更新日 2025年6月5日
腰痛は、肩こりと並びお悩みの方が多い症状ですよね。
長時間のデスクワークや乗り物の運転、スポーツによる負荷の繰り返しなど。
日常生活のなかでじわじわダメージがたまっていきます。
布団以外では、腰が休まる時間は少ないのが現状。
ページの前半では腰痛を改善するためのポイントをご紹介してます。
(できればゆっくり読んでみてください)
後半では『腰痛の6つの原因』について書いてます。
(※【重要】内臓以外は流し読みでけっこうです)
腰痛で有名なのは、椎間板ヘルニア。
MRIの画像上で神経に問題がある、神経が痛みの原因と診断されたとき。
知られるようになってきたことがあります。
それは「全員が痛むわけではない」ということ。
異常があっても神経の圧迫が痛みの原因とは限らない。
痛みのない人でも、画像では神経を圧迫している場合もありますし。
痛みが和らいだあとでも画像上には変化がないこともあるのです。
背骨が歪んでいる人の中には、肩こりや腰痛などの症状を持っている人がいる。
それと同じですね。
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(※重要)
若いときと比べて足腰の力が弱くなるのは悲しいですけど自然なことでもあります。
いつまでもモリモリの筋肉でガシガシ動ける方は少ないはず。
とはいえ筋肉が昔より少なくなっても大丈夫です。
お腹や脚とのバランスが「ほどほどに」整っていれば大きな問題はありません。
ただお腹や脚・足がうまく働けていないとき。
支えが不安定になります。
すると。
「腰に力を入れて固める」
「骨盤でなく腰で支える」
ことでバランスをとろうとします。
当然腰には必要以上に力がかかります。
休まるヒマもありません。
動きの変化にも対応しにくくなりますから。
腰痛改善は、筋トレや腰の施術だけでは十分ではありません。
足首・股関節やお腹の状態も合わせて整えていくことがポイント。
首や胸郭も大切だと当店では考えています。
施術をすると腰痛が軽減したり、呼吸がラクになったり。
立ち方や動き方が変わることがあるのはなぜでしょう?
これは施術で「筋肉が増えた」からではありません。
筋肉の量は変わらないけれど、「筋力を発揮しやすくなった」とはいえます。
それは以下のような理由のためです。
関節や筋肉が動きにくいままでいる状態。
それは、ギブスをはめて生活し続けることと同じようなものです。
「この部分は動かなくて当たりまえ」の感覚が長く続くとき。
身体の設定が、悪いほうに変わっていってしまいます。
はじめは動きにくいから動かさない。
やがては、動かそうとしても動かないへ。
それを防ぐには、身体の感覚の地図を修正する必要があります。
施術により感覚も整ってきた方々から、以下のような嬉しい声をいただいてます。
「ここってこんなに動くんだ」
「意識できなかった場所に感覚がでてきた」
「腰じゃなくて骨盤に体重が乗っているのを感じる」
踵(カカト)が使いやすくなることで、立つのが安定してくることもあります。
太ももの前側の力みが減ることで、歩くのがスムーズになったり。
池袋整体ゆっくりではこの2つを大切にしています。
原因は他にあることが多いことも。
池袋で腰痛の方とたくさん接してきて、以下は施術すると効果的だなと感じた一例。
何らかの原因があって動きにくくなっているお腹や胸郭。
そこをカバーするため他の部分がオーバーワーク状態になるとき。
そのしわ寄せが腰にくるのです。
どの辺りに問題がありそうかの見極めが大切。
それがうまくできれば、改善しにくい腰痛でも良い方向に変わっていけます。
どれかが組み合わさって症状につながっていることが多いようです。
【※重要】
整体で改善される可能性が少なく、放っておくと危険なもの。
それが内臓の疾患からくる腰痛。
大動脈瘤や尿路結石などです。
背骨の前側にそってある膵臓・腎臓・十二指腸などの臓器。
心臓から全身に血液を送り出す大動脈という血管。
そういったところに問題があるとき。
発熱を伴う強い痛みや、差し込むような痛みなどが出たりする場合があります。
「脅かす」ように聞こえてしまったらすみません。
ただ命にかかわるもののため、一番はじめにあげました。
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内臓の異常を神経が伝えるときに腰まわりの痛みとして感じられる。
これは「関連痛」と呼ばれます。
「姿勢によってあまり痛みが変化しない」ときは関連痛を疑ってください。
また以下のことがあれば注意が必要です。
一般的な筋骨格のケースなら徐々に和らぐことが多いからです。
(※重要)
私が担当するお客さまではありませんでしたが。
内臓からの疾患が原因で亡くなった方をみてきました。
筋肉や関節が原因ではないため、施術を受けつづけていても状態が変化しなかったようです。
とかは関係ありません。
長引く痛みや急な不調・発熱をともなう強い痛みがあるとき。
整体ではなく、専門の医療機関を受診されるのが安心です。
筋肉は骨や心臓を動かし、筋膜は骨や内臓を包み保護。
血管や神経・リンパなどを通すための空間をつくります。
さまざまな原因により筋肉や筋膜に柔軟性がなくなるとき。
からだは窮屈になり、骨や内臓がスムーズに動けなくなります。
「力の効率が悪くなる」ので広い意味で運動のパフォーマンスは低下しがち。
痛みやコリにつながります。
腰痛の方の多くが固まっているので有名なところ。
腹筋や内臓のさらに奥にある大腰筋です。
腰(後ろ)が痛いけど原因のひとつはお腹(前)にあります。
大腰筋の特徴はこの4つ。
体幹を安定させるのに大切な大腰筋。
ここがうまく働けていないと、腰の痛みや重さにつながります。
たとえば骨盤にある仙腸関節は、上半身の体重を支えるため頑丈にできてます。
筋肉だけでなく強力な靭帯でサポートされる骨盤まわり。
そこにわずかな動き(余裕)、適度な柔軟性があるかどうか。
どの関節にも当てはまることですが硬すぎれば動きにくく、緩すぎれば不安定。
どちらも痛みにつながりやすくなります。
全身がほどほどに動けることで負担を分散させる。
そのためには腰や骨盤以外の部分も大切になるのです。
身体を横から見たときにS字のカーブ(生理的弯曲)が大切というのが一般的な知識ですよね。
見た目大事じゃん?
もちろん整った姿勢はキレイにみえます。
ただそれよりも大切なのが「神経」への影響なんです。
脳から続いている神経の束(脊髄)は背骨の中しか通らないから。
ということは症状が重めの猫背・反り腰の場合。
背骨のなかを通る神経がストレスを受ける可能性があります。
伸ばされすぎたり、縮まり窮屈になったり。
すると次のようなことが起こりやすくなるのです。
背骨のあいだにある椎間板。
これは上からかかる力に対して、背骨がつぶれないようにクッションの役割をしてます。
構造的な特徴は2つ。
小さな負荷の積み重ねによるダメージとあわせて、加齢により弾力性が失われていきます。
ヘルニアとはこの椎間板の状態が変わって、組織の一部である髄核が外に飛び出すこと。
飛び出る・突出するという英語の「herniation」が語源です。
腰椎椎間板ヘルニアになると腰や足に強いしびれや痛みなどの症状が出ることがあります。
背骨のなかを走る神経や分かれて出ている神経が圧迫されるからです。
の状態が変わってしまった結果。
負担が強まり腰の背骨の本体とつながる部分が折れて(疲労骨折)、離れたものを腰椎分離症。
折れると構造が弱くなります。
背中からお腹の方向へ骨が移動してしまうものが、腰椎すべり症です。
1カラダに対してどのようなお悩み、不安がありましたか?
首・肩、腰の慢性的な張り感。
20年前に左の鎖骨下にある肋骨を骨折した際に背骨がズレた影響で腰椎椎間板ヘルニアになりそれからというもの全体的に左上半身の張り感や慢性的な痛みに悩んでいた。
2施術を受けられてどのように変わりましたか?[特に良かった点がありましたらご記入ください]
いくつもの整骨院や整形外科へ行きましたがあまり効果もなく左肩を回すたびにゴリゴリ骨が鳴るのも正直どうにもならないと諦めていました。
そんな時知り合いの紹介でこちらを知りました。
どこでも通常やるような全体のバランスの確認などした後に施術をしてもらい、何やら硬いもので擦られている感覚がありました。
「おや?」と思っているとすぐに「重さのある道具を使って広い範囲でほぐして行きますね」と。
私にはこれが非常に具合が良くしかも指で押されるよりも平べったいもので押される方がちょうど良い力でジンワリと体の奥底まで伝わるのが分かりました。
背中の上に敷いてもらったクッションがとてもちょうど良く心地よかったです。
数十分の施術が終わり最後のチェックの時に左肩を回してみるとゴリゴリ言わないどころか、
油を注したかのようにスムーズに動きました。
今は施術直後なので具合が良いですが、日々の生活の中で戻ってしまう事もあるそうです。
まずは自分の体の状態を知る事が大切なのだと改めて実感しました。
また椎間板ヘルニアになって以降20年間仰向けで眠れなかったので施術を受けた翌朝仰向けの状態で
目覚めた事に本当に驚きました。
施術はもちろんの事、説明の1つ1つが丁寧で分かりやすかったのでこれからも通わせてもらいます。
3その他特に印象に残ったことがありましたら、どんなことでも結構ですのでご記入ください。
緊張していたのですが、玄関に入った瞬間にシロクマの小さな椅子がお出迎えしてくれ、一気にリラックスできました♪
細やかな心遣いが感じられました。
※お客様個人の感想になります。
効果を保障するものではありません。
「検査をしても原因がはっきりしない腰痛」のことです。
腰痛患者の約85%に当たります。
痛みがあって辛くて不便ではある。
けれど、緊急の手術が必要ではない。
だいたいの腰痛はここに入ります。
2015年の7月に放送された番組。
『NHKスペシャル腰痛・治療革命 ~見えてきた痛みのメカニズム~』
これによると、腰痛の原因は筋肉や関節でなくて「脳」にあります。
腰に痛みが出るような荷物の持ち方をしてる人のイラスト。
腰痛の人はこれを見るだけで、腰が痛くなることがわかりました。
脳が感じているストレスが少ないとき。
血管収縮も起きにくく、酸素や栄養素・熱を運ぶ血液の循環が良い状態。
だから痛みを感じにくいと考えるとしっくりきます。
血液が足りないと痛みを感じる物質も作られやすくなります。
一例としてこれらが結びついて腰痛の症状につながります。
原因のはっきりとした腰痛でない場合。
長引く腰の痛みが続いている場合。
整形外科や内科に行かれることをおすすめします。
検査をして緊急を要する問題でないとわかればひと安心です。
落ちついたあとは、もともと備わっていた身体の働きを取り戻していきましょう。
整体でお手伝いできることがたくさんありますからね。
【記事を書いた人】 松本健之
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