更新日 2026年3月7日 

背中が張りすぎて「肩甲骨が埋まっている」あなたへ
(ゴリゴリの首肩こりを解放する池袋の肩甲骨はがし整体)


 

肩こりがすっきりと楽になるだけでなく、慢性的な頭痛のケアにも効果が期待できる施術。

 

それが、最近よく耳にする「肩甲骨はがし」です。

 

 

しかし、この肩甲骨はがしにはたくさんのメリットがある一方で、実は「受けても効果がない」と感じてしまったりやり方によっては「危険」「運動パフォーマンスが低下する」と言われてしまったりする側面もあります。

 

今回は池袋にある当店が、肩甲骨はがしの効果とメリット、そして注意すべき点について実際にお越しいただいたお客さまの声を交えて詳しく解説していきます。

 

不安や疑問点などを伝える女性とやさしく丁寧に答えている整体師の水彩風イラスト

このようなお悩みを持つお客さまが来店されています   


 

背中や肩まわりに違和感を抱えている方は、以下のような具体的な症状でお悩みの方が非常に多いです。

あなたにも当てはまる項目はありませんか?

 

 

  • 肩こりが一向に良くならない
  • 肩甲骨の動きが悪く、可動域が狭い
  • 肩甲骨が肋骨にへばりついているような感覚がある
  • 腕がスムーズに上がりにくい
  • 猫背や巻き肩のため、周囲から姿勢が悪く見えてしまう
  • 胸が開きにくく、普段から呼吸が浅い(息苦しさがある)
  • 肩甲骨のまわりを動かしたり、押されたりすると痛い
  • 肩甲骨を動かすと「ゴリゴリ」と音が鳴る
  • 自分で肩のストレッチをしているけれど、可動域が広がらない
  • 背中の脂肪に埋もれてしまっている肩甲骨をスッキリさせたい

 

 

このようにお悩みの原因は単なる筋肉のコリだけでなく、肩甲骨本来の「動きの悪さ」に隠れていることが多いです。

 

 

 

肩甲骨の基礎知識:知っておきたい驚くべき役割と安定の仕組み 


 

そもそも肩甲骨とは背中の上部にある平べったい形をした三角形状の骨で、俗に「天使の羽」とも呼ばれる部分です。

 

この肩甲骨には大きく分けて次の2つの重要な役割があります。

 

  • 重さのある「腕」をぶら下げる
  • 腕を「胴体」へと繋ぐ

 

 

肩甲骨は、たちが腕を自由自在に動かすための「土台」として働いています。

 

しかし肩甲骨だけだと動かせる自由度が高すぎるぶん実はカラダとしては非常に不安定な状態になってしまいます。

 

 

鎖骨と胸骨がセットになって安定性を高めている  


 

その不安定さをしっかりカバーして支えているのが前側にある「鎖骨(さこつ)」と「胸骨(きょうこつ)」です。

 

  • 肩甲骨は鎖骨の外側とくっついて関節をつくる(肩鎖関節)
  • 胸骨は鎖骨の内側とくっついて関節をつくる(胸鎖関節)

 

このように肩甲骨・鎖骨・胸骨がそれぞれパズルのように組み合わさって関節をつくることで、肩まわりの安定度を高めています。

 

 

骨格模型で胸鎖関節を示した画像
骨格模型で肩鎖関節を示した画像

骨だけじゃない!15個以上の「筋肉」による繊細なコントロール 


 

さらに肩甲骨の安定性とスムーズな動きを支えているのが「筋肉」です。

 

肩甲骨にくっついている筋肉は細かく分けると15個以上もあります。

ものすごい数ですよね。

 

それだけ多くの筋肉が複雑に絡み合いながら、肩甲骨の絶妙な動きをコントロールしているわけですからどこか一つの筋肉でも硬くなってしまうと、すぐに「動きの制限」や「位置の左右差」として体に現れてきてしまいます。

 

 

 

そのため、肩こりや背中のツラさを解消するための「肩甲骨の施術」を考える場合。

 

肩甲骨だけにアプローチするのでは不十分になることが非常に多いのです。

 

 

肩甲骨が「ゴリゴリ」と硬くなり、動きが悪くなる5つの原因 


 

肩甲骨は普段の姿勢や体の使い方の影響をダイレクトに受けるため、肩まわりにある筋肉の状態に大きく左右されます。

 

背中がガチガチになってゴリゴリと音が鳴るようになる背景には、以下のような日常の何気ないクセが隠れています。

 

  • 長時間のデスクワーク(パソコン作業)
  • スマートフォン操作で、同じ姿勢が長く続いている
  • あごが前に突き出た「猫背」の姿勢になっている
  • 立っているときに、いつも片側の足だけに体重をかけることが多い
  • 荷物をいつも片方の手で持ったり、片側の肩にばかりかけたりしやすい

 

 

こうした習慣が積み重なると15個以上ある筋肉のバランスが崩れ、肩甲骨本来のしなやかな動きが失われてしまいます。

 

 

そもそも「肩甲骨はがし」ってなに? 仕組みを優しく解説 


 

「肩甲骨はがし」の施術で最も注目してアプローチされるのは、背中にある「肩甲胸郭関節(けんこうきょうかくかんせつ)」と呼ばれるところです。

 

 

これは「肩甲骨」と「肋骨(あばら骨)」の間につくられた、滑らかな動きを必要とする関節になります。

 

 

 

この肩甲骨と肋骨の隙間には、先ほど触れた筋肉の中でも特に重要な筋肉が重なり合っています。

 

  • 菱形筋(りょうけいきん):肩甲骨を背骨に引き寄せる筋肉
  • 僧帽筋(そうぼうきん):首から背中にかけて広がる大きな筋肉
  • 肩甲挙筋(けんこうきょきん):肩甲骨を引き上げる、肩こりの中心となる筋肉
  • 前鋸筋(ぜんきょきん):脇の下にあり、肩甲骨を前に送り出す筋肉
  • 大胸筋・小胸筋(だいきょうきん・しょうきょうきん):胸の筋肉(ここが縮むと巻き肩になります)

 

 

これらの筋肉が硬くなると、肩甲骨がまるで肋骨にベッタリと「へばりついた」ような状態になってしまいます。

 

そのため当店では、前述した骨や筋肉のつながりに加え少し珍しい「重さのある道具」を使った肋骨への施術も行っています。

 

肋骨にはりついている筋肉がゆるむと、結果として肩甲骨が滑らかに動きやすくなります。

 

 

さらに、肋骨そのものや「肋椎関節(ろくついかんせつ)」などのポイントに柔軟性がつくことで、胸がひろがり呼吸が深くしやすくなるのも大きなメリットです。

 

このアプローチはお客さまからも大変喜ばれています。

 

 

 

肩甲骨はがしを受けることで期待できる「5つのメリット」 


 

肩甲骨本来のしなやかな動きを取り戻すことで、体には以下のような多くの嬉しい変化(効果)が期待できます。

 

  • 猫背・巻き肩の姿勢が和らぐ:背中が開き、丸まっていた姿勢のラインが整う
  • 首こり・肩こりの軽減と予防:筋肉の緊張が解け、軽くなる
  • 胸が開く:肋骨まわりの圧迫が取れることで深く息が吸えるようになり、息苦しさが和らぐ
  • 肩甲骨の可動域(動かせる範囲)が広がる:腕がスムーズに上がるようになる
  • 背中の見栄えがスッキリと美しくなる(ブライダルにも人気):埋もれていた肩甲骨がキレイに浮き出ることで、後ろ姿の印象がガラリと変わるため、ドレス映えを目指す女性にも大人気。

 

 

うつ伏せ・仰向け・横向き・座った状態(座位)など、お体の状態に合わせてどの姿勢からでも施術が可能です。

 

 

「肩甲骨はがしは意味ない・危険」と言われてしまう理由とリスク 

 

メリットの多い施術ですが、ネットなどで「受けても意味がない」「危険」という意見を目にすることもあります。

そのデメリットやリスクについて詳しく解説しますね。

 

 

1. 生活習慣や体の使い方のクセが変わっていないから 


 

日常のデスクワークでの姿勢や、スマートフォンの見過ぎによる「体の使い方のクセ」がそのままだと一時的に楽になっても筋肉は再び硬くなってしまいます。

 

これが「意味がない」と感じてしまう原因です。

 

 

2. 施術者が「指を引っかけること」にこだわりすぎているから  


 

「とにかく肩甲骨の内側に指が入ればいい」という施術者側のエゴが強すぎる場合です。

 

無理やり可動域を広げようとグイグイ施術されることで、以下のような危険性が生じます。

 

  • 首や肩の関節を痛める(特に四十肩・五十肩の症状がある方は炎症を悪化させるため要注意です)
  • 筋肉が過剰に引き伸ばされ、今までになかった痛みやしびれが出る
  • 骨粗しょう症を患っている方やご年配の方にとって肉体的負担が大きすぎる

 

 

3. 運動のパフォーマンスが低下することがあるから 


 

「肩甲骨をはがしたら、かえって運動がしにくくなった」というケースがあります。

 

これはちょっとわかりにくいかもしれません。

 

 

ただ自分が「良い」と思う体の感覚と実際の体の状態がズレてしまうことがあるから、とだけ書いておきます。

 

無理にはがすことで胴体と肩甲骨のつながりが途切れ、力が腕や手に伝わりにくくなり力の効率が悪くなって無意識に力みやすくなってしまうのです。

 

 

 

重要:当店は肩甲骨を「はがすこと・つかめること」を目的にしていません 


 

肩こりや背中の不調がなかなか良くならない原因を、「肩甲骨をまだ剥がし足りないからだ」と考え指を入れることにこだわりすぎるのは大きなリスクがあります。

 

池袋整体ゆっくりに来店されるお客さまの約半数は、「すでにつかめる状態(柔らかい状態)にもかかわらず、ひどい首こり・肩こりに悩まされている」という事実があります。

 

 

その代表的な例が「翼状肩甲骨(よくじょうけんこうこつ)」です。

 

 

これは、肩甲骨を肋骨につなぎ止めておく筋肉が弱くなることで、肩甲骨が後ろにポコッと浮き上がってしまっている状態を指します。

 

このような状態の方に対してさらに肩甲骨を動かそうとするメリットは少なく、むしろ「肩甲骨が不安定になるリスク」を高めてしまうことが多いので要注意です。

 

 

そのため当店では、単にガチガチの場所をはがすのではなく肩甲骨・鎖骨・胸骨・肋骨など体全体をしっかりと検査し、

 

  • 動けていないところ(サボっている筋肉)
  • 働けていないところ(使えていない関節)

 

を探してそこをピンポイントで調整します。

 

 

そうすることで、結果的に最も効果的に全体のバランスが整い、肩こりが根本から楽になっていきやすいからです。

 

 

「ダメ元で来て良かった!」当店で施術を受けたお客さまの声 


 

ガチガチに硬くなった背中の筋肉に埋もれてしまった肩甲骨に対し、しっかりと内側に指をかけて優しく揺さぶるような一般的な「肩甲骨はがし」のご要望にも昔から得意としておりますのでしっかりお応えできます。

 

 

おかげさまで、当店で施術を受けられたお客さまからは、以下のような嬉しい声をたくさん頂いています。

 

 

「ダメ元で来てみたら長年の肩こりや息苦しさがスーッと緩和した」

 

「肘や親指で強くグイグイ押されるのとはまた違う、絶妙な圧の感じが面白い」

 

「特別な道具で心地よく押される感覚がイタ気持ちよくて、癖になりそう」

 

 

「押してほしい場所と効果的な場所は違うのがやっぱり不思議」

 

肩甲骨はがしの施術を受けて肩こりの軽減や体のつながりの不思議さを感じている女性の水彩風イラスト

 

 

とくに肩甲骨まわりがゴリゴリに凝っている方の場合。

 

「背中を強く、しっかり押してほしい」と望まれる方が多いです。

 

 

ただ強い刺激をずっと受け続けてきた背中は、いわば「防御力」がアップした状態になっています。

感覚が少し鈍くなり、時間をかけて強く施術してもかえって反応が出にくくなっていることがあるのです。

 

そのためお客さまは「もっと強く!」となりがちですが実は「圧の強さ」と「コリのほぐれ度」は必ずしも比例しません。

 

当店ではそういった体の仕組みを頭に入れつつ、可能な限り「しっかり押してほしい」というリクエストにもお応えしながら、効果的な場所(肩甲骨の外側、脇まわり、三角筋、腕や手首、肋骨部分など)を選び、強弱のメリハリのある心地よい圧をかけていきます。

 

 

肩甲骨はがしに関する「よくある質問(Q&A)」  

 

 

お客さまからよくいただく、肩甲骨はがしについての疑問にお答えします。

 

Q. 肩甲骨はがしのときに、事前の可動域検査はありますか?  


 

A. はい、ご要望に合わせて検査を行いますが当店では結果の数値自体を過度に重要視していません。

 

一般的な整体院などでは、以下のような4つの可動域チェックがよく行われます。

 

  • 背中で手を組む(上下から手を回して握手できるか、左右差はないか)
  • 背中で合掌(手のひらを合わせる)ができるか
  • 体の前で手と肘を合わせたまま、どこまで上に動かせるか
  • 「気をつけ」の姿勢から、腕を真横から上げてどこまでスムーズに動くか

 

これらができないと「体が悪い、硬い」という見方もありますが当店ではあまり重要視していません。

 

なぜなら、これらの動作は余裕でクリアできるほど柔らかいのに実際にはひどい肩こりや痛みに苦しんでいるお客さまが本当にとても多いからです。

 

※もちろん「可動域を上げてこれらができるようになりたい!」という具体的なご要望には、施術の中で喜んで対応しております。

 

 

Q. 肩甲骨が動くようになれば首こりや肩こりは必ず楽になりますか? 


 

A. お客さまの体のタイプによって、「はい」の場合と「いいえ」の場合があります。

 

【はい】の場合(お体が硬いタイプの方)

 

全体的に体が硬い方は、肩甲骨の動きも著しく低下していることが多いです。

 

首こり・肩こりの大きな引き金となっている肩甲骨まわりに柔軟性が出ることで症状が和らぐケースが多々あります。

 

 

【いいえ】の場合(お体がもともと柔らかいタイプの方)

 

もともと関節が柔らかく、最初から肩甲骨がよく動いたり内側に指がすんなりかかったりするタイプの方です。

 

この場合、原因は肩甲骨以外にあるため必要以上に肩甲骨だけをはがそうとしても、首や肩のコリの症状には変化がないことがあります。

 

 

Q. 肩甲骨だけ柔軟性があっても、良くならないってことですか? 


 

A. はい、当店ではそのように考えています。

 

その方の肩こりの大きな原因が「肩甲骨の固さ」そのものにあるなら一般的な肩甲骨はがしだけで良くなることもあるでしょう。

 

 

しかし鎖骨や腕の骨、肋骨など、肩甲骨以外の場所に本当の原因が隠れている場合。

 

肩甲骨まわりだけをいくらたくさんほぐしてもらっても、状態は「あんまり変わらない」ということになってしまいます。

 

 

押し方の上手下手ももちろんありますが。

 

それ以上に大切なのはその人の体のどこに「本当に必要な施術ポイント」があるのかを正確に見つけられるかどうか。

その見極めが施術の効果を大きく左右するのです。

 

 

おわりに:安全で信頼できる施術のために 


 

体をお預かりする施術者として私が特に重要だと考えているのは以下の3つの約束です。

 

  • 力任せにやり過ぎないこと
  • 可動域を広げること(指をかけること)だけにこだわり過ぎないこと
  • 施術が持つリスクや危険性を、プロとして正しく知っていること

 

(他店さんも含めて)肩甲骨はがしの施術を受けているときに、何か不安になったり気になることがあればそのまま我慢せず、施術者の方に直接確認してみることをおすすめします。

 

ご自身の体の安全を守るためにも、それが一番安心ですからね。

 

 

 

日当たりのよい清潔な整体院の中で体が持つ力を信じて静かに佇んでいる整体師の水彩風イラスト

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

肩甲骨を整えることは長年の肩こりから解放されるための第一歩です。

 

 

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【この記事を書いた人】 

 

整体師

松本健之

 

JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。

独立して池袋整体ゆっくりをオープン。

数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。

ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。

 

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