池袋で腕のこりや痛み・重さだるさ・疲れの解消で人気の整体院┃池袋整体ゆっくり

腕こり(腕の痛みやだるさ重さ・疲れ・しびれ)の症状


更新日 2022年7月7日 

【はじめに】

 

スマホが生活必需品となったことで『スマホ肘』なる言葉が出てきました。

肩だけでなく、腕や肘にも負担がかかっているのが現状です。

 

腕も痛みや重さ・疲れが出るのですが、自覚できるかは別の問題。

腕よりも肩のほうに意識が向きやすい傾向があるからです。

 

ただ次のことは知っておいてください。

 

それはトーマス・マイヤース氏の提唱する『アナトミートレイン』。

 

筋膜のつながりを示した地図のなかにアーム・ラインというのが4つ出てきます。

指から前腕を通って、肩と首へいくラインを示したもの。

 

このことからも腕の施術は大切です。

 

このページでお伝えしたいのはこの2点。

 

  • 手首や腕が痛い状態で生活すると首肩こりにつながること
  • 腕を施術することで酷い肩こりが和らぐこともあること

 

それでは先をお読みください。

池袋整体ゆっくりのオープンのボードとスマイル缶の画像

こんな症状でお困りではありませんか?

  • 腕時計やブレスレットをつけられない (手首や腕肩が辛くなるから)
  • PCを使う時間が長く、マウス操作で指や手首・腕が痛い、重い、だるい
  • 手首が気になるので、ぶらぶら振りたくなる
  • 腱鞘炎まではいかないけれど、指が痛いことが多い
  • 鞄を片手で持つのが最近キツくなってきた

 

以上は一部です.

腕に症状があると日常生活の質は下がってしまいます。

 


腕こり(腱鞘炎、手根管症候群など)

【腕こりとは】

 

肩こりをもじってつけたものですので、今はまだ一般的ではないと思います。

 

腕こりの「腕」は、手首から肩のつけ根までの広い意味で使っています。

スマホ肘や腱鞘炎なども広い意味での腕こり。

 

そんな位置づけです。

 

スマホやパソコンの使用で腕の症状にお悩みの人が増えていくとき。

「腕こり」という言葉が当たりまえになる将来があるかもしれません。

 


【指や手首の有名な症状】

 

指が痛くて腫れている・動かしにくいとき。

 

まず考えられるのが、腱鞘炎(けんしょうえん)です。

反復動作による指の使い過ぎによるものが原因とされています。

 

パソコンのキーボードを打つ時間が多いとか。

文字を書く時間が長い・楽器の演奏などです。

 

 

指のしびれが気になるときに多いのが、手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

反復動作や手首の骨折などが一般的ですが、はっきりとした原因はわからないようです。

 

池袋整体ゆっくりでは、前腕という手首から肘にかけての2本の骨がうまく使えないこと。

それも上記2つの症状に影響すると考えています。

 

前腕には、指を動かすための筋肉がたくさんついているからです。

 


指や手・手首・腕のだるさや重さ痛みの原因

【尺骨と橈骨の代表的な動き】

 

少し専門的な話になりますが、腕は解剖学的に次のように区別されます。

 

  • 手首から肘までを前腕(骨は2本 尺骨と橈骨)
  • 肘から肩までを上腕 (骨は1本 上腕骨)

 

前腕にある2本の骨をみてみましょう。

 

小指側にある骨(尺骨)を軸にして、親指側の骨(橈骨)がひねられ腕は動きます。

ドアノブや工具のドライバーを回すときなどに使われる動きですね。

 


骨格模型で上腕骨と前腕をしめした画像

【上腕骨と前腕の図】

 

それぞれ1本と2本で骨の数が違います。

骨格模型で尺骨と橈骨をしめした画像

【前腕の2本の骨の図】

 

手のひらを向けてます。

骨格模型で回内動作をしめした画像

【前腕の回内の動きの図】

 

小指側の骨を軸にして、親指側の骨が動きます。

手のひらを下(床)に向けてます



【回外と回内の2つの動き】

 

  • 前へならえの姿勢から手のひらが上を向く動きが回外 (お盆を手のひらに乗せる形)
  • 前へならえの姿勢から手のひらが下を向く動きが回内 (ヨーヨーをするときの手の形)

 

という動きの名称になっています。

 

どちらも90度動けますが、手首に比べると動きが重いためうまく使えない人が多い部位。

(自覚はないことがほとんど)

 

すると手首を使いすぎ負担がかかる、手首の関節がゆるくなる傾向があります。

 

動けずに硬いところと、動きすぎて柔らかいところができるとき。

その差によって身体は故障するリスクが高まるのです。

 


【前腕がうまく使えないとき】

 

指や手首・肘・肩の負担が間違いなく増えます。

 

働けていないところを補おうと、頑張ってしまうからです。

カバーするのは身体の働きとしては自然であり有り難いこと。

 

ただそれが長く続く場合。

腕の重さや痛みだけでなく、首の痛みや肩こりにつながっていきます。

 

尺骨と橈骨の動きは肩甲骨とリンクしてるのも重要なポイント。

腕がうまく使えていないと肩甲骨の動きも制限され、呼吸にも影響が出てくるのです。

  


【肩甲骨まわりのほぐしだけでは不十分】

 

整体院で肩甲骨周りをほぐしてもらうとそのときは楽になる。

けれどすぐに首肩が辛くなってしまったりするとしたら?

 

  • 日常的に酷使された腕の疲労
  • 手や腕の力みや過緊張
  • 効率の悪い腕の状態

 

これらに問題がある可能性もあります。

 

だからいつものパターンで指や腕を使うとき。

首肩に負担のしわ寄せがいくのですね。

 

【関連記事】『力が抜けない』


ストレッチとは違う池袋整体ゆっくりの施術

【辛い部分をしっかり施術してほしい】

 

「肩や首よりも辛さのある腕をしっかりと施術してほしい」

 

そんなリクエストをいただくことがあります。

他店さんで腕の施術を受けた方から以下のような声が聞かれました。

 

  • 「腕の施術を長めに」とお願いしたのに、肩や背中の流れのなかでオプション的に軽めにやられて終わり
  • 「しっかり強めに腕をマッサージしてほしい」と伝えたのに、さらっとなでるような施術で終わり
  • 素人ながら施術のポイントがずれているように感じてしまい残念

 

身体は全身でつながってるから、骨盤の歪みや背骨の調整を優先しましょう。

 

整体院行くとそれよく聞くけど。

数回通えればそれもいいのだろうけど。

 

先のことはわからない初回のとき。

まずは辛い部位である腕をメインで整体してほしいんですよね。

 

腰の場合はそこだけを集中するのは危険なことがあるのでやりませんが。

腕はとくに問題ないので希望があれば、時間をしっかりかけるようにしています。

 


【腕の施術を受けられたお客様の声】

 

肩や腕の症状が重い人の場合。

1回の施術で腕や肩がスッキリ!とはいかないこともあります。

 

そこまで重症ではない人の場合。

ふだん施術されない部位が整うことで、喜びの声をいただいてます。

 

「こういう腕の整体ははじめてで面白かった」

「腕をこんなふうに押されたり、動かされたことはなかったから新鮮な感じ」

「力がすごい抜けて自分の腕じゃないみたい」


【腕の整体 施術の一例】

 

独特な指の形をいくつかご用意してます。

それをお客様につくってもらいながら、手と腕の軸が整うように地味な施術をしています。

 

施術により前腕の動きや状態を整えるメリット。

不快感をつくるいつもの身体のパターンが崩れて、幅が広がること。

 

骨の構造にそった動かし方がしやすくなります。

施術のあとも、セルフケアとして続けられるとさらに効果的ですよ。

 


【故障やケガを予防しましょう】

 

ムリの少ない効率的な動き。

腕にとって負担の少ない使い方。

 

それらを早めに身体が学習することで故障やケガの予防につながります。

デスクワークの皆さんも整体師も長く仕事を続けていくためにも必要なことですよね。

 


【おわりに】

 

自分の困っていることで検索して解決法がないかを探してみる。 

そこで見つけた方法をあれこれ試してみたけど、どうにもしようがなくなったとき。

 

整形外科をはじめとした医療機関に足を運んでみる。

これは大切なことです。

 

そこで必要な検査や処置をしてもらったけど、なかなか改善されないとき。

保険が使えない整体院の出番となります。

 

 

背中と違い自分でも押せる場所。

それが腕です。

 

だからお客さまは2つに分かれます。

 

  • 腕はいいや、時間がもったいない
  • 自分では出来そうでできない、それに押すの疲れるし

 

腕こりのページを見つけていただき、遠方から来店された方もいました。

ご常連の方でも「腕は少なめでいいよ」のケースもあります。

 

面白いですね。

 

池袋整体ゆっくりオープンのボードとスマイル缶の画像

【記事を書いた人】 松本健之