整体師のコミュニケーション技術や総合力を高める丨豊島区の池袋整体ゆっくり
2023年 2月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
2月の整体研修を終えました。
内容は引きつづき肩こり腰痛などの技術を使う整体師のカラダを向上させる取り組みです。
今回もたくさんの学びがあったのですが。
雑談で出た「コミュニケーションのお話」が印象に残りました。
会話の技術的なものでなく、もっとシンプルなもの。
それだけに汎用性が高いように感じます。
会話力を上げる、聞く力を高めたいと思うとき。
皆さんがイメージしたり意識されてるものはありますか?
相づちは一般的かもしれませんね。
- 適切なタイミングで相づちを打つと、話し手の気分も乗ってくる
- 「うんうん」「それで」など何種類か相づちを用意しておく
- 話し手の喋るリズムを崩さないように相づちを打てると気分良く話してもらえる
あとはこのようなものも一般的に知られています。
- 相手が話したいことを話せるようにすると満足感が高まる
- ときどき相手の話を要約することでちゃんと聞いてますというのを伝える
- お互い無口になる時間を恐れない
- 間を埋めるために焦って言葉を出す必要はない
ほかにもたくさんのことがあって。
そういった技術的なものを知ることが役立つこともあるのでしょう。
ただ今回の研修で勉強になったのはそういったものとは違うこと。
例えばなにげなく使っているさまざまな声かけがあります。
「お疲れさまです」」
「ありがとうございます」
声のかけ手がそれらをどういうふうに意図して使っているのか。
また自分の声かけが相手に及ぼず影響など考えたことあるのかなど。
一般的に良いとされる下記のものとはまた違った角度からのお話でした。
「口先だけでなく気持ちを込めて」
「相手への感謝を感じながら声を出す」
「まごころからの言葉を相手に届ける」
ざっくりいうと良かれと思って発した言葉。
それが相手に(自覚があってもなくても)不快感や不安感・マイナスを与えちゃうことあるよと。
相手が気づかないならいんじゃないの?
というわけにはいかずに。
話し手(整体師)が無意識に聞き手を疲弊させ、不安にさせてしまうとき。
聞き手(お客さま)の緊張は高まり、防御反応も強まる傾向があるからです。
刺激に対して守りが強くなるため施術が効きにくく、整体効果を下げる可能性につながります。
整体院の商品である技術力。
これを磨き、強みにするのは当然のこと。
ほかの整体師さんと同様に池袋整体ゆっくりでもそこは地道に取り組んでいます。
それと別に気分よく過ごしてもらえるための空間や会話の内容・声かけも大切ですよね。
お客さまに喜んでもらうためには技術以外にも総合力を高める必要があるのでしょう。
自分の発する声や言葉にいつもより少し意識を向けていこう。
そう思えた2月の整体研修でした。
今日も平穏な1日でありますように