肩に力が入る体の力が抜けない人が力を抜く方法とコツ┃豊島区の池袋整体ゆっくり

肩に力が入る・体の力が抜けない方へ


更新日 2025年10月16日 

【はじめに】

 

このページでは次のようなものは出てきません。

リラックスをうながすよく知られたものですね。

 

  • ヒーリング音楽を聴く
  • 気分転換の時間をつくる
  • 自分を労う言葉がけをしてみる
  • 腹式呼吸
  • 「ゆるゆる~」「ダラダラ~」をイメージしたり口にする
  • ヨガやストレッチで柔軟性をつける

 

ですが、よそではあまり知られていない内容になってます。

力み癖を治す考え方や運動の仕方のヒントになれば幸いです。

池袋整体ゆっくりのオープンのボードとスマイル缶の画像

力が入っていることのメリット

※重要

【安心感やお守りになる】

  • ストレスがかかる場面
  • 焦りや不安によるネガティブな感情が強いとき
  • 身体が疲弊し苦しいとき

 

からだに力が入るのは自然なことです。

なぜなら今の状況に必要があるから。

 

心理的な安心感・守りを高めるために役立っています。

ある種の「お守り」のようなものであることを忘れないでくださいね。

 


無駄な力が入るときのデメリット

【具体例】

  • 身体症状がでる(肩こりをはじめ頭・眼・あご・腰が痛い、疲れるなど)
  • リラックスしやすい人と比べて眠りが浅くなる
  • 考えすぎてしまうので頭が休まらない・疲れやすい
  • スポーツや作業などのパフォーマンスが低下する
  • 練習してるのに上達しにくい
  • 重心が上がるためソワソワと落ちつかない気持ちになる
  • 重心が上がるために上半身に意識がいきやすくなる(頭や首肩・腕など)
  • 下半身がガチガチに硬くなりやすい(太ももの前や横・スネなど)
  • 歯ぎしりするクセ・上下の歯がつねにくっついている=TCH(歯列接触癖)

※必ず起こるものではありません。


力を抜くために必要なこと 

【リラックスを頑張らない】

 

意識しすぎるとかえってリラックスできなくなることってありませんか?

 

苦しいときほど即効性や知られていない裏技的なものが欲しくなる。

それは自然なことですけど。

うまくいく基準が高く設定されている場合。

(効果がでていたとしても)ゆるまる感覚を感じにくくなるようです。

 

「ゆるゆるに脱力できないとダメだ」(自分に厳しすぎる)

「試したらすぐに効果がでるべきだ」(ハードルが高い設定)

 

漫画『ハイキュー!!』でリラックスで頑張るものだっけ?を示すシーンの画像

出典:古舘春一『ハイキュー!! 』


【リラックスだけでは使い方の癖は変わらない】

 

神経伝達(神経の命令の伝わり方)の特徴はなじんだルートを通りやすいことです。

 

その積み重ねが使い方の癖(個性)

時間の経過とともに癖は強化されていきます。

ということはうまくリラックスできたとしても・・次が大事です!

 

  • 脳にプログラムされてる身体の使い方は変わらない

 

良くも悪くもいつものルートから外れないように現状を維持しようとする。

だから無意識に力が入る使い慣れたパターンはそのままだったりします。

からだの歪みや不調が大きい人ほどそのような傾向が多くみられるようです。

 


【癖を和らげる】

 

緊張がすべて悪いものじゃないことはなんとなくわかった。

リラックスの意識しすぎもよくないことも。

 

「けど余計な力や力みをなんとかしたい」

 

そのようなときは以下のような取り組みが助けになります。

 

  • からだの使い方の幅を広げていく(施術やワークによって癖を和らげる)
  • 骨の意識を高めていくなど
  • 筋弛緩法(ド定番!)

※ド定番!

【筋弛緩法】

 

「力を抜く方法」で検索するとき。

脱力系メソッドや体操で出てくる対策のほとんどは『筋弛緩法』がベースになってます。

 


【やり方】

 

筋肉に10秒くらい力を入れたあとでストンと脱力するのを繰り返すのが一般的です。

 

例えば両手をグーの形に握り、10秒したら手の力を緩める。

緩めたその感覚を「味わう」「感じる」ようにするのがコツとされてます。

 


【難しくないけど難しい?】

 

ただそれは簡単ではありません。

 

力が抜けないことを自覚されている方はそもそも「からだを感じるのが苦手」だったりするから。

また試してみても「小さな変化だと気づきにくい」のもあるあるだったりします。

 


【他者の働きかけも大切】

 

そのような場合このようなものが効果的です

 

  • 骨の意識を高めるワーク
  • 対人ワーク(ペアになって動いてみる)

 

自分だけよりも、他者の働きかけがあったほうが有利なんですね。

 

取り組む前後のからだの状態や動きを別の視点からも確認できるのがメリット。

おひとりだけのときよりも変化に気づきやすくなりますよ。

 

気持ちが落ちつき緊張が和らぐ森林の画像

         【営業日カレンダー】

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※カレンダーのピンク色が現在のところのお休みです。予告なく変更になる場合もあります。

JR埼京線・山手線の池袋駅東口から4分

明治通りに面したマンションでアクセス良好!

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東京都豊島区東池袋1丁目-36-3 池袋陽光ハイツ901

 

池袋整体ゆっくり 

03-6319-7919

 

肩こり・腰痛・頭痛・坐骨神経痛など辛い症状でお悩みの方。痛みは気にならなくても身体をケアすることに関心のある方。

お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

【受付時間】

 

10時~20時(日曜は12時まで)

 

【料金】

 

すべて「税込み」になります。

  • ゆっくり整体    6000円
  • じっくり整体   12000円
  • ぼうえん整体    6000円
  • とれーにんぐ整体  000円

 

【定休日】 

 

毎週水曜・祝日 (ほかに整体研修などでお休みをいただくことがあります)



肩の力を抜く方法の3つの目的

【ラスボスにいきなり挑まない】

 

力んだ肩を下げたい、ゆるませたいとき。

「肩」に意識が向きがちじゃありませんか?

 

そこはラスボス的存在で抵抗感が強いところ。

なのでスルーして肩から離れた指や手の側から攻めてみる。

そうすると肩の緊張がゆるまることがあるんです。

 


【気持ちを落ちつかせる】

 

脳と深い関係にあるところ。

そして神経がたくさん集まっている部分、それが「指」です。

丁寧に指へ働きかけることが脳を休ませることにつながります。

 

瞑想などで知られる『マインドフルネス』、それの指バージョンです。

 


【骨の意識(感覚)を高める】

 

骨と骨(または別のもの)がまっすぐに当たることで力が逃げずに伝わります。

その感覚に慣れていけると手指の使い方が上達しやすいです。

もちろんこれだけですぐにとはいきませんが、力み癖解消の導入編としてはおすすめになります。

 


肩の力を抜く方法

【やり方】

 

やり方は簡単です。

 

「指と指を合わせて軽く骨を押しつけあいキープするだけ」

 

最初は力の入れやすい人差し指からはじめて、慣れてきたら他の指へ。

時間は10秒くらいからスタートするのがおすすめです。

 

関節が柔らかい人に特に効果的。

そうでない方にもメリットは十分にありますので、気軽にお試しください。

 


【3つの注意点】

  • 指の関節が反ったり曲げたりしないで(関節を固定させるのが目的)
  • やりやすい力感からはじめて慣れたら少し弱めの力で(はじめから最小限の力を目指さない)
  • 爪が長い人や「即効性」を求める人には向いてません(申し訳ありません)

指同士をまっすぐ押しつけている画像

 

爪が同じ向きにならないようにして、指をまっすぐに押せてる【良い例】

 

 



指同士が反らして押している画像

 

指をまっすぐに押せていない【ダメな例】

曲がっているところで力が逃げてしまってます。



【別のやり方】

 

両手に意識を向ける必要があるため、慣れないと難しく感じるかもしれません。

そんなときは片方の指だけを使うやり方がおすすめ。

 

ある程度の硬さのあるものを、真下に向かって軽く押してみてください。

片側だけに意識を向ければよいので、やりやすくなります。

 

指でベッドをまっすぐ押すトレーニング成功例の画像
指を曲げてベッドを押すトレーニング失敗例の画像
指を曲げてベッドを押すトレーニング失敗例の画像


池袋整体ゆっくりがお手伝いできること

重要!

【からだの感覚を高めていく】

 

効果的な練習やワークを取り入れるとき。

筋肉と同じように「感覚」も少しずつですが高めていけます。

 

期待できる効果は以下のようなものです。

 

  • 脳に入力される余計な情報(不必要な筋肉の緊張など)が減る
  • 力を抜いたりリラックスするのが上手になる
  • 頭痛や肩こりなどの身体症状の軽減

 

難しく聞こえてしまったかもしれませんが。

「ゆるまる」や「脱力」は身体が整った結果としてあらわれてくるのが自然なんです。

 


【からだの使い方の幅を広げる運動のメニュー】

 

とれーにんぐ整体でご紹介するものは効果的なことはもちろん、やり方もシンプルです。

わかりやすいのが特徴で初回で行うことが多いのは立位を中心にした以下のもの。

 

  • からだが整う姿勢の体験
  • 肩や腕の脱力につながるセルフケアのご紹介

 

お伝えした内容はお家でも継続していただけるとさらに効果的ですよ。

池袋整体ゆっくりの看板マークのスマイル缶とオープンのコルクボード画像

重要!

理想的な取り組み方

【難易度の低いものから順番に】

 

失敗を恐れないってかっこいいですよね。

ただはじめから脱力でよく知られる理想形を目指すのはおすすめできなかったりします。

 

「最小限の力で」

「自然体」

「上虚下実(じょうきょかじつ)」

「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」

 

 

難易度が高いからです。

「できない」「ダメだ」という自分への必要のないダメ出しをして苦しくなる。

そんなのは避けたいですから。

 

出典:三田紀房『ドラゴン桜』


【まずは試してみよう】

 

頭で難しく考えすぎないことも大切です。

 

「まずはやってみる」

 

からだの緊張や不調が大きな方ほど、はじめは変化を感じにくいこともありますけど。

それがその人にとっては「いまの」自然な状態ともいえるので焦りは禁物です。

 


【おわりに】

 

「これでいいんだ!」という自信につながる体験をすること。

それを積み重ねていくことが大切だと考えています。

なぜそれをしたほうがいいのか。

理屈を知って、動いてみるとからだが変わるから。

 

「あれ?なんか違いますね!」

 

そんな体験をお客さまと共有できるときがすごく嬉しいです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

池袋整体ゆっくりのオープンのボードとスマイル缶の画像

【記事を書いた人】 松本健之