池袋で腰痛改善するおすすめの整体│池袋整体ゆっくり

腰痛


更新日 2025年9月11日 

【はじめに】

 

腰痛は、肩こりと並びお悩みの方が多い症状ですよね。

 

ページの前半では腰痛を改善するための考え方やポイントをご紹介してます。

(できればゆっくり読んでみてください)

 

後半では『腰痛の6つの原因』について書いてます。

※【重要】内臓以外は流し読みでけっこうです)

 

 【あわせて読みたい記事】

『慢性腰痛でお悩みの方へ』

池袋整体ゆっくりのオープンのボードとスマイル缶の画像

ヘルニアが痛みの原因?

【個人差という見方】

 

腰痛で有名なのは、椎間板ヘルニア。

 

MRIの画像上で椎間板や神経に問題がある。

そう診断されたとき。

知られるようになってきたことがあります。

 

それは全員が痛むわけではない」ということ。

 

そう考えないとうまく説明ができないことがあるのです。

 


【医者は現場でどう考えるか】

 

画像と原因が一致しない例はいろいろなところで指摘されていますが。

一例としてご紹介したいのがこちらの本です。

 

  • 『医者は現場でどう考えるか』著者/ジェローム・グループマン
『医者は現場でどう考えるか』の本を紹介するAmazonページの画像

 

183ページでこう書かれてあります。

 

「MRIの憎たらしいところは、たしかに素晴らしいテクノロジーだが、誰にでも異常を見つけてしまうことです」

「MRIで見つけた異常が果たして痛みの原因なのかどうかで悩んでしまう」

「ほんとに難しいところです」

 

241ページにはこんな記載も。

 

「外科処置を正当化するためにCTスキャンやMRIがしばしば利用されるが、損傷や変形が起こった椎間板と腰痛との相関は希薄である」

 


【医師にもわからないことがある】

 

画像では椎間板や神経に影響するような異常があちこち見られている。

それなのにとくに首や腰は気にならない。

そんなお客さまもいます。

 

画像を見た医師は不思議そうにこう話されたそうです。

 

(この状態なのに)どうして◯◯さんはどこも痛くないのかわからないなあ」

 

これはこの方に限ったことではありませんし。

また逆もいえます。

画像に大きな問題はないのに、痛みがつづいているケースもあるのです。

 


【背骨の歪みがあらゆる病気や症状の元ではない】

 

背骨の歪みがあらゆる病気や症状の元ではないのと同じです。

 

すごく背中が曲がっている人でも肩こりが気にならない方もいます。

背骨が歪んでいる人の中には、肩こりや腰痛などの症状を持っている人がいる。

そう考えたほうが理解しやすいと思うのですが。

 


このような症状でお困りではありませんか?

  • イスに座っているのが苦手・足を組みたくなる・つま先立ちになったりする
  • 座っていて立ち上がろうとするとき、腰が痛い・重い・不安である
  • 立ったまま片足を上げて靴下をはくのがやりにくい・腰が重くなる
  • 背もたれをつかったり座面にクッションを置いても、座る姿勢が安定しない
  • 電車やバスなどで立っているのが辛い
  • 仰向けに寝られない・おちつかない
  • 洗面所で顔を洗うのが辛い・こわい

 

 【あわせて読みたい記事】

『寝起きに腰が痛い原因と対処法』

 


このようなお客様もいらしてます

  • デスクワークや日常生活に影響が出てきている方
  • 痛み止めの薬や湿布・電気をあてることから卒業したいと考えている方
  • 食事のときなど自分だけ椅子の上に正座している方(家族からは何で?といわれるけどそのほうがラクだから)
  • 中腰になるとき、太ももや近くの物に手を置かないと不安な方
  • 尻もちによる尾骨打撲や骨折(ヒビ含む)で自律神経への影響から緊張が出やすくなっている方

腰痛を改善するための施術の考え方

※重要

【筋力が弱くなるのは自然です】

 

いつまでもモリモリの筋肉でガシガシ動ける。

 

理想かもしれませんがそんな方は少ないと思います。

若いときと比べて足腰の力が弱くなるのは悲しいですけど。

それって自然なことですよね。

 

筋肉が昔より少なくなっても大丈夫です。

お腹や脚とのバランスが「ほどほどに」整ってさえいれば。

そんなに大きな問題ではありません。

 

【あわせて読みたい記事】

『腰痛の原因は腹筋背筋が弱いから?』

 


【下半身の支えが不安定なとき】

 

ただお腹や脚・足がうまく働けていないときは要注意!

支えが不安定になっちゃいます。

 

すると。

 

「腰に力を入れて固める」

「骨盤でなく腰で支える」

 

ことでバランスをとろうとします。

 

当然腰には必要以上に力がかかります。

動きの変化にも対応しにくくなるので休まるヒマもありません。

 


【筋トレや腰以外の施術も大切なんです】

 

腰痛改善は、筋トレや腰の施術だけでは十分ではありません。

(それで楽になる方もいますが)

 

足首・股関節やお腹の状態も合わせて整えていくことがポイント。

首や胸郭も大切だと当店では考えています。

 


【施術で楽になっても筋肉は増えていない】

 

施術をすると腰痛が軽減したり、呼吸がラクになったり。

立ち方や動き方が変わることがあります。

それってなぜだと思いますか?

 

これは施術で「筋肉が増えたから」ではないですよね。

筋肉の量は変わらない。

ただ「筋力を発揮しやすくなった」とはいえます。

 

それは以下のような理由のためです

 

  • 滞っていたところ・ブレーキがかかっていた部分が和らいだから
  • 関節の動きがスムーズになったことで、筋肉の不要な緊張がなくなったから
  • 骨格のバランスが整ったことで、下半身に安定感が出たから
  • 一部分だけに頼らずに、いくつかの筋肉を同時に働かせられるようになったから
気分爽快 森林浴の画像

【からだに起きてる誤作動】

 

関節や筋肉が動きにくいままでいる状態。

それは、ギブスをはめて生活し続けることと同じようなものです。 

 

「この部分は動かなくて当たりまえ」の感覚が長く続くとき。

からだの設定が、悪いほうに変わっていってしまいます。

 

  • はじめは動きにくいから動かさない
  • やがては、動かそうとしても動かないへ

【からだの感覚の地図を修正する】

 

それを防ぐには、からだの感覚の地図を修正する必要があります。

施術により感覚も整ってきた方々から、以下のような嬉しい声をいただいてます。

 

「ここってこんなに動くんだ」

「意識できなかった場所に感覚がでてきた」

「腰じゃなくて骨盤に体重が乗っているのを感じる」

 

踵(カカト)が使いやすくなることで、立つのが安定してくることもあります。

太ももの前側の力みが減ることで、歩くのがスムーズになることも多いですよ。

 


【池袋整体ゆっくりが大切にしていること】

 

これは詳しく書くとすごくあります。

お客さまにはお伝えすることはないけれど、大切に考えていることがいろいろと。

あれもこれも。

 

そのなかでもこちらの2つをご紹介しますね。

 

  1. 備わっている能力を有効活用できるようにお手伝いする
  2. 一部分(患部)にとらわれず全体のバランスを見る

 

 【あわせて読みたい記事】

 『肩こり腰痛なぜなるのか ならない人との違い』

 


腰痛を改善する施術ポイント

【痛いところに問題はないこともあります】

 

原因は他にあることも多い。

それも忘れてはいけないこと。

池袋で腰痛の方とたくさん接してきて、施術すると効果的だなと感じた一例です。

 

  • 臀部(おしり)・ハムストリング
  • 大腰筋(お腹・股関節)
  • 胸郭(胸まわり・肩甲骨・鎖骨など)

 

何らかの原因があって動きにくくなっているお腹や胸郭。

そこをカバーするため他の部分がオーバーワーク状態になるとき。

 

そのしわ寄せが腰にくるのです。

 

どの辺りに問題がありそうかの見極めが大切。

それがうまくできれば、改善しにくい腰痛でも良い方向に変わっていけることがあります。

池袋整体ゆっくりの看板マークのスマイル缶とオープンのコルクボード画像

腰痛の6つの原因

 

ここまでお付き合いくださりありがとうございます。

このさきは内臓以外流し読みでけっこうです。

 

  • 内臓
  • 筋肉・筋膜
  • 関節・骨格の歪み(特に胸郭や骨盤・股関節・足首)
  • 姿勢
  • 血管・神経
  • ストレス

 

どれかが組み合わさって症状につながっていることが多いようです。

 


※重要

1 内臓

【危険な腰痛として有名なもの】

 

整体で改善される可能性が少なく、放っておくと危険なもの。

それが内臓の疾患からくる腰痛。

大動脈瘤や尿路結石などです。

 

背骨の前側にそってある膵臓・腎臓・十二指腸などの臓器。

心臓から全身に血液を送り出す大動脈という血管。

 

そういったところに問題があるとき。

発熱を伴う強い痛みや、差し込むような痛みなどが出たりする場合があります。

「脅かす」ように聞こえてしまったらすみません。

ただ命にかかわるもののため、一番はじめにあげました。

 


【内臓からくる痛みの特徴(関連痛)】

 

内臓の異常を神経が伝えるときに腰まわりの痛みとして感じられる。

これは「関連痛」と呼ばれます。 

 

  • 夜間強く痛む(夜間痛)
  • じっとしていても痛む(安静時痛)

 

「姿勢によってあまり痛みが変化しない」ときは関連痛を疑ってください。

また以下のことがあれば注意が必要です。

 

  • 時間が経っても痛みの強さがまったく変わらない
  • それどころかだんだんと強まっている
  • 強い痛みに加えて発熱をともなっている

 

一般的な筋骨格のケースなら徐々に和らぐことが多いからです。

 


※重要

【不安や痛みが強いときは専門の医療機関を優先に】

 

私が担当するお客さまではありませんでしたが。

内臓からの疾患が原因で亡くなった方をみてきました。

 

筋肉や関節が原因ではないため、施術を受けつづけていても状態が変化しなかったようです。

 

  • 整体の経験が長い先生だから
  • 医師が通っている整体院だから
  • テレビや雑誌などメディアで多く取り上げられているから
  • 同業者が推薦しているから

 

とかは関係ありません。

 

長引く痛みや急な不調・発熱をともなう強い痛みがあるとき。

整体ではなく、専門の医療機関を受診されるのが安心です。

 


2 筋肉・筋膜

 

筋肉は骨や心臓を動かし、筋膜は骨や内臓を包み保護。

血管や神経・リンパなどを通すための空間をつくります。

 

さまざまな原因により筋肉や筋膜に柔軟性がなくなるとき。

からだは窮屈になり、骨や内臓がスムーズに動けなくなります。

 

 「力の効率が悪くなる」ので広い意味で運動のパフォーマンスは低下しがち。

痛みやコリにつながります。

 


【大腰筋(腰痛の定番)】

 

腰痛の方の多くが固まっているので有名なところ。

腹筋や内臓のさらに奥にある大腰筋です。

 

腰(後ろ)が痛いけど原因のひとつはお腹(前)にあります。

 

大腰筋の特徴はこの4つ。

 

  • 背骨(上半身)と脚(下半身)をつなぐからだで唯一の筋肉
  • 太ももやふくらはぎに比べると出せる力が非常に大きい
  • 自律神経や内臓の影響を受けやすい(冷え・食べすぎなど)
  • 胸郭と同じで、強い緊張状態やトラウマなどがあると硬さがでやすい

 

体幹を安定させるのに大切な大腰筋。

ここがうまく働けていないと、腰の痛みや重さにつながります。

 

骨格模型で大腰筋を示した画像

3 関節・骨格

【大切なのは適度な柔軟性】

 

たとえば骨盤にある仙腸関節は、上半身の体重を支えるため頑丈にできてます。

筋肉だけでなく強力な靭帯でサポートされる骨盤まわり。

そこにわずかな動き(余裕)、適度な柔軟性があるかどうか。

 

どの関節にも当てはまることですが硬すぎれば動きにくく、緩すぎれば不安定。

どちらも痛みにつながりやすくなります。

 

全身がほどほどに動けることで負担を分散させる。

そのためには腰や骨盤以外の部分も大切になるのです。

 


4 姿勢

 

身体を横から見たときにS字のカーブ(生理的弯曲)が大切というのが一般的な知識ですよね。

 

見た目大事じゃん?

もちろん整った姿勢はキレイにみえます。

ただそれよりも大切なのが「神経」への影響なんです。

 

脳から続いている神経の束(脊髄)は背骨の中しか通らないから。

 

ということは症状が重めの猫背・反り腰の場合。

背骨のなかを通る神経がストレスを受ける可能性があります。

 

伸ばされすぎたり、縮まり窮屈になったり。

すると次のようなことが起こりやすくなるのです。

 

  • 脳からの命令や手足からの情報がスムーズに伝わりにくくなる
  • 感じる・動かすの働きが低下する

5 血管・神経

【クッションの役割をする椎間板】

 

背骨のあいだにある椎間板。

これは上からかかる力に対して、背骨がつぶれないようにクッションの役割をしてます。

 

構造的な特徴は2つ。

 

  • 天井から床へかかる垂直方向の力に対しては比較的強い
  • ねじり(ひねり)に対しては弱い

 

小さな負荷の積み重ねによるダメージとあわせて、加齢により弾力性が失われていきます。

 


【腰椎椎間板ヘルニア】

 

ヘルニアとはこの椎間板の状態が変わって、組織の一部である髄核が外に飛び出すこと。

飛び出る・突出するという英語の「herniation」が語源です。

 

腰椎椎間板ヘルニアになると腰や足に強いしびれや痛みなどの症状が出ることがあります。

背骨のなかを走る神経や分かれて出ている神経が圧迫されるからです。

 


【腰椎分離症・すべり症】

  • 腰を構成している腰の背骨(体重支持・動き)
  • 椎間板(クッション)
  • 靭帯(ぐらぐらしないように動きを制限)

 

の状態が変わってしまった結果。

負担が強まり腰の背骨の本体とつながる部分が折れて(疲労骨折)、離れたものを腰椎分離症。

 

折れると構造が弱くなります。

背中からお腹の方向へ骨が移動してしまうものが、腰椎すべり症です。

 


腰椎椎間板ヘルニアのお客様の声

池袋整体ゆっくり お客様から頂いたアンケートの画像

 

1カラダに対してどのようなお悩み、不安がありましたか?

 

首・肩、腰の慢性的な張り感。

 

20年前に左の鎖骨下にある肋骨を骨折した際に背骨がズレた影響で腰椎椎間板ヘルニアになりそれからというもの全体的に左上半身の張り感や慢性的な痛みに悩んでいた。

 

2施術を受けられてどのように変わりましたか?[特に良かった点がありましたらご記入ください]

 

いくつもの整骨院や整形外科へ行きましたがあまり効果もなく左肩を回すたびにゴリゴリ骨が鳴るのも正直どうにもならないと諦めていました。

 

そんな時知り合いの紹介でこちらを知りました。

 

どこでも通常やるような全体のバランスの確認などした後に施術をしてもらい、何やら硬いもので擦られている感覚がありました。

 

「おや?」と思っているとすぐに「重さのある道具を使って広い範囲でほぐして行きますね」と。

私にはこれが非常に具合が良くしかも指で押されるよりも平べったいもので押される方がちょうど良い力でジンワリと体の奥底まで伝わるのが分かりました。

 

背中の上に敷いてもらったクッションがとてもちょうど良く心地よかったです。

数十分の施術が終わり最後のチェックの時に左肩を回してみるとゴリゴリ言わないどころか、

油を注したかのようにスムーズに動きました。

 

今は施術直後なので具合が良いですが、日々の生活の中で戻ってしまう事もあるそうです。

まずは自分の体の状態を知る事が大切なのだと改めて実感しました。

 

また椎間板ヘルニアになって以降20年間仰向けで眠れなかったので施術を受けた翌朝仰向けの状態で

目覚めた事に本当に驚きました。

 

施術はもちろんの事、説明の1つ1つが丁寧で分かりやすかったのでこれからも通わせてもらいます。

 

 

3その他特に印象に残ったことがありましたら、どんなことでも結構ですのでご記入ください。

 

緊張していたのですが、玄関に入った瞬間にシロクマの小さな椅子がお出迎えしてくれ、一気にリラックスできました♪

細やかな心遣いが感じられました。

 

※お客様個人の感想になります。

   効果を保障するものではありません。


6 ストレス

【非特異的腰痛とは】

 

「検査をしても原因がはっきりしない腰痛」のことです。

腰痛患者の約85%に当たります。

 

痛みがあって辛くて不便ではある。

けれど、緊急の手術が必要ではない。

 

だいたいの腰痛はここに入ります。

 


【腰痛の原因は脳だった】

 

2015年の7月に放送された番組。

『NHKスペシャル腰痛・治療革命 ~見えてきた痛みのメカニズム~』

 

これによると、腰痛の原因は筋肉や関節でなくて「脳」にあります。

 

腰に痛みが出るような荷物の持ち方をしてる人のイラスト。

腰痛の人はこれを見るだけで、腰が痛くなることがわかりました。

 

脳が感じているストレスが少ないとき。

血管収縮も起きにくく、酸素や栄養素・熱を運ぶ血液の循環が良い状態。

 

だから痛みを感じにくいと考えるとしっくりきます。

血液が足りないと痛みを感じる物質も作られやすくなります。

 


【ストレスの種類】

 

一例としてこれらが結びついて腰痛の症状につながります。

 

  • 食生活・栄養バランスの偏り
  • 仕事や家庭環境・満員電車・人間関係などによるストレス
  • 長時間のデスクワークによる血液循環や代謝の低下
  • 不良姿勢による首や肩,腰への構造的にかかる持続的な負担

【おわりに】

 

原因のはっきりとした腰痛でない場合。

長引く腰の痛みが続いている場合。

 

整形外科や内科に行かれることをおすすめします。

検査をして緊急を要する問題でないとわかればひと安心です。

 

落ちついたあとは、もともと備わっていたからだの働きを取り戻していきましょう。

 

  • 筋肉の柔軟性
  • 関節の安定感
  • 骨で支える感覚

 

など整体でお手伝いできることがたくさんありますからね。

 

池袋整体ゆっくりのオープンのボードとスマイル缶の画像

【記事を書いた人】 松本健之