頭痛肩こりを改善、内臓マニピュレーションの効果とセミナー│池袋整体ゆっくり
2019年 12月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
現状維持でなく、よりよい施術を提供していきたい
多くの整体師の方と同じように、その思いで仕事を続けてます。
そのためには、定期的な研修や自己鍛錬は欠かせないもの。
今月は仕事を中抜けしたりなどして、整体研修に4回参加する予定です。
あれもこれもと手を広げるのは好きではありません。
内臓の状態を整える・あたまの状態を整えるために、基本となる触診能力を高めることを最優先。
またそのための身体の使い方や施術効果を高めるためのトレーニングのやり方を学ぶこと。
それらに力を注いだ1年でした。
ひとつには腕の機能を高めることで、以下でも説明してます。
ジャン=ピエール・バラルⅮ・O。
内臓マニピュレーションの権威として知られます。
この方の助手の先生から学び、長年経験を積まれた講師の下で勉強中。
※内臓マニピュレーションは、現在のところこちらで必要と判断した既存のお客様への施術として想定
内臓マニピュレーションを説明します。
内臓の位置異常・構造的に負担のかかるところに蓄積される歪みを整えるもの。
内臓の働きやエネルギーが高まるメリットがあります。
筋肉や骨へのアプローチでは対応しにくかった症状が軽減されたりします。
ふつうの整体だと、触れて情報を集めることを「触診(しょくしん)」といいます。
内臓の場合は、リスニング(傾聴)ともいい、そこが大きく違うところだと感じました。
講師の方いわく「内臓に敬意を払う意味で昔からそうなっているんだよ」とのこと。
自分にはしっくりとくる説明。
やさしくお腹に手をあてることからリスニングは始まります。
肝臓や胃・十二指腸をはじめとした小腸・大腸に、腎臓や膀胱などの位置をつかむこと。
身体を立体的にとらえ、それぞれの臓器がある深さを知ること。
揺れるように動いている腎臓などの動きを感じとること。
アバウトな表現になりますが。
おかしいところ・問題がありそうなところを感じる練習もします。
研修で内臓の施術を習ったばかりの頃は「こんなことができるんだろうか??」という頭の状態に。
講師の方はお世辞は口にしません。
できてないときは「全然できてないね」とはっきり言われます。
指導に熱が入るとき。
「あっ!いま口調が強くなっちゃった。ごめんね」と謝られる一コマもありました。
研修には、時間とお金とエネルギーが必要。
学ぶ側からしたら温かさのある厳しさはウエルカムです。
いつまでも「?」が消えることはありません。
センスないかもと思いつつも、休むことなく研修に参加し続けました。
「ダメダメ、意識が狭くなっちゃってる」
「あれえ~前回のほうができてたね」
「情報を取りにきちゃってるよ、そうじゃないの」
「うん、いまのだと60点あげられるかな」
繰り返しいろいろ指摘され続けていたある日。
「松本さん、すごい上達してるよ。初回の頃とは比べものにならないくらい」
と講師の方が嬉しそうにお話しされました。
こちらも嬉しくなります。
地道な取り組みによって、以前はできなかったことが気づけばやれていたりするようです。
身体につながりをつくる筋トレを続けていることで、研修効果も高まっているのかもしれません。
ともに学んでいる勉強熱心な理学療法士の方から、良い刺激を受けていることも影響してそう。
来年も継続して同じ講師の方から指導を受けてきます。
それでは今日も平穏な1日でありますように