もしあなたが過去に足首を捻挫したことがあったり「あ、危ない!」とひやっとした経験があるならぜひ最後まで読んでほしい内容になります。
こんにちは。
豊島区にある池袋整体ゆっくりの松本です。
日中の歩行時だけでなく、一日のうちで最も足首の捻挫や転倒のリスクが高まる「危険な時間帯」があるのをご存知でしょうか。
夜中や朝の「起き上がり」に注意が必要な人の特徴
夜中にふと目が覚めてトイレに行くとき。
あるいは、朝に布団から起き上がるとき。
そのまま何も気にせず起き上がって歩き出しても問題ない人もいますが、以下に当てはまる場合は少し注意が必要です。
- 血圧が低い方(低血圧気味で朝が弱い)
- 自律神経のリズムが乱れている方(オン・オフの切り替えが苦手)
- 膝や腰に症状があって、すでに体のバランスが崩れている方
これらの特徴に心当たりがある方は、起き上がった瞬間の「一歩目」に体がうまく対応できていない可能性が非常に高いのです。
なぜ目覚めたばかりの体ですぐに動くのは危険なのか?
その理由は、一言でいうと「あなたの体はまだ、きちんと目覚めていないから」です。
寝ていた状態から急に起き上がるとき、体内では以下のようなパニックが起きています。
1. 血液が頭に届かず「フラッ」とする
横になっていた状態から急に立ち上がると、重力によって血液が下半身に下がります。
通常は自律神経の働きで血管が縮み、脳に血液を送り続けますが目覚めた直後はこのスイッチがうまく入りません。
結果として脳への血流が一時的に不足し、立ちくらみやふらつきを引き起こします。
2. 睡眠中の「防衛モード」による筋肉の硬さ
睡眠中、私たちの体は寝返りをうつものの基本的には大きな運動が制限されています。
さらに寝ている間は体温が最も低い状態にあるため、筋肉や関節の柔軟性は日中に比べて著しく低下。
鈍くなっているのが特徴です。
3. 「感覚」と「動き」の足並みがそろわない
脳(感覚)では「歩こう」と思っていても、足の筋肉(動き)がその命令に追いついていません。
足首や膝、腰に古い傷や不調をかばう癖がある人はなおさらです。
足裏のセンサーが鈍ったまま床に足をつくため、ぐらついて足首をグキッと捻挫したり。
よろけて転倒したり、階段でつまずいたりする危険が高まります。
【1分でできる】寝たままできる捻挫と転倒予防のセルフケア
感覚と動きの足並みをそろえ、怪我を予防するための簡単なセルフケアをご紹介します。
布団から足を出す前に、ぜひ1分だけ時間をとってみてください。
1、手足の指のグーパー運動(ゆっくり10回)
手と足の指をギュッと握り、パッと開く動きをゆっくり繰り返します。
これにより、眠っていた神経へ「これから動くよ」という命令を優しく伝えます。
2、足裏で布団を軽く押しつける(5回)
仰向けのまま両膝を軽く曲げ、足の裏全体で布団をじわーっと押しつけます。
立ち上がる前に「足の裏で地面を感じるセンサー(固有受容覚)」のスイッチを入れるのが目的です。
セルフケアの目的は「体への揺さぶりとつながり」
このケアの目的は筋トレではなく「動きの確認をして、脳と体のつながりをつくること」です。
とてもシンプルなことですがこれだけで足をついた瞬間の安定感が変わり、転倒や怪我の強力な予防になります。
予防に勝るものなし|ふだんの行動を変えていける貴重なあなたへ
夜中に起きたときに足首を捻挫しそうになったり、よろけたり、つまずいたりした経験。
それは、体があなたに出してくれている「このままだと危ないよ」という大切なサインです。
これからも全く同じことが起きる可能性はゼロではありません。
「たまたま運が悪かっただけ」
「うっかりしていた」
「次は気をつけよう」
とその場限りの言葉で済ませてしまうのは簡単です。
しかしそのサインを見逃さず、「ふだんの行動を少しだけ変えてみよう」と自分の体を労われる人は本当に貴重で素晴らしい方だと思います。
それでは今日も平穏な1日でありますように
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【この記事を書いた人】
整体師
松本健之
JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。
独立して池袋整体ゆっくりをオープン。
数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。
ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。
