【整体技術研修レポート】教える・教わる難しさを超えて施術の精度を磨き続ける理由│池袋整体ゆっくり

「教える」のも難しいけれど「教わる」のもお互いさまだから 


 

自分が求める素晴らしい施術や現場で活きる整体テクニックを学ぼうとするとき。

 

プロの施術家として個人的に大切にしているのは以下のような「学ぶ基準」です。

 

  • 指導者や講師の得意分野(どの不調改善に強いか)を間違えないこと
  • 講師の施術の力量や臨床実績はもちろん、それを言語化して教える(伝える)ことができる人なのか
  • お金のためだけでなく講師に「次世代を育てよう」という情熱があるのか

 

 

現在お世話になっている講師は、この3つの条件をすべて満たしています。

 

こんにちは。

豊島区にある池袋整体ゆっくりの松本です。

 

 

整体研修について思うことをいろいろと書いてみました。

 

 

整体の講師・指導者に求めたいこと 


 

「名選手、名コーチにあらず」

 

 

自分(講師)の感覚だけで優れた施術ができても、それを参加者に再現できるように教えられるかは別問題ですよね。

 

だから講師がどれだけ業界で有名な人なのかとか。

実績があるのかは個人的にはまったく関係ありませんでした。

 

 

  • 講師がうまくいった過去のやり方や方法だけにこだわらないこと
  • 参加者それぞれのからだの使い方や癖・力量に合わせた技術指導ができるか
  • 講師が現在も現役で、実際の臨床(現場)で使っている手技であること

 

 

目の前の受講生を育てるにはこれが必要不可欠なように思います。

 

 

 

技術が上達しにくい人の共通点  


 

今回のお話の中で、整体技術を教える難しさについて興味深いテーマがありました。

 

残念ながら教えた人すべてが現場で使えるレベルの施術ができるようにはならない、とのことでした。

 

 

上達が止まってしまう人には、以下のような傾向があるそうです。

 

  • 短時間で簡単に上達したり、楽に変化するための「裏ワザ」を知りたがる
  • 教わったらその場ですぐに完璧にできるようになると思っている
  • 自分のいまの技術を否定されるのが嫌
  • できないことを認めたくないし、指摘されたくない

 

 

どうしても上記の傾向がある方の場合。

 

基礎の反復練習が続かなくなるため、施術のクオリティを高めていくことが難しくなるようです。

 

 

 

「素直に真似る」という難しさ  


 

講師  「まず、この手順で体を触ってみましょうか」

参加者 「それは、別のセミナーで習ったやり方と違うんですが……」

 

こんな具合に会話がすれ違う場面もあるそうで、まずは素直に技術を吸収してもらうことの難しさもあるみたいです。

 

 

その他にも「技術を言語化して伝える難しさ」のケースをたくさん紹介してもらえました。

 

その後こちらが現場の臨床で感じていることを伝えるちょっとした雑談タイムもあり、当店の施術の精度をさらに引き上げるための貴重な時間となりましたよ。

 

 

 

「教わる難しさ」は学ぶ側の姿勢で決まる  


 

「講師が教える難しさ」があるということは、裏を返せば「参加者の教わる難しさ」なのかもしれません。

 

 

新しく優れた整体の技術を自分のものにするためには、教えを乞う側の学びの姿勢も深く問われそうです。

 

  • 素直さ
  • 地道な反復練習。
  • 指示を継続する力

 

はじめから完璧にうまくいくなんてことはないですし。

できなくて当たり前ですよね。

 

今すぐにできなくても、決してマイナスになることはありません。

 

自分のいまの現在地(施術の癖や課題)を正確に知るためにどれも必要な経験だからです。

 

 

整体技術が上達しやすい人の共通点 


 

同じ研修を受けていても、臨床現場で使えるレベルへ早く上達する人には以下のような特徴があるとのことでした。

 

  • 施術が身につくまでには、ある程度時間をかける必要性(反復練習)を理解している
  • お客さまの現状を変えるために、今までやったことのない新しい体の使い方(施術フォーム)に挑戦できる
  • 目標に向かって一緒に進んでくれる講師を信頼できる心強い存在だと思っている

 

 

この姿勢がある人は、提案されたものを素直に続けてくれることが多いとのことでした。

 

 

本当に納得です。

 

 

変化が見えなくても頑張りは体に蓄積されている 


 

話を僕自身の整体研修に戻します。

 

 

「もっと上手くなって目の前の人を楽にしたい!」

 

期待が大きいときのあるあるですが、真面目に取り組んでいるのにすぐには技術の変化が見えない……。

 

そんなもどかしい時期も少なくありません。

 

 

ですが講師からこんな言葉をもらいました。

 

「苦しくても、自分のレベルで大きな変化が感じられなくても……」

「取り組んでいる方向性が間違っていないなら、絶対に大丈夫ですよ」

 

 

ありがたいことに以下のことにお墨付きをもらえてます。

 

  • 技術を磨く方向性は100%合っている
  • 自分では気づかないだけで、確実に施術の成果(手の感覚の変化)は出ている
  • 以前なら難しかった体の調整が、できるようになっている

 

 

おわりに 


 

「自分の力なんてこんなもの」

 

 

そう思わずに可能性を信じてつづけていく。

 

 

それは大人になってから何かを「つづける」本当の難しさといえるのかもしれません。

 

 

「教える」難しさがあれば「教わる」難しさもある。

 

単なる技術の習得だけでなく、プロとしての在り方を再確認できた本当に実り多い整体研修が記憶に残ってます。

 

 

  

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【この記事を書いた人】 

 

整体師

松本健之

 

JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。

独立して池袋整体ゆっくりをオープン。

数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。

ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。

 

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