プロ野球選手が自律神経失調症を理由に引退したり、会社で最近見かけないなと思っている人が自律神経の病気で休んでいる。
そのようなことから言葉自体を耳にしたことがある人も多いと思います。
責任感が強い真面目な人ほどなりやすいとか、ストレスや疲労の積み重ねによっておこるものとかいろいろなことがいわれます。
肩こりや腰痛は整体のイメージがあっても、自律神経失調症に対して整体でできることはあるのか考えてみたいと思います。
自律神経失調症は病院での検査で問題がみられなかったときにつけられることが多いですが、正式な病名ではありません。
生命にかかわる調整をしてくれている自律神経の働きが乱れたときにあらわれるカラダの不調な状態をあらわしています。
血液検査やレントゲンなどの画像検査によって大きな病気がわかることがあるので、検査はとても大切なもの。
長引く不調の場合まずは病院に行くことをおすすめします。
たださまざまな検査をしても原因がはっきりとわからないのに辛い状態が続いている。
そんなときに考えられるものとして出てくるのが自律神経失調症です。
自律神経とは意思とは無関係に24時間休まずに働いてくれている神経のこと。
通常カラダに大きな問題がなければ指に力を入れることはできても(運動神経)、目にゴミが入ったときに出る涙の量まではコントロールできません。
もう少し詳しくいうと生物が持つ植物作用(呼吸・循環・消化・吸収・排泄・生殖・分泌や栄養)を無意識にコントロールして生命維持に関わる神経のことです。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は活動するときに、副交感神経はリラックスするときや身体のメンテナンスのときに働きが強まるのはよく知られています。
戦ったり逃げたりするために必要な働きなので、食べたものから栄養を吸収していらないものをうんちやおしっこで出すのは後回しになります。(ホームでも呼吸・排泄・睡眠の質を高めることを書いてます)
また戦う・逃げるといった選択を素早くしないと原始時代は命の危険にさらされるので余計なことを考えることはできません。
交感神経が緊張しているとモノの見方も白か黒かといった極端になりがちです。
リラックスしているときに排泄しやすくなって、眠りやすくなります。
ただリラックスしすぎると活動するためのエネルギーが出しにくくなるので、だるさが続いたり疲れを感じやすくなります。
大切なのはバランスです。
どちらかだけが働きすぎていると神経のバランスが乱れるのでカラダに不調が出てきます。
活動するときには交感神経が働きやすくなって、休むときは副交感神経が働ける状態であることが理想です。
自律神経は全身の器官(心臓や肺など)をコントロールしているために、バランスが乱れるとカラダのあちこちにさまざまな症状がでてくると考えられているのが特徴です。
自律神経失調症でお困りの方のなかには、いくつかの症状を合わせ持つことがあります。
なかなか改善しない頭痛の原因が、筋骨格でなくて自律神経だったなんてこともあります。
全身をコントロールしているために頭に症状が出ると頭痛・頭の重さ、耳なら耳鳴り・めまい。
肺だと息苦しさ・咳こみなどで、全身になるとだるさや慢性的な疲労感・不眠・のぼせ(顔がほてる 頭がぼーっとする)と症状は多岐にわたります。
また昔からカラダとココロはつながっているといわれるように、カラダの不調はメンタル面にも影響を与えます。
辛い状態のときに穏やかでいたり前向きになることは難しいために睡眠の質や生産性も下がります。
精神的な症状としてはイライラや焦り・怒り・悲しみや落ち込み・不安感・気分の波が大きいなどがあります。
そのことからひとりで抱え込まずに、心療内科など心の専門家に相談することも大切です。
よくいわれるものとして疲労やストレスの重なり・性格的なもの(几帳面・真面目・責任感が強い)や感受性の強さ(刺激に対して敏感・繊細である)などがあります。
そのようなことが原因ともいえそうですし、そもそもが自律神経のバランスが崩れているからカラダとココロが不調になっているともいえるかもしれません。
仕事上でのストレスが原因だからと会社を辞めるのも1つの方法ですし、生活できなくなるのでそれは現実的ではないという人もいるでしょう。
さまざまな症状のすべてが自律神経の乱れを原因としたものとはいえませんが、 不調をかかえたカラダを薬以外に指圧やもみほぐしや関節の矯正といったやり方でなく整えていくことも必要です。
ボウエンテクニックとは?でも紹介してますが、ボキボキと音を鳴らしたり、強く身体をひねったりするような手技でなく自律神経に働きかけるような痛みのない整体もやってます。
交感神経の緊張が高まっている人のなかには、刺激に対して過敏になっていたりすることがあります。
足裏やわき腹のような部位でない腰や太ももなどを触れたり押されたりするのがくすぐったく感じるのです。
触れただけでも強い痛みがあるのと同じように、くすぐったさも異常を知らせるカラダからのサインです。
そういったことが理由で整体を敬遠している方にも受けてもらえるように、刺激を入れる時間や部位を最小限にしてお客様のカラダにかかる負担を減らしてます。
この整体の目的は筋肉をもみほぐすことや気持ちよさを与えることにはありません。
日常生活のなかで疲労している脳や身体が休まるようにやさしく働きかけます。
強い刺激はヒフの抵抗にあいやすく、カラダを守ろうとする防御反応が起こりやすくなります。
痛みに対してマイナス感情を持っている場合、触れられることに抵抗感があるので整体を敬遠する人もいます。
そのような方にも効果が期待できるのには大きく3つ理由があります。
自律神経に働きかけられることで高まり続けた活動するための神経が落ちつき、休息の働きをしている神経とのバランスが取れやすくなるのでカラダが整います。
動きやすくなったり、呼吸が楽になったりなど。
触れる部位や時間が少ないのもこの整体のめずらしいところですが、それはたくさん押されると脳がどれを優先させていいのか困るから。
ささやくような小さな声に対しては聞きとろうと反応するものです。
上の文章は「おやっ?」と気になったのではないでしょうか。
文字の大きさが他と比べて小さいことで、脳が反応しやすくなるからです。
必要最小限の刺激によって滞っているところのつまりが取れ、神経伝達の流れが良くなっていく。
カラダに備わっている自然治癒力が発揮しやすくなるのが目指すところです。
施術後も48~72時間のあいだ整体の効果はゆっくりと続いています。
施術の当日はよくわからなかったけれど、翌日からラクになったりすることがあります。
マッサージされて気持ち良かったという手技とはひと味違うところ。
そこがボウエンテクニックの特徴です。
ほぐされて気持ちいいけど今通われている整体院でカラダの変化が感じにくい方もいて、さらに不眠となると問題は切実です。
自律神経の乱れによって胃腸の不具合からおこる下痢や便秘・慢性的な腹痛の症状や息苦しさ・動悸などは命に関わる重大な病気とまではいわれません。
ただそれらがあると確実に日常生活のクオリティは下がります。
出かけるのがおっくうになったりして行動範囲が狭くなり、気持ちの面でもさまざまな影響が出てくることも考えられます。
自律神経という生命維持にとって重要なもののバランスを整えるのは簡単ではありません。
長年お悩みの方ほど回復していくまでに時間がかかることもあります。
それでも今より少しでも楽になりたいと望まれる方は、お気軽にお問い合わせください。
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