池袋整体ゆっくり スポーツや身体のパフォーマンスを高める大切なトレーニング
2019年 6月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
身体のパフォーマンスを上げると思われている方法はいろいろあります。
ストレッチやヨガ・ピラティスにはじまり、トレーニングマシンを使うものならフィットネスジムにあるものから特殊なマシンを使用する初動負荷トレーニングなど。(イチロー選手がやっていることで有名)
または加圧トレーニングや体幹トレーニングが知られています。
個人的にいまやっているのは体幹トレーニングの部類に入るもの。
ただ体幹トレというと「プランク」が代表ですが、そういった体幹を固めて腹筋背筋を鍛えるというものではありません。
身体がつながるように少し変わったやり方で腕立てやスクワット・腹筋などしてます。
つながりが途切れやすい骨盤と腰のあいだや、肩と胴体のあいだを力が効率的に伝わるためのエクササイズも然り。
前腕という手首から肘にかけての部位や肩甲骨をのせる土台部分である肋骨のトレーニングも欠かせません。
整体師という職業のためでもあるし、これから先もなるべくムリなく動ける身体でありたいと思うからです。
そういったことを継続して学んでいる途中ですが、先日講師の方が考える練習とトレーニングの違いを教えてもらいました。
- 練習はやったことが上達するもの
例)テニスを練習すればテニスが上手くなる
- トレーニングはあらゆるものに共通する土台になる力を高めるもの
例)それをすることでテニスのサーブやストロークの運動の質が変わってくる
ある参加者の人は、トレーニングのあとで同じようにラケットを振ってみたらボールのスピードや打球感が違って不思議だったそうです。
一部の運動センスのいい人は、土台となる力がもともと高いためにテニスを練習すれば上達しやすいです。
そういう人は土台となる能力の高さを意識してなかったりすることもあります。
体幹から腕や脚を連動させて動かせたり、骨盤と股関節の効率的な使い方も教わらずとも当たりまえすぎるから。
比べてスポーツや運動の土台となる基本的な身体能力がある程度ない場合。
頑張ってやっても練習時間のわりに上達がしにくかったり、伸びしろがあまり多くないなど残念なことがあるようです。
そこで施術と身体操作を高めることがつながってきます。
整体研修では施術のテクニックを現在進行形で学んでいますが、それだけでは足りません。
質の良い施術を提供するためには、施術をする土台となる力を高める必要があるのです。
整体師なら力づくで押していたら指や手を故障するリスクがあるし、指が変形してしまうこともあります。
利き腕を使い過ぎることによって身体の左右差が強まれば、体調を崩す原因になるだけでなく、なにより施術効果が不安定になることに。
肩や腕などを力ませずにリラックスした状態で、胴体からの重さや力を腕や手に伝えること。
体幹から動いたり、腕や脚から体幹を動かしたりするのはトレーニングが必要です。
慣れないとはじめはうまくできません。
ただこういった動きの仕組みがわかってくると面白いです。
施術のときだけでなく、スポーツや武道だったりとくにダンスなどの上達に必要なことだと感じてます。
気をつけたいのは、関節が柔らかくて動ける範囲が大きいことと体幹をうまく使えているのは別物ということ。
肩甲骨や腕が大きく動かせても、動きがぎこちない人はわりと多いです。
2年前に開業したときから広告を出したりして売り上げを大きくするよりも、自分の身体のレベルを高めることを優先させてきました。
お金と時間とエネルギーをそこに費やす結果として需要のある施術につながってくるはず。(自分比)
それが売り上げにも反映されてくるのだろう。
そう思いながら仕事を続けてきて、いつ頃からかそれを実感しています。

※キン肉マン第42巻より引用 著)ゆでたまご
ホームページの営業カレンダーでお休みとなっているところ以外にも、お店を留守にして整体研修に行ってます。
参加者は黒帯の柔道や合気道熟練者・理学療法士や整体師ほかいろいろです。
研修代よりも往復交通費に宿泊費のほうが高くなる地方からの方もいます。
こういった研修は、「スゲー良かったです!次も絶対来ます!」とテンションが一時的に上がっているだけだと続きません。
テンションはモチベーション(目的意識)でなく気分だから、気まぐれに変わるからです。
続けている人は淡々としています。
遠くから来たり仕事のあとでもやってきたり、休日に研修場まで出かけて行くのは当たりまえなんですね。
彼らを見習いながら井の中の蛙にならないように新しいことに触れる機会を持ち、これからもコツコツと学び続けていきます。
それでは今日も平穏な1日でありますように
※テンションの本来の意味は、「精神的な緊張や不安」ですが、一般的には「気分」として使われやすいようです。