２０２４年　６月                                                    

 

こんにちは

豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。

 

今回の内容は１年ぶりに来店されたお客様のお話。

さまざまなことが重なり、ストレス指数は最高潮に。

心身ともに休まらない状態のようでした。

（具体的にお話は伺ってますが、詳細は省略します）

 

 

酷い肩こり。

頭を上や下に向けると首の後ろに寝違えのような痛みも出るようです。

セルフケアでほぐしたりストレッチして働きかけてみるも変化はなし。

 

頭を動かすと痛いのって経験ありますけど、不快ですよね。

首の痛みがでないように意識するので姿勢もおかしくなりますし。

常に警戒状態のため、たいして活動してないのにすごく疲れたりすることもありました。

 

 

多忙をきわめるお客様に今回来店していただけた理由は以下のようなものです。

 

• １週間以上様子をみた結果、変化がない
• とにかくこの疲労感はおかしい、普通じゃない
• 別の大事な用事が入っていたがそれよりも体調を優先させた
• 頭で考えるのでなく気持ちを大事にしてみたら「今日はゆっくりさんに行く」となった

 

「もうちょっと早く来たいと思ってたんですが・・」

「酷い状態で来てすみません」

 

そんなお気遣いの言葉をかけてもらえました。

ありがとうございます。

 

 

まずは座った状態で簡単に状態を確認させてもらうことからスタート。

どこに触れると楽になるのか。

どうサポートすると動きやすくなるのかなどを把握。

 

次にうつ伏せになってもらい、足を軽く揺らしながら動かす検査をしたところ。

 

「腰に響く～」

「腰がなんか痛い」

 

通常なら痛みや重さが出ることはないので、腰や脚にも問題がありそうです。

 

着衣のままホットストーンで施術開始。

部位は仙腸関節と坐骨・大転子まわり・膝窩（膝のうら）・背中など。

足を揺らしても腰の痛みがなくなったのを確認できました。

 

 

次はじんわりと背中に熱が伝わるようにやり方をチェンジ。

背中の「特定のライン」を温めた石でゆっくりとなぞるようにしていきます。

自律神経を含めたさまざまな症状に効果があるとホットストーンの本に書かれてあるこのライン。

 

「背中を温かいものっで軽くなでられるのってすご～い気持ちいいですね！」

「落ちつく～」

 

という反応がありました。

 

丁寧に繰り返したあとは肩甲骨の高さや位置を修正するような圧をかけたり。

押し込むのでなく、骨（肩甲骨や背骨）から引きはなすような特殊な圧のかけ方をしていきます。

 

 

仰向けでは頭が休まるような施術を数分。

胸鎖乳突筋の痛みが強くでている場所を持続圧で緩めるようにしたり。

 

途中静かになることもありましたが、ほとんど会話しながらのにぎやかな施術の時間に。

上に頭を向けるとまだ痛い位置があるけれど、だいぶ楽になられたそうで良かったです。

 

 

強いストレスにさらされて、余裕がないのを自覚されています。

 

「ずーっと愚痴ですみません」

「松本さんも大変ですよね、わたしみたいなのの話聞かされて（笑）」

 

途中からそんな言葉も冗談っぽくいわれてました。

冗談が出てくるのは大事なことなのかなと。

 

余裕がないときはそんなことはいえませんよね。

印象に残ったのがこちらの言葉。

 

 

「もうさ、みんなわたしに求めすぎなんだよね！」

 

 

あれこれ言われてもわたしはひとりだしさ。

１日にできることやエネルギーは限られてるし。

不安や焦りや怒りの感情がおさまらない日の連続で。

とにかく少し休ませてくれよ、と。

 

詳細は省きますが、ご自分の状態や気持ちを表す言葉がみつかりそれを口にすることでスッキリする。

落ちついてくる。

そんなこともあるみたいです。

 

「なんかおかしいな」くらいでは整体院に足が向かないときでも。

「やっぱおかしい」になったら行きつけの整体院に足を運んでみるのもアリなのでしょう。

 

 

ただし以下のときは専門の医療機関などに行って検査するのがおすすめです。

 

• 痛みが日に日に増している（通常は徐々に和らぐか、一定の痛みが続くことが多い）
• 痛みに加えて発熱している（発熱はカラダが出す異常のサインです）
• どの姿勢でも痛みが変わらない（安静時も痛いのは少し注意が必要です）

 

それでは今日も平穏な１日でありますように