腰痛の原因は腹筋背筋が弱い筋肉不足ではない│腰痛でおすすめ池袋整体ゆっくり
2018年 9月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
今回は1番聞かれることが多い『腰痛あるある』のご紹介。
それは「腰痛の原因は腹筋・背筋が弱いから?」です。
整形外科や健康雑誌やテレビでそのように説明されることがあります。
鍛えられて見栄えのよいお腹と腰痛にならないことは違います。
シックスパックの腹筋なのに、腰痛に悩まされている人の場合。
以下の可能性があります。
- 表面の腹直筋は強く盛り上がるが、奥にある腹筋(腹横筋)が弱い
- より深層にある大腰筋が働けていない
- 筋肉は太く強いが、身体の使い方のクセが強い・バランスが悪い
- 無意識に力が入る時間が長いため、筋肉が疲労し支える働きができない
- 骨の意識が少ないため、力みやすく疲れやすい
筋肉はただ増やせばいい、強くすればいいわけではありません。
体幹を鍛えるための有名なものが『ドローイン』。
お腹を凹ませた状態をキープするものですが、やり方によっては腰を痛める人もいます。
腹筋は強くなったけど、立位や座位など日常動作に活かせるかは別問題です。
固めてバランスをとるのがクセになると、重心移動がしにくくなります。
不安定に対応するのが苦手だったり。
骨で支える意識も少ないため、筋肉がオーバーワークで余裕がない状態。
縮んで力を発揮しにくくなります。
やはり大切なのはバランスです。
骨と筋肉。
腹筋と背筋。
腹筋とほかの部位の筋肉。
働いている部位の反対側は休めているかどうか。
同時に働く場合は、アクセルをかけつつブレーキを踏む状態。
燃費が悪く、故障につながりやすいです。
柔軟性も同じ。
グニャグニャ柔らかくなっても、腰痛予防にはなりません。
カチカチに関節が硬い人でも腰痛でない人もいます。
一部分だけ柔らかくしすぎないことが大切。
腰痛対策のストレッチもやり方によっては、関節がゆるくなり不安定になる危険があります。
腰痛の原因は腹筋や背筋弱いせい。
筋トレやエクササイズして鍛えるほど腰痛予防になる。
自己流のやり方や、合わないトレーニングはマイナスに働くこともある。
そんなことも頭に隅に入れていただけると幸いです。
それでは今日も平穏な1日でありますように