
「Don't think, feel!」考えるな、感じろ!の学び│豊島区池袋の整体院
2025年 4月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
4月の整体研修が無事に終了。
今回もたくさんの学びがありました。
といっても整体テクニックをあれもこれもと集めるコレクター的なものとは違います。
施術をする整体師のからだの感度や身体操作の底上げ。
それが大きな目的です。
ある課題を出されたときのこと。
「なにそれ?ありえない・・」
「そんなのできっこねぇ・・」
と思ったのですが拒否しないことが大切とのことでした。
「施術者やスポーツ選手などでもふつうにやってる人いますよ(自覚あるかは別として)」
のニュアンス。
by 講師なので。
「ありえる」「できる」とまずはいったん受け入れてみる。
なにか「特別なこと」でも「不思議なこと」でもなくて。
ただ知られてないだけ。
それって「当たりまえなこと」くらいに思うのが大事な心構え。
頭を柔らかくして。
考え方に幅をもたせて。
自分の狭い常識はよこに置いて。
試してみる。
失敗を重ねてみる。
そうすることで感覚が変わり、広がっていきそれは当然施術にもプラスに働いていく。
整体の技術を習い、押したり触れたりしてペアになり練習する。
そういったものとは別の大切なことも学ぶ。
そんな日々の様子をご紹介します。
「いろいろできるようになりたい」
「新しいことにチャレンジしてみたい」
そんな気持ちはあってもなかなか行動にうつすのは大変だったしますよね。
やりやすいことに目が向きやすいし、得意なものをやるほうが楽だから。
苦手なものに取り組むのは疲れるし、面倒くさいし、しんどいから。
できないことや難しいものにチャレンジするのは簡単ではありません。
やっても成果は右肩上がりとは限らない。
平行線をずっとたどったり下降することもあるかもしれませんし。
明日できるのか。
1ヶ月後なのか、3年先なのか。
成果がいつ出るのかわからないまま走りつづけるのがしんどい。
また1度できたとしても漫画の世界とは違ったりするのも残念なところ。
主人公が特訓して身につけた技がそのあとずっと安定して使える。
身体操作や感覚の訓練ではそんな保証はなかったりするのです。
「あれ?さっきはできたのに」
そんなことはふつうにあるあるで。
「もう1度やってやろう」
それがブレーキになり、身体が持つ機能が制限されてしまうことは多い。
だから取り組んでいるのにできるようにならないと文句をいう人。
1度できても次にうまくいかないときに怒ってしまう人もいると聞きました。
怒ってしまう人の気持ちも少しわかるような・・
やっぱり1度できたら次から安定してできると嬉しいし、楽ですからね。
ただうまくいかないこともあるし、そんなことは多いけれど。
始めないとできるようにはならない。
これは確かです。
自分にとっての問題から目をそらさずに。
先送りにしないで向き合う。
やらない理由をあれこれ考えている時間がもったいない。
そんな姿勢で今日まで訓練を継続してきました。
以前からの課題をひと言でいうならこれかと。
「Don't think! Feel.」
ブルース・リーの有名な言葉、「考えるな、感じろ」のイメージ。
ニュアンスが合っているのか自信ありませんが。
「余計なことを頭で考えずにからだに任せる」
繰り返しになりますが、ようわからんけど「考えずに動いたらできた」。
「なんでうまくいったか覚えてない」ときのほうができた。
だからそれをもう1度やろうとしたらできなかった。
意図的になるとダメだったりする。
これは身体操作あるあるなんですね。
頭でごちゃごちゃ考えないのがポイント。
でもそれが難しい。
考えないようにというところに「囚われてしまう」から。
意図やエゴを手放せたとき、からだがさらに自由になる。
そうはわかっていてもなかなかに大変であります。
今回も力を効率的に伝える確認作業のとき。
講師からこんなニュアンスのダメ出しをされました。
「それやりがちなんですけど、それやる人でできた人っていないんです」
(それの内容はいくつかあるのですが別の機会に)
地道な訓練のおかげでできる「からだ」にはなっている。
すでにやれる「条件」は整っている。
これは講師のお墨付きです。
なのに・・
自分の意図やエゴ(こうしたい、こうしてやろう)がジャマをして。
知らずに身体にブレーキをかけてしまっている状態に。
- 必要ない筋肉を使用
- 反応しなくていいところで反応してしまう
からだを非効率的にしてしまう癖は根強いのです。
うまくいかない話が長くつづきましたが。
今日までからだの訓練を頑張ってきたことはもちろん間違っていません。
今のままでも「技術的なもの」を混ぜる場合。
前述した「力を効率的に伝える作業」はできてしまうから。
問題ないともいえるのです。
といっても過去の自分なら「技術的なもの」を混ぜてもできませんでした。
シンプルにからだが整っていなかったから。
ただいつまでもそこに頼るとこの先の「伸びしろ」は少ない。
あるレベルまでは行けるけれど「頭打ち」になることは確実だそうです。
1週間あとにできるのか。
来月なのか数年先になるのかわかりませんが。
技術的なものなしで「からだに任せた」状態。
それでできるようになりたい。
苦労はしてますが、モヤモヤを抱えながら。
うまくやれない自分と向き合いつつ。
『軸』や『丹田』『脱力』などのパワーワード。
それらに引っぱられないように気をつけながら。
しぶとく諦めずに。
楽しんで学びつづけていくのみ。
・・というのが今回の内容です。
通常だとここで終わるのですがさいごに少しだけ補足しますね。
ご家族やお友だち・職場の方を当店に紹介してくださるとき。
お客さまの多くがこう伝えるそうなんです。
「『整体セミナー』『ボウエンテクニック』のブログもみてみて」と。
これを昔ある方にはじめて教えてもらえてから、考え方が変わりました。
「学ぶ姿勢」のエピソード。
同業の先生たちとのつながりの様子や仕事への「向き合い方」。
スタッフ紹介の書き方や引用している漫画のワンシーンなど。
(他店さんではあまりみられないものらしいです)
そういったものをリアルタイムで紹介していくことは「強み」になるのだと。
- 既存のお客さまにとっては松本さんは紹介しても大丈夫な「安心感」に
- 紹介された方にとっては池袋整体ゆっくりに「お試しで1度行ってみよう」へ
- 当店をホームページで知ったご新規のお客さまには「なんか気になる、お試しで1度行ってみたい」へ
それぞれつながるらしくてありがたいですね。
というわけで。
研修での学びの様子や気づき・うまくいかないことなどなど。
これからも書きつづけていこうと思います。
それでは今日も平穏な1日でありますように