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知らないと怖い肩こり・首こりの注意点

首肩こりに隠れた病気の注意点│豊島区の池袋整体ゆっくり

2018年 6月

 

こんにちは

豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。

不穏な様子の大きな雲の画像

 

今回は危険な肩こり・腰痛のお話です

健康を扱うテレビ番組やネットで探せば、肩こりに隠れた病気がいくつか出てきます。

 

病気に関係する知識を持つのは必要なこと。

ただやみくもに情報収集するのも不安を増やす原因となります。

 

そのあたりはさじ加減が難しいところですよね。

ひとつの目安として個人的に大切にしていることがあります。

それがこちら。

 

「いつもと違う痛みや状態が続く」ときは病院に行く

 

 

肩こりの場合。

デスクワークが続いて首肩が重苦しい状態になるのは珍しくありません。

 

程度の差はあれ慣れているものは、日常の肩こりの区分へ。

ただ次のようなときは注意が必要です。

 

  • 睡眠中や安静にしているときに痛い
  • 左肩の痛みが強い

 

「関連痛」といって他のことが原因で左肩に痛みを感じている可能性があるから。

心臓が原因の心筋梗塞や狭心症がその例です。

左肩や腕・奥歯などに痛みを感じたりします。

 

脳からつながっている脊髄(神経の束)はいろいろな部位で枝わかれします。

心臓からの痛みを伝える信号が、腕や奥歯からつながっている神経にも伝わることがあるのですね。

 

脳はからだが痛みを感じていることはわかっても、「原因を取り違えてしまうのが危険」なところです。

 

 

心臓に栄養を与える血管である冠動脈がうまく機能しなくなるとき。

1日に10万回動いている心臓の働きが低下。

 

左肩の痛みや息切れ・胸の苦しさ・動悸・めまいにつながります。

 

狭心症の場合。

運動して心臓に負担がかかるときだけでなく、安静にしていても痛いものもあります。

 

NHKのテレビ番組『プロフェショナル仕事の流儀』のある場面。

心臓の専門医が、狭心症の特徴についてお話しされてました。

 

  • 早歩き
  • 階段や坂道を歩く
  • 重いものを持つ
  • 口論をする

 

以上のときに胸がぎゅーっと締めつけられる。

胸に何かが乗っている感じがすることがある。

 

そのような状態のときは整体で改善は難しいです。

有名雑誌に取り上げられて医師も通う!のベテランの先生でも残念ながら同じ。

 

そのときは一時的に楽になったように見えるのも危険なこと。

施術でなんとかなると思い込み、病院の検査を勧めなくなるから。

 

私の担当ではありませんでしたが、残念な方を見てきました。

単なる情報としてでなく、怖さを体感し記憶に残してます。 

 

繰り返しになりますが、重要なことをまとめます。

 

  • 急に発症した左肩の痛み
  • 歯痛や胸の苦しさ、痛み

 

などは単なる肩こりと思わずに注意をしてください。

それが持続し、日に日に悪化するようならな

心臓を取りまく冠動脈の負担を減らす方法として知られているのが以下の5つ。

 

  • 禁煙

  • 塩分・糖分・脂肪分の取り過ぎに注意(高脂血症や動脈硬化につながります)
  • 適度な運動
  • 質の良い睡眠・しっかりとした睡眠時間の確保  
  • ストレスを減らす

 

これらを意識することがストレスになり過ぎない範囲で、気を配れるとよいですね。

 

今日も平穏な1日でありますように