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肩こりの原因は肩の可動域(ROM)が狭いから?

肩こりの原因は肩の可動域(ROM)が狭いから?丨豊島区池袋の整体ゆっくり

肩こりの原因と肩の可動域の関係  

はじめに  

2026年 2月                                                    

 

こんにちは

豊島区にある池袋整体ゆっくりの松本です。

 

お客さまからこう聞かれることがあります。

「カラダが硬いから肩こるんですかね?」

 

そういう場合もあるし、そうでないこともあって。

「可動域は必ずしも大きいほど良いとは限らない」というのが今回の内容です。

 

 

可動域とは(ROM) 


可動域は英語だとROM(Range of Motion)と呼ばれます。

無理なく関節を動かせる物理的な「範囲」「角度」の意味になります。

 

リハビリの経験のある方はお馴染みのものかもしれませんね。

はじめに測定した可動域がどう変化していくのか。

それが治療効果を知る指針になったりします。

 

 

可動域が狭くなっている場合(事故やケガなど) 


事故やケガ・肩関節周囲炎(五十肩)などが原因で可動域が制限されている場合。

 

痛みや不便さのため肩や腕を使うのが不自由になります。

余計な力が必要になることが多いため力みやストレスにつながり脳やカラダが疲弊します。

 

少しずつケアをつづけていき、元の可動域に近づけていくのは必要なことです。

ゴムバンドなどでインナーマッスルをトレーニングするのもよくある方法。

 

大事なのは「無理に広げるのではない」ということですね。

 

 

可動域が狭くなっている場合(筋肉が硬い) 


外傷や病気はとくにない。

骨の変形や炎症といったものもない。

だけど昔からカラダが硬い。

  • 例)まわりは前屈すると指が床につくのに自分はつかないなど

 

よくあるのが筋肉が硬いことで関節がスムーズに動けなくなっているケース。

その場合は筋肉がほぐれて柔らかくなると動かしやすくなることが多いです。

 

(あわせて読みたい)

『肩こり』

 

可動域を広げる=ラクになるとは限りません 


ウソつけ!

肩の関節や肩甲骨が大きく動ければ、ラクになるだろ!

 

そう思う方もいますよね。

なのでまわりにいるカラダの柔らかい人に聞いてみてください。

 

「肩こりや腰痛ってあるの?」と。

 

おそらく多くの方が「ある」と答えると思うんです。

 

 

柔らかい方と硬い方の言い分 


カラダの硬さを自覚する方はこういいます。

 

「もっとカラダや柔らかくなればラクになるはず」

「肩の可動域が広がれば肩こりが和らぐのでは?」

 

カラダの柔らかい方はこういいます。

 

「カラダが柔らかいのになんで首や肩がこるんだろう?」

 

当店には関節が大きく動かせる方も多くいらしてますが、同じようなお悩みを抱えています。

 

 

他店さんで施術を受けられたカラダの柔らかいお客さまのケース 


他店さんに行かれたお客さまのケースを簡単にご紹介します。

 

(症状)

  • 首肩こり
  • ときどきある頭痛

 

(可動域の検査)

  • 立位で腕を横や前から天井に向かってどこまで上げられるか
  • 両手と肘をカラダの前であわせ天井に向かってどこまで上げられるか

 

(結果)

  • もともと柔らかいタイプなので問題なくできる

 

(施術)

  • より大きく腕や肩を動かせるような?施術を受ける

 

(確認)

  • はじめよりもう少し大きく動かせるようになる
  • 首肩のコリ感は変わらず

 

 

カラダが硬い柔らかいってなんだろう? 


硬い場合はわかりやすいです。

 

「動きにくそうですね」

「無理してませんか?」

 

柔らかい場合は注意が必要なことがあります。

大きく動かせる場所だけをみてると柔らかいと「誤魔化されてしまう」からです。

 

実際は自分が大きく動かせる場所と別のところは硬かったりします。

動かしにくかったりする。

わかりやすくいうと「バランスが偏っている」ことがほとんど。

自覚のある方もいらっしゃいますが、ない方のほうがほとんどの印象です。

 

 

バランスの偏り 

一部分の関節だけが動きすぎているとき 


肩の関節の動きは悪くないのに、力みが抜けにくかったり肩こりがある場合。

 

「一部分の」関節の可動域だけ大きい可能性があります。

 

例えば肩甲上腕関節という腕の付け根の部分が柔らかい方の場合。

腕を横から上げていくと大きく動かせるように見えます。

 

ところが簡単なチェック法で確認してみたところほかのところは動きにくくなっていたのです。

自覚はありません。

鎖骨や肋骨を意識して動かすのが苦手なこともわかりました。

 

(通常はなにも考えずにそれらがうまく動けているのが良いです)

 

 

鎖骨が動きにくいとき 


からだの真ん中寄りにある鎖骨のでっぱり部分が胸鎖関節(きょうさかんせつ)。

このまわりに柔軟性がなくなると、肩甲骨の動きも制限されやすいです。

首もコリやすくなります。

 

  • 肩甲骨に指がかかる
  • 肋骨から浮いている
  • 肩甲骨は柔らかいとよくいわれる

 

だから大丈夫ではないかもしれません。

実は影響を受けているんです。

なぜなら、骨の構造からカラダはそのような仕組み・つくりになっているから。

 

 

ほかの部分にシワ寄せがいく 


動きにくい関節や柔軟性がなくなっている部分(鎖骨や肋骨)について。

 

一見悪いように思えますが、硬く動きにくいことで「守られている」メリットもあるのです。

そのぶん、鎖骨や肋骨に比べれば動けるところ・働けている部分にしわ寄せがきます。

(首や肩甲骨・腕のつけ根の部分など)

 

そのため働けていないところより首や肩甲骨まわりのほうが気になる方のほうが多かったりします。

 

 

まとめ 


簡単にまとめてみます。

 

  • ヨガやストレッチなどでキレイな姿勢がつくれること
  • 背中で指が組めたり、合掌できること
  • 腕や肩が大きく動けている(ように見えること)

 

上記のようなことができていても、バランスよく使えずに一部分に負荷がかかり過ぎている場合。

首肩こりをはじめとした症状につながることがあるんです。

 

 

施術のポイント 

鎖骨 


鎖骨の下は、大切な施術のポイントです。

 

首の筋肉のひとつである斜角筋がくっつくところで、ここがガチガチに硬いとき。

自覚のあるないは関係なく、首こりや頭痛の原因になります。

 

厄介なのは、ここは押されるとかなり痛いことで有名なこと。

硬さが強く、血行が悪くなっている人ほど「うっ!イタタタタっ・・・」となりやすいのです。

 

以前の整体研修でここを含めた大胸筋まわりを指でほぐすやり方を習ったとき。

講師のデモを受けた参加者の苦しげな様子から、その施術が使える状況は限られそうだと思いました(・_・;)

 

  • イタ気持ちいいでは満足できずに、痛いくらいの刺激のほうが好きな人
  • 現状の辛さが少しでも和らぐなら、激イタなほぐしでも我慢できる忍耐力のある人

 

これくらいなお客さまでないと、大事な施術のポイントとはいえ嫌がられる可能性があり双方にとってプラスが少ない。

なるべくなら避けたい状況です。

 

 

道具も使って痛みを最小限に 


現在の当店では、鎖骨下や肋骨のほぐしの必要があると感じたとき。

 

痛みを可能なかぎり減らすために指でなく、「道具」を使って圧を加えることが多いです。

体験された方々からはこんな感想を頂いてます。

 

「痛いことは痛いけど、さっきよりは全然耐えられます」

「あれ、たしかに指よりは痛くないですね」

 

 

(あわせて読みたい)

『肩こり解消につながる固い僧帽筋を緩める』 

『固まった筋肉のほぐし方と考え方』

 

 

首や頭の不快感だけでなく、「リンパの流れ」とも関係するのが鎖骨まわり。

 

ふだんから鎖骨まわりを軽めにさするセルフケアをおすすめしています。

オイルなどを使うのは手間がかかるので、入浴時に石鹸をつけて滑りを良くした状態でさするのが簡単な方法です。

 

 

それでは今日も平穏な1日でありますように

 

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【この記事を書いた人】 

 

整体師

松本健之

 

JCC池袋整体院(旧日本カイロプラクティックセンター南池袋)で13年勤務。

独立して池袋整体ゆっくりをオープン。

数多くの整体セミナーに参加し、現在も施術や身体操作の学びを継続中。

ヨガや太極拳で学んだ経験も施術に活かしている。

 

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