更新日 2026年7月3日 

強く揉んでも戻る肩こりの原因とは|先輩の教えに学ぶ正しいほぐし方│池袋整体ゆっくり 

先輩の教えに学ぶ肩こりのほぐし方 


 

今回は私がまだ修業の身だった頃、勤務していた整体院でお世話になった先輩から学んだ「肩こりの本質」についてお話しします。

 

 

こんにちは。

池袋整体ゆっくりの松本です。

 

 

 

この内容はいまでも私の技術の引き出しとして、そして施術ポリシーとして最も大切にしている原点のお話です。

 

身振り手振りを交えながら優しく丁寧に語りかけている整体師の水彩風イラスト

首や肩のコリが強い人の傾向:「ため込まれたものが逃げられない状態」 


 

首や肩のガチガチなコリに長年悩まされている方には、あるひとつの強い傾向があります。

 

それは先輩いわく「からだのなかにため込まれたものが、外に逃げられない状態」に陥っているということです。

 

 

人間は汗をかくことで体内の熱を逃がします。

またいらなくなった水分や、消化された残りものは、トイレ(排泄)によって外へと出していきます。

 

これらはすべて、体が健やかに生きるために不可欠なデトックス(排出)の仕組みです。

 

しかし慢性的な肩こりを抱えているお体は、これらと同じように「行き場を失った疲労や緊張のエネルギー」が体内にパンパンに溜まり、外へ逃がせなくなっている状態に酷似しているのです。

 

 

 

首や肩のコリ以外にも現れる「4つの不快な症状」 


 

首や肩が凝っているとき、体は肩の重さだけでなく言葉にできない様々なSOSサインを出しています。

 

当店へお越しになるお客さまからも、以下のような不快な症状をよくお伺いします。

 

  • 喉が締め付けられている感じがする(タイトな肌着、ネックレス、社員証を首から下げるのが苦手)
  • 腕全体が重だるい
  • 手の指に力が入れにくい、ものをつかみにくい
  • 肩にずっしりと重たいものが乗っている感覚が24時間消えない

 

もしあなたにも当てはまるものがあれば筋肉が限界に近づきつつあるサインかもしれません。

 

 

 

先輩から学んだ肩こりほぐしの原点:「強く揉めばいいってもんじゃない」 


 

私がまだ経験の浅かった頃。

 

ガチガチに硬くなった筋肉に出会うと、ついついやりがちなことがありました。

それは、「この硬さに勝とう」としてひたすらゴリゴリと強く押してしまうことです。

 

 

当時の私は思い込んでました。

 

「強く押せばほぐれるはずだ」

「強く押さないと、この硬さは緩まない」

 

 

そんな私の施術を見て、先輩は優しくこう教えてくれたのです。

 

「そうとは限らないからね」

「押し込むように強く揉めばいいってもんじゃないんだよ」

 

 

続けて、こんな言葉を口にしました。

 

「その行き場のないエネルギーの塊のようなものを上手に圧をかけることで、外へ逃がしてあげる感じ

 

 

「それがね、ほぐれるということなんだよ」

 

 

具体的な手技の手順はここでは省略しますが、この「力を力でねじ伏せない」という先輩の教えはいまでも当店の施術の大きな柱となっています。

 

 

 

当店が考える肩こり施術:「サボり筋」と頑張りすぎている部位に気づくこと 


 

筋肉の硬いところをピンポイントで緩めたり、ほぐしたりすること。

 

これは、目の前の肩こりを和らげるためにもちろん有効で大切なアプローチです。

 

 

しかしそれと同時に当店では以下のことを大切にしています。

 

  • 使いにくくなっている部位(サボり筋)にお客様自身で気づいてもらうこと
  • 「普通に」動かしている「つもり」になっている日常の動きを見直してみること
  • 「あ、私の体はここが動きにくいから、代わりにこっちの肩に負担がかかっていたんだ」
  • 「ここの筋肉がサボっているから、別の部分が頑張りすぎて疲れちゃってたんだな」

 

施術を通して体のチームワークの崩れに気づいていただくこと。

それこそが、揉んでもすぐ戻る頑固な肩こりを根本から変えていく第一歩になります。

 

 

 

おわりに:お客様の言葉から学ぶ日常の無意識なクセ 


 

先日いらしたお客さまはご自身の肩の状態をとても深く分析されていました。

 

「肩を動かしたとき辛さのある側の肩は『どこかのポイントでロックがかかって止まっている感じ』がするんです、と。

 

 

「硬さの出ているところを、筋力で無理やり潰しながら動かしているように思うんですよね」

 

「それを日常の中で無意識に繰り返しているから痛くなるし、凝ってくるし、疲れてくるんだろうなぁ、と……」

 

 

リアルな感覚や、お体の繊細な感じ方は私にとっても貴重な教科書であり、いつもたくさんの学びや参考にさせていただいています。

 

 

 

日当たりのよい清潔な整体院の中で体が持つ力を信じて静かに佇んでいる整体師の水彩風イラスト

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【この記事を書いた人】 

 

整体師

松本健之

 

JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。

独立して池袋整体ゆっくりをオープン。

数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。

ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。

 

 

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