手足のしびれや痛みを聞くときに大切なこと│豊島区池袋駅東口4分の池袋整体ゆっくり
2019年 10月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
首や腰が痛い・肩がこるだけでなく、手足にしびれを訴える方もいますよね。
症状でいうと坐骨神経痛や手根管症候群・胸郭出口症候群など。
お話しを聞くときに個人的に大切にしていることを紹介します。
- いつから(時期)
- どこが(部位)
- どのように(状態)
- どんなときに(状況)
を通常確認しますが、「どのように」にあたることに関して。
「どういった状態をしびれると表現しているのか」を確認することです。
「じんじんする」や「ビリビリと電気が走るような痛み」がしびれの一般的なイメージですよね。
ただ人によってしびれと表現する状態はさまざまでもあります。
- 「血液の流れが悪くて冷たく感じる」
- 「反対側と比べて薄皮一枚敷いてあるような皮膚の感じ」
- 「感覚がなんとなく鈍くて存在感が少ない」
- 「力が入らない状態」
- 「こわばりがある状態」
だからそのところをお客さまと施術者が合わせておく必要があるのです。
これホントに大事。
- ※重要 患者さんが痛みやしびれについて「表現した通りに書き取る」
整体の学校でそう習ったことは忘れてません。
チクチク痛むと言われたら「チクチク痛む」とメモをします。
「針で刺されたような」とか勝手にアレンジするのはダメ。
「チリチリ」とか「ジリジリ」とも書かないということです。
また危険なものとして絶対に忘れてはいけないこと。
そう強調して何度もいわれたのが酔ってないのに「ろれつが回らない」状態がしびれとセットのとき。
整体に来ることはほぼないでしょうが、脳の血管に異常が起きてる可能性があります。
施術はせずに、病院を勧めるべしという教えです。
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しびれの表現以外にも大切なことがこちら。
- ※重要 初回にどのような状態だったかをきちんと把握
施術により変化があるのかどうかがあいまいになるからですね。
初回の状態が「腕から手にかけて、じんじんとしびれてる」のとき。
これが「腕から手にかけてチクチクしびれてる」だったり。
「腕というよりも肘から手にかけてじ~んとしびれる感じ」に変わった場合。
しびれの有無でいうなら有りになっても、状態や部位は変化してます。
「まだしびれや痛みがある」というお客さまの言葉は参考にしつつ。
そのうえで変化が見られるとき。
それを共有するのも、施術をするうえで大切なこと。
「以前のしびれは〇〇でしたけど、今は◇◇なんですね」
「まだ痛みは残っているようですが、良い方向に変わってきてますね」
と改めて現状を共有して把握するよう心がけています。
変わっていける!という気持ちがあれば、施術を受けるモチベーションも維持されますから。
もちろん以下のような施術する側のゴリ押しはいけません。
✖「心配しすぎですよ」
✖「変化してるよ、気にしすぎだな」
✖「良くなってるからまた来て」
それでは今日も平穏な1日でありますように