更新日 2022年2月24日
おしりから太ももの裏側や脛・足が痛いときに使われる坐骨神経痛。
知っておきたいことを紹介します。
※足の痛みや違和感にとどまらずに力が入らない。
尿が出ない・排泄をコントロールできない排尿(便)障害など
ページの前半は、坐骨神経痛に関する説明が中心。(流し読みでけっこうです)
後半では整体で良くなることもある理由などをまとめてます。
(こちらは少しゆっくり読んでもらえると嬉しいです)
坐骨神経の通るラインにそって痛みやしびれ・違和感などがある「状態のこと」です。
おしりや太ももの裏側~ふくらはぎやスネ・足の症状に使われることが多くなります。
脳から神経に命令が出るとき。
背骨のなかを通る脊髄から枝分れした神経を通って、手や足に伝わります。
手のしびれより、坐骨神経痛など足のしびれでお悩みの方のほうが多い理由。
それは脳からの神経の距離が手よりも長いぶんだけ、途中でアクシデントが起きやすくなるからです。
坐骨神経は腰椎(腰の部分にある背骨)から出た神経。
仙骨(骨盤の真ん中の骨)から出た神経。
2つが合わさった人体で最大の神経のことです。
腰からおしりに出て太ももの裏を膝裏まで走ります。
枝分れし、ふくらはぎから足(後ろ)とすね(前)に向かう2本の神経になります。
背骨のなかを通る神経の束である脊髄は中枢神経。
そこから枝分れしたものは末梢神経と呼ばれます。
坐骨神経は末梢神経の1つです。
前述したように長いものは障害されやすいという特徴を持ちますが、太いものも同じ。
長く太い坐骨神経は、ほかの細い神経に比べるとダメージを受けやすい構造になってます。
(ネッター解剖学図譜第2版より引用)
大きくわけて神経と血管、内臓や骨の病気の3つが考えられます。
神経が原因で考えられるのは3つ。
『腰椎椎間板ヘルニア』
『腰部脊柱管狭窄』
『梨状筋症候群』
下半身に痛みやしびれるような痛みで医療機関に行くケース。
MRIの画像検査を受けることが多いです。
背骨の変形や神経の通り道(椎間孔・脊柱管)が狭くなり神経が圧迫されているとき。
それが痛みの原因とされます。
画像上で神経が圧迫されているのは事実。
ですが日常生活に支障がでて早急な手術が必要になるものは、それほど多くないようです。
シンプルにまとめると、以下のようになります。
交通事故や高所からの転落などで、神経に牽引されるような強い力が加わった場合。
ダメージが出やすくなります
神経に負担がかかると以下のような状態に。
痛みやしびれだけというものより、運動の不具合も起こります。
施術の経験から、感覚よりも運動の異常が強いほうが回復に時間がかかることが多いです。
神経が切断・圧迫により潰されたり深刻なダメージを受けた場合。
痛みやしびれでなく、麻痺状態になり力が入らなくなります。
痛みやしびれは不愉快で不便なのは間違いないですが、「神経は生きている」といえます。
麻痺状態でない場合。
腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛と診断されていても、施術で回復していける可能性もあります。
代表的なのが『閉塞性動脈硬化症』。
動脈硬化により、血管が狭くなったり閉塞(血管が詰まる)が起きるものです。
手足の先端へ栄養や酸素を十分に送り届けられなり、痛みやしびれの症状が出ます。
『間欠性跛行(かんけつせいはこう)』を伴いやすくなります。
少し歩くと痛みやしびれで歩けなくなるが、休むとまた歩けるようになるのが特徴です。
(間欠性跛行の症状の違い)
お腹の奥にある大腰筋や骨盤をおおうおしりの筋肉。
太ももの裏表の筋肉などが硬いとき。
動脈硬化ではなくても、循環障害が起こりやすくなります。
血液が不足している筋肉は、酸欠や栄養不足状態。
そのために、「痛みを感じる発痛物質」が出やすくなるのです。
脊椎・脊髄のがんや内臓が原因で関連しておこる痛みのこともあります。
以上のときは、整体院でなく専門の医療機関を受診するのが安心です。
必要な検査を受けて、骨のがんや内臓の問題がないとき。
整体も選択肢の1つに考えてみてください。
画像診断は重要なものですが、得意分野と不得意分野があります。
神経や椎間板・骨の様子(変形)などを知るのは得意で、筋肉の状態や関節の動きは不得意です。
後者のほうに原因がある場合は、画像ではわからないことになります。
また神経が圧迫されてる異常がある場合。
それは事実ではあるけど、痛みの原因とは限りません。
画像で異常が見られる人のすべてに痛みや不快感があるわけではないからです。
画像検査でも拾いきれない筋肉や関節の状態。
施術ではそこに原因となるものが隠されていないかを調べていきます。
手術が必要といわれたけれど、整体で良くなる場合。
画像で見られた異常とは別のものが関係してることがあります。
1カラダに対してどのようなお悩み、不安がありましたか?
2施術を受けられてどのように変わりましたか?[特に良かった点がありましたらご記入ください]
職場の同僚から池袋にある整体とはじめに聞いた時には遠いなと感じたので、現在のように通ってみるとは思いませんでした。
1回目の時には、整体の内容よりも緊張しがちな自分でも話しやすい方なのでそちらの方が印象に残ってます。
おだやかなふんいきと明るくキレイなお店ということもあり、とても落ちついて整体を受けられたのがありがたかったです。
足の痛みについては、松本さんがお話されてたように1度で痛みがとれることはなく、帰る時に少し歩きやすい程度「すみません」でしたが、夜中ベッドの中でいつもよりなんとなくですが楽な気がしました。
その時に楽という言葉を久しぶりに使ったなと思い、主人に伝えると少し安心した表情になったのを覚えています。
今回痛い場所とは違う所を整えてもらっている途中で足の痛みが今までで一番やわらいでいることに気づきました。
いっこうに痛み止めが効かない状態が続いていたので驚きです!
まだ痛みはありますが、7割位楽になりました。
これからも引き続きよろしくお願いします。
3その他特に印象に残ったことがありましたら、どんなことでも結構ですのでご記入ください。
広いベットが大柄な私にはうれしかった。
観葉植物がどれも元気でエネルギーをもらえました。
※お客様個人の感想になります。
効果を保障するものではありません。
大切なのはたくさん運動することでなく、余計な力を使わず楽に立てること。
それができて、はじめてスムーズに歩けます。
足首は安定して立つために必要な関節で、地面と自分をつなげる最初の部分です。
骨盤は土台・背骨は柱に例えられますが、足首は工事でいうと基礎の部分。
足の不具合は自覚のあるなしに関わらず見られるものです。
以上のような足首に欠けている柔軟性と安定性。
この2つを回復させることで、地面からの衝撃を吸収しやすくなります。
骨の構造に沿った動きになることで、膝よりも上にダメージがいきにくくなるのがメリット。
また足裏の感覚もしっかりしてきます。
安定感は安心感につながるため、余計な力が抜けていきやすくなります。
うつ伏せや仰向けの状態で足首を揺らしたり動かします。
回したりしながら足首から膝、骨盤、上半身へ伝わる揺れ方を見て身体の状態をつかみます。
ぐるぐる大きく動かせばいいわけではありません。
膝のねじれに注意しながら、足裏から骨盤に向かって軸を整えるのが狙いです。
リズムよく軽く揺らされることで、リラックス効果を感じることもあります。
歩くときに使いたい理想的な筋肉のひとつがハムストリング(太ももの裏側)
アクセルの働きをします。
ところが坐骨神経痛の人の場合。
大腿四頭筋という前側の筋肉がオーバーワークになっていることが多いです。
ここはブレーキの働きをするところ。
前に移動するのを制御しながら進もうとするため、身体が故障しやすくなります。
カチカチになっている太ももの前側のリリース。
厚みを減らしていくことも大切なことです。
「歩くことは健康につながる」
「1日1万歩を目指しましょう」
これは正確な表現ではありません。
「身体が整った状態で」を前に足した状態が理想的な表現。
池袋整体ゆっくりでは、そう考えています。
【記事を書いた人】 松本健之
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【池袋整体ゆっくりで効果を期待できる症状】
肩こり・腰痛・ぎっくり腰・偏頭痛・四十肩・五十肩・ストレートネック・首の寝違え・猫背・坐骨神経痛・梨状筋症候群
腕のこりや重さだるさ・自律神経失調症・膝や股関節の痛み・足首が硬い・かかとをつけてしゃがめない・足裏やスネの不具合(足底筋膜炎・シンスプリント)
捻挫の後遺症・肩に力が入る・身体の力が抜けない・呼吸が浅い・息がしづらい状態など
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