まず最初に「理屈と理論」を教わります。
「なぜその動きをするのか」をまずは頭で納得するプロセスです。
その上で、解剖学的な身体の構造(骨や筋肉のつながり)を利用しながら「意識すべきポイント」を「決められた通り正確に」動かす練習を繰り返します。
一見、地味で窮屈な練習に見えるのですがこの精密さがあって初めて、身体本来のパフォーマンス(効果)を引き出すことができるのです。
「効果のない間違ったやり方」を体感する重要性
今回のセミナーで非常に貴重だったのは講師の先生が「こうやると身体の機能が死んでしまうよ」という効果的ではない間違ったやり方も、あえて実演して教えてくれたことです。
例えば筋肉を収縮(縮める)させるべきところで弛緩(緩める)させてしまったり。
肩甲骨を下制(下げる動作)すべきところで上がってしまったり……。
ほんの数センチ、関節の角度や動かす方向(内転や外転など)がズレるだけで人間の身体は一瞬にしてインナーマッスルなどが働かなくなり、踏ん張りが効かなくなってしまいます。
「正解」を覚えるだけでなく「これだと身体が機能しなくなる」という失敗のパターンを身体で体感して学べる機会は、教科書を読むだけでは手に入らない、本当に貴重な体験でした。
全身のつながりそして「空間のイメージ」を動かす
セミナーでは、人間の身体を単なるパーツとしてではなく全身の部位を連動させる方法を学びました。
一例を挙げると、以下のような場所の細かな使い方です。
- 頭・目線・耳の向き(首や背骨の緊張に大きく影響します)
- 背骨・鎖骨・肩甲骨(上半身の力みを抜くカギです)
- 腕・手首・手の指(施術者の手の優しさに直結します)
- 胸骨(きょうこつ)・肋骨 (ここが緩むと、深い呼吸が手に入ります)
- 骨盤・股関節・膝・足首(身体の土台をどっしり安定させます)
さらに、物理的な身体の部位だけでなく「自分のまわりの空間をどう捉えるか」といったイメージの使い方までその内容は非常に奥深いものでした。
お客様の身体に触れる「タッチの質」へのこだわり
今回の研修で最も大きな収穫のひとつが、お客様のお身体に触れる際の施術者の手の感覚――つまり「タッチの質」をより高めるための学びでした。
人間の身体は、不意に強い力で押されたり雑に触れられたりすると、無意識のうちに身を守ろうとするブレーキ(防御反応)が働いてガチガチに硬くなってしまいます。
これでは、せっかくの施術の効果も半減してしまいますよね。
お客様のお身体が自然に緩み、施術の効果がしっかり発揮されるような「手のあり方」と「触れ方」。
それを講師の先生の身体を通して実際に体験させてもらい、自宅でもできる具体的な訓練法を徹底的に教わってきました。
技術のさらなる進化へ|施術道具に秘められた新しい力
当店では、施術の効果をより高めるために「ある道具」を取り入れています。
これまでは、自分の身体のクセや感覚に合わせて馴染ませてきた使い方をしていたのですが、今回の学びを経て「今までとはまったく違うアプローチの使い方」へ方向転換することになりました。
これは自分の現在の能力をさらに伸ばし、新しい段階の施術効果を引き出すために欠かせないステップなのだそうです。
「毎日使い込んできたあの道具にまだそんなアプローチの可能性が秘められていたのか!」と驚きました。
長年やり慣れた使い方を変えるのは、はじめは少し違和感(手の感覚のズレなど)を伴います。
しかしここでも大切にしたいのは先述した「素真に、言われた通りにやってみる」という姿勢です。
さっそく新しいやり方でその道具を使い、手の感覚をさらに研ぎ澄ませていきます。
おわりに:
(技術をアップデートし続けるこれからの当店にどうぞご期待くださいませ)
こういった専門的な研修やセミナーのお話は一般の皆さまにとっては少しマニアックで、面白みに欠ける内容だったかもしれません。
しかし当店に通ってくださっているご常連の方やご紹介で来てくださるお客様からは、「先生が今でも熱心に勉強している姿や人柄が見えてすごく安心できるし応援したくなる!」と実はとても好評をいただいているシリーズでもあります。
お一人おひとりのお悩みにしっかり向き合えるようこれからも現状に満足せず、「学びと技術のアップデート」を続けていきますね。
また新しい発見があればこのブログでシェアさせていただきます。
それでは今日も皆さまにとって平穏な1日でありますように
🌿 当店の施術メニューや料金、Webからのご予約・お問い合わせは下記よりご覧いただけます。
🌸 「どんなお店なのかな?」と思ってくださった方へ
【この記事を書いた人】
整体師
松本健之
JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。
独立して池袋整体ゆっくりをオープン。
数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。
ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。
