変形性膝関節症・ひざの痛みに 
(膝にかかる「ねじれ負担」を丁寧にケア)


駅の階段を前に気になる膝に自然に手をあててしまっているシニア女性の水彩風イラスト

 

 

「階段を下りるのが怖くて、ついエレベーターを探してしまう……」

 

 

「床から立ち上がるとき、何かを掴まないと膝が抜けるように痛い」

 

 

 

毎日お出かけや家事をだましだまし頑張りながら、そんなふうにひとりで膝の痛みを抱えていませんか?

 

あなたが本当にツラいのはたぶん、ただ「足が痛い」ということだけではないですよね。

 

 

 

駅や歩道橋の階段を見るだけで憂鬱になり、下りるときの「ピキッ」とくる痛みが怖くて遠回りだと分かっていてもエレベーターを探してしまうこと。

 

立ち上がるときに無意識に「よっこらしょ」と近くの壁やテーブルに手をつき、周りに老けた印象を与えていないかと少し切ない気持ちになること。

 

 

そして何より病院で「軟骨がすり減っているから年齢のせいですね」と突き放され「もう一生この痛みと付き合うしかないんだ……」と大好きな旅行や趣味を諦めかけている悔しさ。

 

 

そんな誰にも言えない日々の焦りや諦めの気持ちを抱えている方をみてきました。

 

あなたの膝の痛みは、決して年齢のせいだけではありません。

 

 

痛みをかばって歩くうちに太ももや股関節がガチガチに緊張して、膝の関節をギュッと引っ張ってしまっていることがあります。

 

 

「もう歳だから……」と諦める前に。

 

まずはその頑張りすぎた足の緊張をいっしょに「ゆっくり」緩めていきませんか?

 

 

 

膝が痛むとき、当店ができること   

膝はふたつの関節に挟まれた「中間管理職」〜変形性膝関節症と診断された方へ〜   


 

整形外科のレントゲン検査などで「変形性膝関節症」と診断されたり「軟骨がすり減っている」と言われるとき。

どうしても膝の関節そのものに原因があると思ってしまいがちです。

 

しかし解剖学的にからだの構造をみると少し違う景色が見えてきます。

 

人間の脚において、膝は上にある「股関節(骨盤)」と下にある「足首(足関節)」に挟まれた中間の部位です。

上の股関節と下の足首は本来「自由にぐるぐる回せる構造(球関節など)」をしています。

 

 

それに対して膝は「基本的にはドアの蝶番(ちょうつがい)のように、曲げるか伸ばすかの一方向しか動けない構造(丁番関節)」をしています。

 

 

ここに、膝痛の隠れた原因があります。

 

 

もし足首の関節が硬くて地面からの歩行衝撃を吸収できなかったら。

 

骨盤の歪みによって股関節の動きが狭くなり、脚の軸がズレてしまっていたら。

 

本来は回るはずの「上下の関節(股関節・足首)」がサボってしまった場合。

そのしわ寄せはすべて、まっすぐにしか動けないはずの「膝」へと集中してしまいます。

 

その結果、膝が無理やり「ねじられる」ようなストレスを受け続けることであの階段を下りるときのピキッとした痛みや不調が生まれると考えられています。

 

 

だからこそ当店では、痛んでいる膝だけでなくその上下にある足首と股関節の連動性を丁寧に整えます。

 

膝にかかる「ねじれ負担」を丁寧に減らしていくことで、痛みの少ないスムーズな身体づくりを目指します。

 

 

 

太ももの筋トレやサポーターだけではなぜ痛みが変わらないの?    


 

よく病院の案内やテレビの健康番組でこういわれます。

 

「太ももの前の筋肉を鍛えましょう(大腿四頭筋トレ)」

「太ももの内側を締めましょう(内転筋トレ)」

 

 

 

また定期的にヒアルロン酸注射を打ったり、膝にたまった水を抜いている方も多いのではないでしょうか。

痛みを防ぐためにサポーターやテーピングでガチガチに固定してしまう方も少なくありません。

 

もちろん、筋肉にかかる負担を一時的に保護することは大切な役割です。

 

 

しかしそれだけではなかなか状態に変化が見られないことがよくあります。

 

なぜならどんなに十分な筋肉量があっても、それが歩くときに「タイミングよくバランスを崩さずに連動して働いてくれるかどうか」は別のお話だからです。

 

からだを動かすとき、筋肉は単体ではなくまるでオーケストラのように全員で息を合わせて機能します。

 

膝の不調を抱える方の多くは一部の筋肉(大腿四頭筋など)が頑張りすぎてガチガチに硬くなり、逆に本来働くべき筋肉がサボっているという「バランスの乱れ」が起きています。

 

 

大切なのは筋肉の強さ(筋力量)ではなく、全体の調和(連動性)。

 

 

頑張りすぎた筋肉の緊張を緩め、サボっている筋肉が本来の働きを取り戻すようサポートする。

そうして脚全体のチームワークを再構築することで、サポーターに頼りすぎなくても膝にかかる負担を自然と軽減できる身体を目指していけるのです。

 

 

 

日常生活の中で意識したい身体に優しい足のケア    

やみくもなウォーキングを一度見直してみる    


 

「足腰が弱らないように、膝が痛むけれど毎日1万歩を目標にがんばって歩いています」

 

ご来店されるお客様から、このようなお話を本当によく伺います。

 

その前向きで一生懸命な姿勢は本当に素晴らしいものです。

 

 

しかし脚の軸がズレた(ねじれた)状態のままでやみくもにウォーキングを続けるのは、かえって特定の関節や軟骨に強い負担をかけ続ける原因になってしまいます。

 

それはまるで、タイヤのホイールバランスが歪んだ車のままで、無理に長距離ドライブを続けているような状態です。

 

 

痛みをだましだまし我慢して歩くのではなく、まずは施術によって「関節が正しく連動して動く状態」を作ること。

そしてその整った状態で、近所をほんの少しだけ心地よく歩いてみる。

 

その「整った一歩」の積み重ねと適切な荷重こそがあなたの膝にとって負担の少ない、優しいセルフケアになります。

 

 

お散歩の距離や歩数を競う必要はまったくありません。

 

今日の一歩が、昨日よりも少しだけ軽やかであること。

 

 

その小さな安心感をからだに染み込ませていきましょう。

 

 

 

完璧な軟骨に戻らなくても痛みは軽くなる    


 

レントゲン画像に写った軟骨のすり減りや骨の変形は、現時点でのひとつの「事実」ではあってもあなたの痛みのすべての「原因」とは限りません。

 

大切なのは「もう歳だから、変形しているから痛いのは仕方がない」と諦めすぎないことです。

 

偏ったバランスのままで、毎日一所懸命に動かなくてはいけない現状にこそからだの悲鳴が隠れています。

 

 

20代の頃のような関節や筋肉に戻る必要はありません。

 

 

遠回りせずに行きたいお店へ歩いていける。

階段の前でためらわずに、ぼちぼち一歩を踏み出せる。

 

明日からまた、ご自身のペースで心地よく動けるくらいに整っていく。

それくらいで十分だと当店は考えています。

 

膝だけでなく、あなたのからだ全体のつながりを見つめながら一番楽になれるバランスを一緒に見つけていきましょう。

 

 

膝痛が和らぎ公園で散歩、ベンチにこしかけて休憩しているシニア女性の水彩風イラスト

 

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【この記事を書いた人】 

 

整体師

松本健之

 

JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。

独立して池袋整体ゆっくりをオープン。

数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。

ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。