肩こり腰痛で大切なこと│豊島区池袋の整体院

肩こり腰痛で一番大切なこと

更新日 2025年3月13日 

【はじめに】

 

肩こりや腰痛には大きくわけて2つあります。

 

命にかかわる可能性「低い」ものと「高い」もの。

 

筋肉の疲労から起こる肩こり腰痛は前者に。

内臓や血管の病気からおこるものが後者になります。

 

カラダの不快感や痛みの感じ方は個人差が大きいですよね。

だからこそ、あなたの感じている「いまのその状態」が本当に問題ないのかどうか。

 

専門の医療機関で診てもらうことが必要なときもあると思うのです。

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【重要】

【内臓の病気による肩こり腰痛】

 

おいおい、ドキッとさせないでよ。

そう思われるかもしれません。

ただ肩こり腰痛は筋肉性のものでなく、「内臓の病気」も関係してくる。

これを知っておくのはとても大切なことなんです。

 

有名なのが以下のような心臓疾患からおこる肩の痛み。

 

  • 狭心症
  • 心筋梗塞

 

胸のしめつけ感や左側の背中や肩に強い痛みを感じるのが大きな特徴。

 

 

またがんが原因で起こる危険な腰痛もあります。

(大腸がんや膵臓がんなど)

 

自覚症状として姿勢に関係なく、安静時でも強い痛みが続いている。

痛みだけでなく発熱しているなど。

 

一般的な肩こり・腰の痛みと異なるイレギュラーなケースの場合。

様子を見すぎたり、我慢しすぎは禁物です。

整形外科への受診を優先してください。

 

身内に相談されれば接骨院や整体院でなく、整形外科の一択。

個人的にはそのように考えてます。

 


【重要】

【血管の病気による肩こり腰痛】

 

血管の病気の代表といえば、大動脈瘤や大動脈解離・脳梗塞などが知られています。

 

病気が原因で血流が阻害されつまったり。

筋肉の過剰なこわばりが起こったり。

カラダを機能させる臓器がダメージを受けることもあるのです。

 

そういった場合は揉みほぐしや骨格矯正などで対処できるレベルではありません。

むしろ危険なことがあります。

 

首の骨のなかを通り、脳に栄養を運ぶ椎骨動脈。

ここの壁が破れると(椎骨動脈解離)激しい頭痛や肩こりが出たりしますし。

お腹の太い動脈に問題があれば腰痛という形でも症状があらわれます。


【まずはレントゲン検査をしてもらいましょう】

 

整形外科に行ってもレントゲンを撮って、問題なくてさ。

電気かけて痛み止め出されて終わりでしょ。

だから行かないよ、という人もいますがおすすめはできないです。

 

 

自覚できない問題が「隠れている可能性」もあるから。

 

 

肩こりだと思ってるものが本当に肩こりなのか?

骨の癌(骨肉腫などや内臓の病気などの命に関わるものはないのか?

 

その「検査が可能」で「診断」してもらえるのは整形外科をはじめとした医療機関だけだからです。

レントゲンをしてさらに必要なら、CTやMRI検査という流れになることもあります。

 


【整形外科の特徴】

 

大きな特徴は3つです。

 

  • 医師による診断・治療
  • レントゲンやCTやMRIなどの画像検査が受けられる
  • 健康保険が使える

 

治療の内容はこちらになります。

 

  • 鎮痛剤や湿布
  • 首や腰の牽引
  • 低周波などの電気治療
  • ブロック注射
  • 理学療法士さんによるリハビリ(筋膜マニピュレーションやマッスルエナジーテクニックなどの運動療法)

【接骨院の特徴】

 

せっかくなので接骨院(整骨院)のことにも軽く触れておきますね。

 

骨折や脱臼の応急手当、捻挫や打撲など。

急性の原因で起きた外傷への対応のプロ。

 

それらへは健康保険も使えます。

ただ慢性的な肩こりや腰痛などは健康保険の対象外

 

このようなことをしてもらえます。

 

  • 低周波などの電気療法
  • テーピング
  • ほぐしや骨格矯正

【おわりに】

 

整体師の側からも「整形を受診してきた」方のほうが施術しやすくなります。

とくに症状が重くて、イレギュラーであればあるほど。

 

検査でなにもなければそれでよし。

骨や内臓などに「大きな問題はなさそう」なことがわかったのは安心材料ですよね。

 

筋肉が疲労したことで起こる肩こり腰痛とは違うような場合。

痛みが変わらずに続いていて、むしろ日に日に強まっていくような場合。

 

「念のために整形外科に行ってみる」

 

それは健康を考えるうえで大切な判断だと思ってます。

 

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【記事を書いた人】 松本健之