脳疲労を減らすには 

脳疲労を減らすのに役立つボウエンテクニック│池袋駅東口4分の整体

【はじめに】

 

疲労回復で調べるといろいろなものが出てきます。

 

  • ビタミンB群
  • 活性酸素
  • 抗酸化作用
  • 腸活
  • 自律神経

 

ここではこれらのことにはふれません。

シンプルにこちらをお伝えします。

 

「ストレスはすべて悪いわけではない」

「疲労は睡眠や食事でしか回復できない」

 


【ストレスと脳疲労】 

【現代社会でみられる脳疲労】

 

現代社会では脳の疲れや不調を感じるのは珍しいことではないですよね。

 

  • 仕事で必要なパソコンなどのデジタル機器(目を酷使)
  • 緊張が強いられる場面(満員電車や会議など)

 

こういったものは避けるのが難しかったりしますし。

自分ではコントロールできないものもありますから。

 


【適度なストレスは悪者ではない】

 

ただストレスはすべて悪者。

そんなイメージありますが必ずしもそうではないんです。

 

「適度な」ストレスは脳のためにむしろ必要なもの。

 

ストレスがかかったときに副腎皮質から分泌されるホルモン。

そのひとつ「コルチゾール」は生命維持にとって欠かせません。

おおざっぱな表現ですが、これが少ないと「元気が出ない」からです。

 

  • 倦怠感
  • 体重減少
  • 低血圧

※重要

【過度なストレスには要注意!】

 

ストレスから身を守るために出されるコルチゾール。

ありがたいものですが、いつまでも必要なだけ出るものではなくて。

過度なストレスにさらされると副腎が疲れ、コルチゾールが出にくくなるのです。

 

そうすると前述したように「元気が出ない」状態に近づいていきます。

 


【放置しないで】

 

脳疲労は気合や根性・カフェインなどでときにスルーされがち。

ですが放置するとうつ状態につながることがあるようです。

 

また首の緊張を強め、頭痛や肩こり・腰痛の原因になりえます。

日頃から十分に気をつけていきましょう。

 


【会社や電車・お家でできること】

 

脳疲労を和らげるためにはスマホやパソコンから受けるストレスを減らすのが大切です。

そのためにシンプルで当たりまえな方法がこちら。

 

  • 目を休ませる(目をつぶる)

 

視覚から入ってくる情報の遮断ですね。

 

そうすることで「判断」と「処理」を繰り返していた脳はつかの間ですが休息可能に。

一度に長くよりも気づいたときにこまめにやる。

そのほうが効果的です。

 

可能であればこちらもいい方法ですよ。

  1. 両手をこすり温める
  2. 目のあたりにあてて(眼球は押さない)暗闇をつくる
  3. 暗闇のなかで目を開ける・温かい空気を感じる

※重要

【疲労回復に必要なこと】 

【裏技はありません】

 

疲労を速攻で回復させる裏技はなく、日々の地味な取り組みが大切です。

 

  • 質と量をかねた睡眠 (質で量はカバーできない)
  • 栄養バランスと量が整った食事 (三大栄養素に腹八分目など)
  • 入浴 (熱すぎない温度で神経を落ちつかせる)

 

こういったことができなくなるとき。

脳やからだは疲労し体調は崩れていきます。

 


【カフェインも△】

  • カフェインの入ったコーヒー
  • エナジードリンク

 

「これらを飲むとすっきりする感じがある」

「疲れが軽くなった気がする」

 

これは確かだと思います。

そういった変化があるから需要はありますよね。

ただそこで軽減されたのは疲労そのものではなくて疲労「感」。

 

疲労回復効果はほとんどありません。

からだを動かすエネルギーはバランスのよい食事からとる栄養素でつくられるものだからです。

 

一時的に必要なときにカフェインやエナジードリンクを上手に利用しつつ。

疲労回復手段もあわせて行ってもらうのが理想的だと思います。

 


【スマホやテレビも△】

  • ストレスを和らげたい
  • 爽快感を味わいたい
  • オンオフの切り替えになるから
  • 息抜きになるのでダラダラSNSを見てしまう

 

皆さん目的はいろいろで「気分転換」になる。

これも間違いなし!

必要な時間です。

ただ減らせるのはカフェインのときと同じ疲労「感」。

 

疲れた目と脳に追い打ちがかかり交感神経はむしろ働きすぎる方向へ。

疲れの回復にはつながりにくいです。

 


【おわりに】

 

ボウエンテクニックのような施術で脳の疲れを和らげる。

 

そんな方法もありますが、日常のなかで当たりまえなことをやっていく。

「そんなの当たりまえじゃん」を「当たりまえにしていく」こと。

 

それがやはり大切なんだと思います。

 

からだがリラックスする森林の画像

【記事を書いた人】 

松本健之