更新日:2026年7月2日

池袋駅東口4分の整体│いかり肩が肩こりの原因?デスクワークの力みを抜く「肘」のセルフケア  

いかり肩が肩こりの原因? 


 

昔、私が整体の学校に通っていた頃いまでも印象に残っている講義があります。

 

 

それはなで肩の反対である「いかり肩」の例えとして、ウルトラ怪獣の『ジャミラ』が登場したときのことです。

 

その時の講師の方は講義のあちこちで話が脱線したり、熱が入るとテンションが急上昇して声が大きくなったり。

顔が赤くなったりするとてもエネルギッシュな先生でした。

 

懐かしく思い出します。

 

 

もしあのとき先生が淡々と教科書通りに話をしていたら私の記憶にジャミラは残っていなかったかもしれません。

 

あの熱い講師の存在感があったからこそ引き出しとして大切に残っているのでしょうね。

せっかくなので当時の記憶を思い出しながら、ジャミラの絵を描いてみました。

 

いかり肩をわかりやすく示した怪獣ジャミラの手書きイラスト

ジャミラにそっくり?いかり肩と肩こりの深い関係 


 

肩こりになりやすい姿勢や状態を表す「いかり肩」の特徴は、すべてこのジャミラに当てはまります。 

 

  • 肩をすくめる
  • 肩をすぼめる
  • 肩が持ち上がる
  • 肩に力が入る
  • 肩がこわばる
  • 肩が緊張する

 

これらを専門的な言葉でまとめると、「肩甲骨の挙上(きょじょう)」「僧帽筋(そうぼうきん)の短縮」という状態になります。 

 

例えばデスクワークでパソコン作業をしているとき。

無意識にこの「ジャミラのような状態」が続いてしまう方はとても多いのです。 

 

ときどきなら問題ないのですがこの状態が長く続くと肩こり以外にも以下のような体に様々な影響が出てきます。 

 

  • 見た目の変化: 首が縮んで短く見えるため姿勢の印象が変わる
  • 筋肉の硬直: 肩甲挙筋(けんこうきょきん)や胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)など首の筋肉が固くなり頭部へのスムーズな血液の巡りを妨げる
  • 呼吸への影響: 胸まわりが圧迫されるため呼吸が浅くなったり、息がしにくくなる
  • 全体の力み: 肩が緊張することで手や腕など他の部位にも余計な力みが伝わり、普段のパフォーマンスが低下

 

 

ストレッチ不要。力を抜く感覚を覚える「筋弛緩法」とは?


 

パソコン作業中に無意識にやってしまう「肩の力み」。

 

そこでストレッチ以外の身近な対処法として知られているのが「筋弛緩法(きんしかんほう)」というセルフケアです。

やり方はとてもシンプル。

 

力みをあえて強調させるためにわざと肩をさらにすくめてギューッと力を入れます。

そのまま数秒間キープしたあと、ストンッと一気に脱力して肩を下げます。

 

これを数回繰り返すことで脳に「力が抜けた状態」を覚え込ませ、肩の緊張をほぐしていく方法です。

とても有名で効果的でもありますが「肩だけ」にこれを行うのは少しもったいないのです。

 

その理由をお話ししますね。

 

 

肩こりなのに「肘」?1本の骨でつながる体の不思議 


 

体の部位として私たちは「肩」と「肘」を別々のものとして捉えがちです。

 

しかし解剖学的に見ると肩の関節と肘の関節はどちらも「上腕骨(じょうわんこつ)」という1本の同じ骨で繋がっています。

 

 

つまり肩の力みをうまく抜くためには繋がっている「肘」も上手にコントロールできたほうが、圧倒的に効率が良いのです。

 

 

デスクワーク中に「あ、いま肩が上がっているな」と気づいたときは筋弛緩法を「肘」でやってみるのがおすすめ!

 

肩の力を抜こうとするのではなくあえて肘を曲げてグッと力ませてからストンと落とす。

肩に繋がる肘や腕全体の力を抜く、とてもお手軽な練習になります。

 

 

また別の方法として、肩はリラックスして下げたまま、肘の固定をふわっと解いて前後左右や上下にほんの少しだけ動かしてみるのも効果的です。

 

 

意識のベクトルを肩ではなくあえて「肘」に向けてあげること。

 

 

これが無意識に体がジャミラ状態になってしまうのを予防する大切なコツのひとつです。

 

何も道具を使わずにその場で工夫してできることはたくさんありますし、私は普段から道具を使って肘や腕のトレーニングを続けています。

 

 

 

おわりに 


 

最後に、少しだけ余談を。

 

冒頭でお話しした熱い講師の方は私が学校を卒業したあと、仲の良かった同期の集まりにも快く参加してくださいました。

 

その席で先生が私に個人的にかけてくれた言葉があります。

それはいまでも私の心の支えであり、大切な思い出として深く残っています。

 

 

あのときの教えを胸に今はここでプロとして活動していることを示す凛と立つ整体師のイラスト

 

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【この記事を書いた人】 

 

整体師

松本健之

 

JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。

独立して池袋整体ゆっくりをオープン。

数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。

ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。

 

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