池袋東口4分の整体院│首肩こりで強いストレスがある人に見られる傾向
【はじめに】
2021年 4月
こんにちは。
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
JCC池袋整体院で勤務していたときにお世話になった先輩。
肩こりで学んだことの数々。
備忘録的なものとして整理してみました。
首肩こりが強い人
【からだの状態】
首や肩のコリが強い人の傾向のひとつ。
それは先輩いわく「からだのなかにため込まれたものが外に逃げられない状態」であるのだと。
- 汗をかくことで熱を逃がす
- いらなくなった水分や消化された残りものをトイレで外にだす
一例ですがからだにとって大切な上記のようなことがしにくくなっている。
それと似ているかもしれないと思いました。
【ほぐし方のポイント】
施術経験が浅いときにやりがちなことのひとつ。
それが「硬さに勝とう」としてひたすらゴリゴリ強く押すことだったりします。
- 強く押せばほぐれる
- 強く押さないとほぐれない
先輩いわく、「そうとは限らないからね」と。
つづけてこんな意味の言葉を口にしました。
「押し込むように強く揉めばいいってもんじゃないんだよ」
「その行き場のないエネルギーの固まりのようなものを、上手に圧をかけることで外へ逃がしてあげる感じ」
「それがね、ほぐれるということ」
具体的なやり方は省略しますが、いまでも技の引き出しのひとつとして大切にしています。
【合わせて読みたい記事】
【締めつけられるものが苦手】
いろいろなお客さまからお話を聞いて、コリが強い人に見られる傾向があるように思いました。
例えば「締めつけられるものを避ける」こと。
- タイトな肌着
- 首を覆うもの(タートルネックの洋服・マフラー)
- 腕時計
【首からぶら下げるものが苦手】
あとよく聞かれるのが「首からぶらさげるものが苦手」という方。
- 社員証
- ネックレス
社員証は首からかけずに、仕方なく手で持っていたりするようです。
オシャレはしたいけど、首が苦しい感じがするので襟元は着飾れないなど。
「たぶん、他の人にとってはたいしたことではないんですよね」とお話されます。
そんなに重くないですもんね、だけど・・。
そのあとに続くのが以下のような言葉。
「何か気になってしまう」
「ストレスに感じてしまう」
「首に負担がかかっている気がする」
「喉まわりを軽く圧迫されているような感じがする」
【肩こり以外の不快な症状】
首肩こり以外にも、不快に感じられている共通する症状をいくつか挙げてみます。
- 喉がしめつけられている感じがする (施術でも喉まわりは触れてほしくない)
- 腕の重だるさ (左右差が大きくて、辛いほうの腕は自分のものではないみたい)
- 手の指に力が入れにくい・ものをつかみにくい・握力が落ちた
- 指を動かせるがなんとなくぼやけた感じがする
- 腕や手を使ったあとは、肩を回したり腕を振りたくなることが続く
- 肩に重たいものが乗っている感覚が消えない
肩こりの原因を分析
【動かないポイント】
あるお客さまは、ご自分の肩をこう分析されました。
肩を動かしたとき。辛さのある側の肩は「どこかのポイントで止まっている感じ」がする。
硬さの出ているところを「筋力で無理やり潰しながら動かしている」ように思うんです
それを日常のなかでは無意識に繰り返している。
だから痛くなるし、こってくるし。
疲れてくるんだろうなあと。
【左右差が大きくなると不調につながる】
ご本人は問題なく動けていると感じている。
施術側からするとうまく働けていないところが見えたりする。
これも「整体あるある」です。
バランスの左右差をなくすのは難しい。
多少はあっても自然ですが大きくなりすぎた場合。
不調につながりやすくなるのでご注意を!
動きやすいところは使いやすい。
だから使いすぎてしまうのですがその自覚はないのがふつうです。
なので無理はせずに。
「ふつうに」動かしている「つもり」なのになんで肩が痛くなるのかが不思議。
「歳ですかね?」
そんな声もよく聞かれます。
【合わせて読みたい記事】
【おわりに】
筋肉の硬いところを緩める、ほぐす。
これは肩こりを和らげるために有効なやり方ですが、個人的に大切に考えているのがこちら。
- 使いにくくなっている部位に気づいてもらうこと
このあたりが動きにくいのでこっちに負担がかかっているんだ。
ここがサボっているから別の部分が頑張りすぎて疲れちゃってるのかなど。
こんな考え方もあるんだ、と受け取ってもらえたら嬉しいですね。
正解はひとつではありませんので。
それでは今日も平穏な1日でありますように