情報更新日:2026年6月25日

池袋で自律神経・骨盤を整えるボウエンテクニック|アセスメント講座の記録│池袋整体ゆっくり 

ボウエンテクニックのアセスメント講座 


 

オーストラリア発祥の本格的な徒手療法「ボウエンテクニック」。

 

基礎講座に続き、さらに一歩進んだより実践的な「アセスメント講座」の2日間の全カリキュラムを無事に修了。

認定の修了証をいただくことができました。

 

 

欧米の最前線でいまもなお研究と研修を重ねられている講師の古寺ミト先生について。

 

普段はアメリカに在住されているため、日本へ来られる機会は非常に限られています。

 

世界基準の最先端の手技や理論に触れられるこのチャンスを逃すわけにはいかない、というわけでその進化の記録をここに書いてっみました。

 

ボウエンテクニックの研修会場・施術室のベッドとソファがある風景の写真

世界基準の技術は日々進化する。「仙腸関節」から「尾骨」へのアップデート 


 

今回の2日間の講習会の中で、私の記憶に最も強烈に焼き付いているエピソードがあります。

 

数年前に初めてこの手技を習ったときは「仙腸関節(骨盤の関節)のテクニック」として指導されていたものについて語らずにはいられません。

 

わずか5ヶ月前の講習の段階で、体への大きな変化を促す「尾骨(びこつ)のテクニック」へと形を変えていたのですが、今回の講座ではそのやり方がさらに進化を遂げていたのです。

 

 

世界で実践されているボウエンテクニックの内容は日々レベルアップしています。

 

時間が経っても変わらない普遍的な本質もあれば、臨床データに基づいてより洗練され改良されていく手技もあります。

 

技術が進化していくことは、より高い効果をお客さまに還元できるため施術者としてこれほどありがたいことはありません。

 

 

 

「あれはもうやらなくてもいいです」講師の言葉に隠された真実 


 

しかし…

 

本音を言えば前回あれほど時間をかけて説明を受け反復練習した内容が初日の段階で「過去のもの」になるのは少し寂しい気持ちもありました。

 

講師のミト先生がさらりとこうおっしゃったのです。

 

「あのやり方はもうやらなくても大丈夫ですよ」

 

私の心の中は「ええっ?(汗)」という驚きでいっぱいに。

 

 

おそらく、場にいた他の参加者の皆さんも全く同じ思いだったはずです。

 

そこで私は疑問をそのままにせず、すぐにその場で質問を投げかけてみることにしました。

 

「なぜこれまでのやり方を手放していいのか」

「どうして、今回の新しいアプローチのほうが優れているのか」

 

 

その明確な理由と解説を聞いた瞬間。

 

「なるほど、そういうことか!」と深い納得(腑に落ちる感覚)へと変わりました。

 

 

構造的な「テコの原理」から紐解く骨盤ケアの新しい可能性 


 

ミト先生の解説はロジカルでした。

 

「尾骨」という骨の特性を構造的な視点から捉え直し、物理的な「テコの原理」を思い起こしたとき。

 

今回の新しいやり方のほうが体に負担がなくかつ理にかなっていることが理解できたからです。

 

 

前回教わったアプローチの効果はそのままに、より最小限の刺激で最大の効果を引き出せるように見事にアップデートされていました。

すごいですね。

 

 

もちろん、前回学んだことが無駄になったわけではありません。

 

  • 尾骨が全身に与える影響力の大きさ
  • 体全体をみる視点など

 

本質的な土台はすべて繋がっています。

 

 

やり方が変わったと言っても、骨盤の重要ポイントとなる部位への「触れ方」や「意識の向け方」がさらに洗練されただけ。

 

理由が分かれば気持ちの切り替えは簡単で、参加者の皆さんもすぐに新しい手の感覚に馴染んでいきました。

 

 

 

アセスメント(検査・評価)を大切にする理由 


 

そもそも施術を始める前に何よりも必要なこと、それが「アセスメント(事前の検査や評価)」です。

 

当たり前のことと思われるかもしれませんが、ここが整体の成果を分ける分岐点になります。

 

 

アセスメントをせずに施術を始めるということはルート検索(ナビゲーション)を一切せずに、勘だけで見知らぬ目的地まで行こうとするようなもの。

 

たまたま運が良ければ近くまで辿り着ける可能性はゼロではないかもしれませんが。

現実的ではありませんし何より大切なお客さまの体をお預かりする上で、そんな危険な真似はできません。

 

 

だから目的地までの「地図」にあたるアセスメントが不可欠なのです。

 

 

以前からこの地図自体は手元に持っていたものの、その本当の活かし方や奥深さをこれまでの臨床で10割は引き出しきれていなかったことが今回の講座で判明。

 

「お客さまの体や症状を、どのように多角的に見るのか」

「全身のどこに、痛みを引き起こしているメインの原因が隠されているのか」

 

 

このリアルな地図の活用術をマスターするには体に触れ合う実技の場が不可欠。

 

そこで座学でみっちりと理論や臨床の考え方を脳に叩き込んだ後は、お待ちかねの実技講習へと移っていきました。

 

 

一人ひとりの参加者をリアルな臨床モデルに見立てた実践的な形式で講習は進んでいきます。

 

 

 

テクニックの数に溺れない。「100の技」より「5つの本質」 


 

腹斜筋(お腹の横の筋肉)や尾骨に対する新しい応用テクニックもいくつか増えて参加者のやる気もマシマシに。

 

しかしミト先生は重要なことをボツリ。

 

「本当に大切なのは知っている手技の数ではありませんよ」

 

 

この言葉はグッときましたね。

 

たくさんの引き出しを持っていればそれだけで安心、というわけではなく。

限られたテクニックを「いかに正確に最適なタイミングで活かしきれるか」が最重要だということ。

 

過去に習った基本の技術に磨きをかけ続ける必要があります。

 

 

「このお客さまの体に本当に必要な場所へ、適切なテクニックを選択できているか」

 

 

ここがあやふやなまま、なんとなく全身を施術してしまうと現れる効果も「ぼんやり」とした頼りないものに。

 

反対に適切なアセスメントに基づいて的確に指をあてることができれば、たとえ施術直後に派手な劇的変化がなかったとしてもその後数日をかけて、体は自ら緩やかに整っていきます。

 

 

その不思議で素晴らしい変化のプロセスを自分の体で講習中リアルに体験させてもらえました。

 

 

 

腎臓・大腰筋・梨状筋アプローチに眠る、さらなる「伸びしろ」 


 

今回の講座の進化は、尾骨だけにとどまらずに。

 

腎臓(じんぞう)や大腰筋(お腹の奥のインナーマッスル)、梨状筋(お尻の奥の筋肉)といった自律神経や慢性腰痛に直結する重要部位へのアプローチの局面です。

 

ボウエンテクニック特有の「独特な手技」を加える必要があるのですがここにもまだまだ伸びしろが隠されていて。

 

 

効果をさらに高めるための具体的な身体の使い方や繊静なコントロールのやり方をミト先生が目の前で実演してくれましたよ。

 

 

 

独りよがりの「やり方の真似」に潜む落とし穴


 

ボウエンテクニックの真髄(おおげさか)はほんの少しの差にあります。

 

たとえば指をあてる「角度」や皮膚にかけていく「テンション(圧の強さや方向)」がほんのちょっと変わるだけで、施術の後に現れる効果が段違いに変わってくるから。

 

この手技の最大の強みであり、同時に難しさでもあるとこですね。

 

 

 

先生があまりにも簡単に流れるように施術しているのを見ているとき。

 

受講生は「自分も同じようにサクサクやりたくなる」ことがあるので注意が必要です。

 

あと表面的な形だけマネして、同じようなことができている「つもり」が中身は全くの「別もの」になってしまっているケースが多々あるのでこれも自覚しないといけません。

 

単なる手順の真似事では、技術の本質から外れてしまい独りよがりの施術になってしまうから。

 

 

 

 

 

「最小限の圧」が生み出す、体に備わる自己調整の力 


 

今回の実技講習では、以下のような素晴らしい臨床の現場をリアルに目撃することができました。

 

  • 過去の交通事故によって、首の慢性的な不調が長く続いていた状態が驚くほど楽になられたケース
  • ギュウギュウと強く押される施術が苦手な方でもボウエンの優しいアプローチなら安心して受けられていたケース

 

これら多数のモデルケースを動画や教科書ではなく目の前で「リアルな事実」として見学・確認できたことは非常に大きな収穫でした

 

 

 

 

「もう少しボウエンテクニックのことを知りたいな」という方はぜひこちらのページも参考にしてみてくださいね。

 

👇「もみほぐさない だから からだが楽になる」が当店でのモットー

ボウエンテクニックの具体的な施術の流れや期待できる効果など紹介してます。

[自律神経を整えるボウエンテクニック]

 

 


【この記事を書いた人】 

 

整体師

松本健之

 

JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。

独立して池袋整体ゆっくりをオープン。

数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。

ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。

 

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