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肩こりや腰痛の原因と対策 ツボを押す

池袋のおすすめ整体 肩こりや腰痛の原因と対策 ツボ押しの注意点

2018年 8月

 

こんにちは

豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。

 

 

肩こりといえばツボ押しとマッサージ。

ここでいうツボとは押すことで気持ち良く感じられるところと考えます。

(東洋医学の考え方にある経穴ではありません)

 

上手な人だとゴルフボールやテニスボールを使い、軽めの首肩こりを和らげたりしてます。

それくらい辛い部分を「押す」ということは一般的です。


肩こりや腰痛ツボ押しの注意点

 

力加減や押し方、角度によっては危ない部位があること。

それを知っておくのも大切です。

 


【こめかみ】

 

頭痛やめまい・眼精疲労などで辛いとき。

 

ここをゴリゴリやる人が多くみられます。

一時的にスッキリ感が出ることもあるからです。

 

脳を守る器である頭蓋骨のこめかみ部分。

 

押し方によっては、デメリットもあります。

パズルのように組み合わさっている頭蓋骨のバランスに影響が出るのです。

 

長い時間、強い力で押しすぎないよう注意してください。

 


【肋骨の下部】

 

骨盤の上のほうにある肋骨周りについて

 

写真は背中側からみた骨格模型です。

赤丸の肋骨が危険地帯になります。


骨格模型の画像
骨格模型の画像


 

浮遊肋と呼ばれる第11・12肋骨は、骨折しやすいつくりになっているからです。

 

他の肋骨のように前側とくっつかずに、浮いている状態。

そのあたりに触れて硬いのがみつかっても、コリではなく骨の可能性が高いです。

 

横向きや座った姿勢で押されるとき。

力が逃げやすくなるためにまだ安全といえます。

 

うつ伏せで力まかせに押されるとき。

力が逃げにくいため、肋骨にかかる負荷が強まりリスクが上がります。

 

また模型だと一番下の肋骨と骨盤までの距離が離れてます。

 

肩こりや腰痛・膝痛・足のしびれなど症状があるとき。

このスペースが狭くなっていることが多いです。

 


【安全な頭部のセルフケア】

 

頭蓋骨の上にある頭皮をほぐすようにするのが安心です。

 

また耳を軽めに引っぱることもリラックスにつながります。

 

ずっと引っぱり続けないのがポイント。

耳を軽く2ミリくらい引いて、とまったところで30秒くらいキープ。

 

できる範囲でマメにやると、頭のしめつけ感や頭痛が和らぐこともあります。

1センチ引っぱるような具合だと強すぎなのでご注意を。

 


【施術でもセルフケアでも大切なこと】

 

身体を良くすることより大事なのが、悪くしないこと。

 

頭をギュウギュウ押してたら、筋肉痛のようになったり。

しばらく痛みの余韻が続くことはあり得ます。

 

こめかみや首を自分で押しすぎたら気分が悪くなった。

これは良くありません。

 

危ないところを知っておくと、ツボを押すときの力加減がしやすくなります。

また触れずにスルーもできます。

 

よくわからないときは、あまり触れたり押さないのが1番大切です。

 

 

それでは今日も平穏な1日でありますように

 

・力が抜けない