整体と病院どっち、ぎっくり腰や背中、肩の痛み│豊島区の池袋整体ゆっくり
2021年 5月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
急な痛みが出たときに、病院か整体どっちがいいのか迷うときがあります。
おおげさにしたくないから、どちらも行かない人もいます。
痛みがあってもそれほど心配しすぎなくてもいいケースの場合。
病院ではなく整体に行くか、またはどこも行かない人が多いようです。
例えばぎっくり腰や首を寝違えたとき。
疲労がたまって身体の許容範囲を超えると、小さなきっかけで起きやすくなるからです。
ティッシュをとろうと手を伸ばしたとき。
下に落ちたものを拾おうと軽くかがんだとき。
首に負担のかかる位置を気づけずに、長く横になっていたりなど。
ぎっくり腰になったときの対処法をお伝えします。
10分くらいの休憩を入れつつ、痛む部分を氷水で20分ほど冷やすこと。
何回か繰り返すのが無難です。
すぐに痛みはなくなりませんが、心配しないでください。
動きやすい方向に無理のないように身体を使ってあげると回復していけます。
デスクワークなどで首や肩甲骨周りに負荷をかけすぎたとき。
頭痛やめまい・首肩こり・眼精疲労がひどいのはよくあるケースです。
薬を飲んだり、首や肩を温めたりする。
マッサージをすることで比較的楽になることもあります。
一時的に肩は楽になっても、胸のあたりがなんとなく苦しい。
息切れしやすくなっている。
しびれがあるなど肩こり以外にも気になることがあれば気をつけましょう。
病気が原因の肩こりかもしれないからです。
- 肩に強い痛みがある(とくに左肩)
- 肩以外にも歯が痛む・胸が苦しい
このケースに見られるのが関連痛と呼ばれるもの。
痛みの場所と原因が違い、狭心症や心筋梗塞といった心臓が原因の可能性も考えられます。
心臓や狭心症について書いた『知らないと怖い肩こり首こりの注意点』も参考にしてください。
また脳出血・脳梗塞など脳が原因の場合に出やすい3つの症状があります。
- ろれつが回らない(酔っていないのに)
- 片側が見えにくくなる
- 片側の手や脚が動かしにくくなる
急にこれらが発症したときはすぐに病院へ行ってください。
CT検査やMRI検査は現状を知るのに大切なものです。
整体師では無理で、医師しかやれません。
MRI検査は脳・背骨・腕や脚・骨盤内の状態(子宮,卵巣,前立腺など)を知るのにとても優れてます。
神経が圧迫されている場所や骨に発生するがん(悪性の骨腫瘍)が見つかることもあります。
長く続く不調や日ごとに痛みが強くなる場合。
まずは整形外科を受診されるのをおすすめします。
個人的に常日頃から大切だと感じていることはバランスです。
身体も気持ちもそうですが、心配しすぎるのも楽観しすぎるのもマイナス。
現代社会は昔に比べ、病気に関する情報を手に入れやすいのがメリットです。
自分で調べておかしいなと感じたら早い段階で病院へ行くことができます。
それがまたデメリットにもなります。
テレビの健康番組やインターネットが教えてくれることは不安をつのらせます。
「この症状があるとこの病気の可能性がある」というものがある場合。
身体の調子が悪いときはすべて当てはまるように感じてしまうのです。
脳梗塞が原因でない肩こりでも、病気に対する不安が強まることに。
「健康番組を見てると心臓によくない」という冗談のようなお話しもあります。
状態を軽く見過ぎずに不安にもなりすぎない。
極端にならないバランス感覚が難しいところなんですね。
首肩こりや頭痛にめまい・吐き気などの症状に隠された大きな病気。
あるかどうかは、専門の医療機関で検査をしてわかるもの。
自分の身体は自分が1番わかっている。
ようでいてわからないことも多いです。
調子を崩されているときは、ご家族や友人など周りの方の意見も参考にしてください。
病院の診察でも本人だけでなく付添いの家族から聞く話も参考にするようです。
本人に聞くよりも、客観的なことを知ることができるから。
また周りからみて大切な人の様子がおかしくみえるようなとき。
その場合はそれとなく病院での検査をすすめてあげてください。
今日も平穏な1日でありますように