整体研修で教えること教わることの難しさを知る│池袋整体ゆっくり
【講師はこんな人】
【はじめに】
【講師に求めたいこと】
自分の求めるもの、習いたいことを学ぼうとするとき。
個人的に大切にしているのは以下です。
- 指導者や講師の得意分野を間違えないこと
- 講師の施術の力量はもちろんのこと、教える(伝える)ことができる人なのか
- お金のためだけでなく、講師に「育てよう」という気持ちがあるのか
現在お世話になっている講師は、3つの条件を満たしていると考えてます。
【教えられる人なのか】
「名選手名コーチにあらず」
自分(講師)ができても参加者に教えられるかは別問題ですよね。
だから講師がどれだけすごい人なのかとか。
有名なのかとかは個人的にはまったく関係なかったです。
講師がうまくいったやり方や方法にこだわらずに。
- 参加者のからだの使い方や癖・力量に合わせた指導ができるか
これが必要なように思います。
【教えることの難しさ】
【上達しにくい人の傾向】
今回のお話で興味深かったのが「教えることの難しさ」について。
残念ながら教えた人すべてができるようにはならないんです、とのことでした。
- 短時間で上達したり変化するための方法が知りたい
- 教わったらすぐにできるようになると思っている
- 自分を否定されるのが嫌で、できないことを認めたくないし指摘されたくない
どうしても上記の傾向がある方の場合。
続かなくなるため上達はしにくいようです。
【素直に取り組んでもらえない】
講師 「まずこれをやってみましょうか」
参加者 「それは別のところで習ったやり方と違うんですが・・」
こんな具合に会話がすれ違う場合もあるそうで。
素直にやってもらえないこともあるみたいです。
そのほかの「教えるのって難しい」ケースを簡単に紹介してもらえました。
その後こちらが思ったことを伝えるちょっとした雑談タイムもあり。
貴重な時間でしたよ。
【教わることの難しさ】
【学ぶ側の姿勢】
「講師が教える難しさ」は「参加者の教わる難しさ」なのかもしれません。
教えを乞う側の学びの姿勢も問われそうです。
素直さや忍耐・反復・継続など。
はじめからうまくいくなんてことはないですし。
できなくて当たりまえですよね。
今できなくてもマイナスになることはなくて。
現状を知るために必要な経験だったりすることもありますから。
【上達しやすい人の傾向】
- 上達するためにはある程度時間をかける必要性を理解してる
- 現状を変えるために今までやってないことに挑戦できる
- 目標に向かって一緒に進んでくれる、講師をそんな存在と思ってくれる
この姿勢がある人は提案したものを続けてくれることが多いとのことでした。
納得です。
【頑張りは蓄積されている】
話を僕の研修に戻します。
期待が大きいときのあるあるですが、真面目に取り組んでいるのに変化が見えない。
そんなことも少なくありません。
ですが講師いわく
「苦しくても(自分のレベルで)変化感じられなくても・・」
「取り組み方が間違ってないなら大丈夫ですよ」
とのことで以下のことはお墨付きをもらえました。
- 取り組む方向性は合ってる
- 気づかないだけで確実にトレーニングの成果は出ている
- 以前ならできないことができるようになっている
【おわりに】
「自分の力なんてこんなもの」
そう思わずにつづけていく。
それは「つづける」難しさといえるのかもしれませんよね。
「教える」難しさがあれば「教わる」難しさもあって。
いろいろなことを再確認できた実り多い研修でした。
それでは今日も平穏な1日でありますように
出典:古舘春一『ハイキュー!! 11巻』
