3月の整体研修を終えました。
こんにちは。
池袋整体ゆっくりの松本です。
今回も、単に新しい施術の型(スキル)を覚えるだけでなく、自分の「身体の活かし方」を根本から学び直す、非常に濃密な時間となりました。
研修には華やかさや派手さは一切ありません。
どちらかというと、かなり地味な雰囲気です。
SNSやインスタ映えとは完全に無縁な、非常にマニアックな世界(笑)。
ですがそこでは以下のような「本質的な引き算」が行われています。
- いつの間にか無意識に身につけてしまっていた「癖」
- 身体の動きや触れ方に混ざっている「雑味(無駄な力み)」
- 「こうに違いない」という「固定観念・先入観」
こうした余分なものを一枚ずつ丁寧に削ぎ落としていき、お客様のお体に触れたときに起こる反応をどこまでも「素直」にしていく。
そんな職人さんのような内容の研修です。
身体の使い方のレベルが上がると、日常にどんなメリットがあるの?
「整体師が身体の使い方のレベルを上げると、どうなるの?」
ときどきお客様から聞かれることがあります。
施術のクオリティが上がるのはもちろんですが。
それ以外にも日常生活においてもたくさんのメリットがあるのです。
- 身体にかかる余計な負担が減る
- ぐっすり眠れて、睡眠の質が高まる
- 日常の動作そのものが運動になり、効果が出やすくなる
- 無駄な力みが抜け、力が効率よく伝わる
- 脱力が深まりリラックスしやすくなる
施術者がこういったことを体現できているとお客様の体に触れたときに緩まりやすくなるのです。
この整体研修は参加するのも自由ですし、誰からも何も言われません。
お客様からは「先生はもう十分知識もあるのに、わざわざ行かなくても……」と言っていただくこともありますが、私は毎回勝手に押しかけるようにして参加しています。
施術の幅を広げ、身体への理解をどこまでも深く掘り下げていきたいからです。
そして何よりもそれが理屈抜きに「楽しい」からに他なりません。
本格的な技術を身につけるための個人的な「学びの心がけ」
どなたかのお役に立つかもしれませんので、私が研修の場で常に意識して取り組んでいる「学びの心がけ」をいくつかご紹介しますね。
- わからないことはなるべく具体的に聞く
- わからないままスルーしないで、時にしつこいくらいに聞く
- 自分より圧倒的にレベルの上の「わかる人」に聞く
- お手軽に答えだけを聞くのではなく、まずは自分でもしっかり考える
- 課題をもらったら次回までにこれまたしつこいくらいに取り組む・練習する
- ちっぽけなプライドは捨ててどこまでも「素直」でいる
整体に限らずどんな分野でも上達するためにはこの「しつこさ」と「素直さ」が欠かせないと考えています。
誤魔化しは一切通用しない!厳しいダメ出しの現実
研修の講師はお世辞が本当に苦手な方なので、研修中に褒められることは滅多にありません(笑)。
本当に正しくできていない限り、絶対に「いいね」「できてるよ」とは言ってくれないからです。
そのため自分では「これならバッチリじゃない?」と感じて自信のあったものが一瞬でダメ出しされたり。
つい力で強引に誤魔化したくなるのをすぐに見抜かれたり。
目を閉じて集中しようとすると「妄想に逃げないで」と鋭い声かけをされたりします。
このように無意識の甘えや力みをすべて見透かされてしまうのですが、そのたびに講師から必ず付け足されるお決まりの言葉があります。
それが「まだまだ、伸びしろがありますね!」というひと言です。
この言葉は私にとって決して落ち込むような「ダメ出し」ではありません。
心理学(アドラー心理学)でいうところの「勇気づけ」にあたる言葉のようで言われるたびに「よし、もっと感覚を磨くぞ!」と困難を克服するための大きなエネルギーに変わるのです。
次回予告:「できない自分」の先にある、お客様のお体の可能性
お世辞のない課題を一つひとつクリアしていくこと。
これこそが当店を頼ってくださるお客様へ、昨日よりもさらに質の高い施術をお届けするための唯一の道です。
次回の後編ではこの「伸びしろ」の精神が、みなさんを悩ませている慢性的な肩こりや腰痛のケアにどう繋がっていくのかについてお話ししますね。
どうぞお楽しみに!
━━━━━━━━━━━━━━
💡 あわせて読まれている記事
ブログの後編はこちらから
👇[あなたの体にもある可能性!整体師が伝えるお体の「伸びしろ」]
【この記事を書いた人】
整体師
松本健之
JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。
独立して池袋整体ゆっくりをオープン。
数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。
ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。
