豊島区池袋で評判の整体院 肩こり腰痛の原因 肩こりならない人との違い
2020年 7月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
今回は、『肩こりや腰痛になりやすい人となりにくい人の違い』についての内容です。
内臓の状態が問題になることもありますが、ここでは省略。
身体の使い方や現状についてよく見られる傾向を書きました。
こちらの記事も参考にしてください。
施術をしてると、お客さまからこんなことを言われます。
「脇のまわり硬いなあ。なんでだろ?そんなとこ使ってないのに」
「気づかなかったけど、腕のそこ押されるとすごい効きます。凝ってるんですか?」
考えられることの1つは、酷使しているつもりはないのに使いすぎているケース。
「つもりはない」ので意識にはのぼりません。
だから気づけない。
その場所が疲労したり、ダメージを受けている感覚もわからない。
わからないからさらに使い続けてしまう・ムリが効いてしまう。
自覚はなくても、身体が不快な状態にあることは脳に刺激として送られつづけます。
固まった筋肉は血管を圧迫しつづけ、血液循環がうまくいかなくなる。
重さやだるさ・不快感を感じるようになる。
痛みもあるけれど、まだ大丈夫だろうと頑張りつづける。
やがて睡眠でも回復が追いつかなくなり、許容限度を超えたとき。
強い痛みやしびれ・不快感・ひどい凝りとして自覚されるようになる。
そのような流れです。
デスクワークでのパソコン作業の場合。
座る姿勢にムリがあると以下の傾向がみられます。
- 気持ちがおちつかない・ソワソワする (重心が上がる)
- 呼吸が浅くなる・早くなる・息がしづらい (リラックスできない)
- 姿勢を維持するのに必要以上に筋力が必要になる (エネルギーの無駄)
- つま先立ちになったり、椅子の下のほうに足をひっかけたくなる (不安定な状態)
- お腹の奥にある空気の力(腹圧)が安定しない (腰への負担が増す)
スタート時点ですでに作業をしにくい身体の状態にあります。
仕事の効率が上がりにくい。
作業時間が短くても指や首肩・背中から腰にかけて負担も強まるなど。
次に身体の使い方・状態に歪みやクセがあると以下の傾向がみられます。
- 指を軽く動かすだけで、首肩まわりの筋肉の緊張が強まる (わかりやすい人は胸鎖乳突筋が盛り上がる)
- 顎関節(あご)や口まわりに力が入る・奥歯をかみしめる
- 人差し指を過剰に使うことで、手首から肘のあいだにある筋肉へ負担が強まる
- 手首を反らしたまま指を使うことで、背中が反り気味になるため背筋の負担が強まる
- 肩が持ち上がるいかり肩になるため、僧帽筋や肩甲挙筋をはじめ首まわりが辛くなりやすい
- 画面をよく見ようとして頭が前方に移動した位置で作業をするため、首や肩にかかる負担が強まる
長時間PC作業をするとき。
誰でも、「程度の差はあれ」首肩に負担がかかるのがふつうのこと。
同じ姿勢を維持したり、部分的にしか身体を動かせない状態がラクに感じる人はいません。
縮みっぱなしや伸ばされっぱなしになった筋肉は疲労するからです。
それでも肩こり腰痛の程度に個人差が出てくる原因。
作業時間や内容だけが問題ではなくて以下が関係します。
- 肩や腰への負担を減らせるような身体の状態であるのか
- 身体の使い方の工夫ができているのかどうか
- 上記にあるような力み癖がないかなど
この辺りは個人差が大きいところです。
同じことをしていても「ちょっと肩が疲れた」人から。
「首や頭が重すぎる」人までいろいろ反応は違ってきます。
またメンタル的な問題も外せません。
自宅では大丈夫なのに会社のPCの前に座ると心臓がドキドキしたり、身体がこわばるケースなど。
酷い首肩こりや腰痛持ちの方に、特におすすめしたいことがあります。
それは顎関節(あご)を力ませないために、「口を少し開ける」こと。
人によっては口呼吸になりやすいデメリットがあります。
鼻から息を吸うことを忘れないようにしてください。
そこから口を開けたり閉じたりするように、小さくパクパク動かします。
上下の歯をカチカチさせずに、ゆっくりやさしく続けるのがコツ。
口まわりを緊張させないことで、首肩への負担を軽減するのが狙いです。
PC作業だけでなく、ストレッチやウオーキングなどの時も力みを和らげるために有効な方法。
即効性を求めずに、続けてもらえたら幸いです。
それでは今日も平穏な1日でありますように