池袋の整体 肩こり腰痛自律神経失調症まで効果が期待
2018年 3月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
※今回は長めになります。
先月の水曜日のお休みの日。
先輩の整体師の方にはるばる池袋まで来てもらって、現在も続けて学んでいるボウエンテクニックをメインとした練習をしました。
この整体は肩こりや腰痛だけでなく、頭痛の7割を占める緊張型頭痛をはじめ片頭痛。
そして膝や足首の問題(膝の痛み・違和感・曲げにくさなど),自律神経失調症の呼吸器系や消化器系の疾患や花粉症などアレルギーにも効果が期待できるものです。
先輩は整体のお仕事をしつつ、講師の方のお仕事のサポートもしている多忙の方。
お時間を調整してくれたことに感謝です。
この手技を簡単に説明すると。
押されたり、ほぐされたりが苦手な方や筋肉や神経の緊張が強すぎて疲労感でぐったりの方などに合う手技です。
世界でも40ヵ国以上で使用されている整体のテクニックなのですが、日本で現在使っている方はほんの数名というもの。
- 良くいえば希少価値のある不思議な整体
- 悪くいうとしたら日本では無名なので「なんだそれ?知らん」とネームバリューがないところ
※『世界40ヵ国以上 整体』で検索すると出てくるのがアメリカ発祥のカイロプラクティックですし。
この痛くないソフトな整体が出てこない?のは教えられる先生が限られていることと、学んでいる方も少ないことも関係するのかも。
とはいっても関西方面やそのはるか先の地域からわざわざ学びに来てる先生方もいるので、皆さん何か魅力を感じているはずです。
整体の理論はもちろんあって、カラダの仕組みを利用した手技ですが、なんでこれで変化が出るのかちょっと不思議でもあります。
- カラダを変えてやろう!
- 硬いとこを緩めてみせる!
- 関節に動きをつけてあっと言わせたい!
こういったものとはかけ離れており、ソフトな刺激を入れた後は受け手のカラダにただお任せする。
そういった意味でも自然治癒力が働きやすくなるといえそうです
筋膜の浅いところに独特な圧のかけ方で刺激を入れることで自律神経のバランスを整えていきます。
受け手の方の体調やカラダの辛さの度合いなどによって、反応の出る時間や速さも違うように感じてます。
頭痛や肩こり,首周りが痛いという方などに通常メインで使っている手技より有効なこともあります。
できればこの整体を使う時間をこれから先少しずつ増やしていければと思っているところです。

この日は先輩の整体師と4時間練習をしました。
通常だと水曜日は休みなのですが、施術希望の方からお電話があり予約を受けることができました。
それがなければあと1時間練習は続けていたと思います。
時々休みの日にいただくお客様からの電話に「すみません、今日は~でして」とお断りするのが心苦しいことがあって。今回はタイミングが合って良かったです。
このソフトな整体の重要なポイントの1つは圧のかけ方にあると思ってます。(どの手技もそうかもしれません)
弱い圧だけれど、ただ弱く触れていればオッケーのはずがなくて、手押しにならずカラダを使った圧のかけ方が基本にあります。
指の力だけでもかけられるほどの弱い圧をどうやったら体幹から伝わる圧にすることができるだろう?
そんなことから話は始まって。
単なる復習にとどまらずに 仮説 → 検証 → お試し ということもやってみたのです。
それによって圧のかかり具合がどう違ってくるのか?
受け手に起きるカラダの反応に変化は?
などせっかくだからセミナーだと出来ないことをやってみましょうかということになったのですね。
- 「講師の方はどうやってましたっけ?形だけ見ると手でただスッと弱い圧をかけているだけに見えるけど
- 「あれはカラダを〇〇な具合に使ってるみたいですよ」
- 「このような形を指で作ってみると、ここに手の中心ができるんですよ。そこから力が伝わるように圧をかけてみたらどうでしょう?」
- 「あっ違いますね。さっきよりもそのほうがいいですね!こういうことで受け手に伝わる刺激の質が変わるわけだから。自分のカラダの状態(安定・不安定など)や圧をかけるのが体幹からか手先からだけでも整体の効果は違ってきちゃうわけですよね。」
- 「そこにまたいろんな要素が入ってからみ合っているわけでしょうから」
- 「松本さんの話聞いてて思い出したんですけど。昔整体しててお客さんに~な反応があった時のこと。あれって今思えば〇〇なことだったのかもしれないなあ。そう考えると流れが合いますね。腑に落ちました!」
- 「仰向けでやる下肢(太ももやふくらはぎ)の整体って、あれうつ伏せでも出来ますよね?なんで仰向けでやるんだろう?」
- 「今度講師の方に確認しときますね。おそらくですけど仰向けでやることで〇〇に反応が起きるんじゃないかなと。うつ伏せだとそれが出にくいし」
正解かどうかは気にせずに、疑問点を出し合っている中でいくつかの気づきや発見があり、休日の池袋で充実した時間を過ごせました。(こちらが教えて頂くことの方が多かったです)
ここからは痛みや不快感,重怠さなどでお困りの方に、弱い刺激でのメリットをお伝えしていきます。
慢性的な肩こりや頭痛などでお悩みの方は、交感神経が優位になりすぎて緊張状態が続いていたりします。
そうすると『戦うか 逃げるか』という大きなストレスに常にさらされているのと同じこと。
一時的にそうなることはあっても、必要がなくなれば極度の緊張状態は解除されるのが一般的です。
ただでさえ神経がピーンと張りつめたようなカラダに強い圧や刺激の量をたくさん入れてしまうとどうなるか?
脳がそれを処理するのに時間がかかったり、処理するためのエネルギーを使わないといけなくなるので疲れるんですね。
体力がある方は問題ないですが、自律神経が乱れると疲労感や息苦しさ・下痢や便秘などのお腹の不調に不眠傾向がみられる方の場合。
また慢性の肩こり,頭痛,腰痛などお持ちの方の場合。
カラダに元気がなくなっていることがあるので、上記のような刺激に対して整う方向に反応しにくくなります。
また反応するためにエネルギーも使うので、施術の後や翌日にぐったりする方もいるようです。
- 整体を受けた後はスッキリというよりもグッタリする
- 翌日仕事がある時には整体に行かないようにしている
- はじめての整体では弱く押してもらうようにお願いしてるが、揉み返しのような痛みが出る
このようなことがあるなら、今のあなたのカラダには回復するためのエネルギーが足りなくなっていることが考えられます。
固まりをほぐす・緩める・関節を動かすことよりも、気づかないうちに続いている高まった神経の緊張のトーンを下げるようにすることも有効な方法の1つです。
最後に整体の勉強会を振り返って。
正解を決めつけずあれこれと考えることで出てきたもの・現時点での答えのようなものも大切にしつつ。
気づくと自己流になりがちな部分をこれから先も軌道修正していきます。
また今月のセミナーの前に練習会を開催したいですね~
そんな言葉を最後に無事に1回目が終了しました。
それでは今日も平穏な1日でありますように