池袋の整体 肩こりの原因と対策 どうして肩がこるの?
2018年 8月
こんにちは
豊島区の池袋にある整体ゆっくりのまつもとです。

どうして肩がこるんだろう?と不思議だったりしませんか。
- そんなの指や腕や肩の使いすぎだったり、目を酷使しているからでしょという人
- そんなに手や腕を動かしていないから肩が痛かったり硬くなっているといわれてもスッキリしない人
- 肩こりは小学生の頃からのつきあいだから慣れていますという人 (どうして肩こりするとか考えなくなった)
肩こりでも触れていますが、肩こりの原因はいろいろあります。
たんに長時間によるデスクワークや車の運転によるものとか。
猫背が原因だから姿勢の矯正をすれば改善されるとかいえないケースもあります。
例えば歯の矯正をしたり抜歯したり歯の治療やかみ合わせの問題であることもあるし。
左右の視力差が大きいことや病気が原因で目に大きな問題がある方は、なかなか肩こりが楽にならないこともあったり。
自分のカラダの一部分の感覚が薄くて、存在感がないため使えているのかわからないという方もいます。
左右の肩や腕で使いやすさが大きく違うために、どうしても使いやすい側を優先させてしまうことでカラダのバランスが崩れがち。
そういったケースもあるのですが、今回は多くの人に当てはまりそうな力を抜いているつもりでも力が抜けない。
使っているつもりはないのに使い過ぎているという例を考えてみたいと思います。
それに対してどんなことができるかという対策にも触れてます。
その前に植物をみて感じたことを少しだけ。
育てている豆苗(とうみょう)のご紹介です。
豆苗はビタミンCや食物繊維がたくさんあるので、カラダに良いんです。
もう1つのメリットは水につけておくと再度収穫ができること。
左が切ってしまったもので、右がそこから伸びてきてるもの。
太陽の光のある方向に上に伸びていく植物をみてると重力を忘れそうになるのです。
そもそも重力自体は当たりまえになっているのでふだんから忘れていますが、上に伸びていくってすごいなと。
身長が高くなるのもそうですよね。
筋膜を重要視しているロルフィングでは「重力との調和」ということがいわれてます。
地球にいる以上避けられない重力というものとケンカせずにつきあっていくこと。
上手くつきあっている人は背筋をムリやり伸ばしたり胸を反らせたりはしてません。
カラダの重さを感じることができたり、自分の身体を第三者に預けて力をゆるめることができます。
姿勢や動きは頑張りすぎてないけれど頭がス~ッと上に伸びて歩いている姿勢が軽やか。
余裕があるように感じられるんです。
首が痛いとか肩こりがひどい人から以下のように聞かれることがあります。
- 「なんで肩がこっちゃうんですかねえ?」
- 「利き腕でないこっちの腕はあんまり使ってないのに、どうして肩がこるんだろう?」
- 「肩の使いすぎが原因?ってそんなに使っているつもりないだけどなあ」
同じ姿勢が続いているのがストレスになるのはわかるんだけど。
マウスを持たない側やペンを握っていないほうの手はあまり動かさないのに、右じゃなくてなんで左側がこるんだろう?という右利きの人が何人かいて。
ゴルフボールやテニスボールで背中や肩を押してもラクになれないこのひどい肩こりの原因は何だろうか。
どうすれば原因を解消できるのかと気になるようです。
肩こりに効くストレッチや体操をして気持ちよさや筋肉が伸ばされている感覚はわかっても、手や腕にかかっている負担に気づける人は少なかったりします。
力を抜いた状態と自分では思っていても、手首や腕を持って動かしたり揺らしてみると力が抜けない・抜けにくい人が多いのです。
脱力しているつもりでも力が抜けていない=使っている意識はなくても筋肉が働いてしまっているから。
一例としてマウスを操作するために右手を使っているのはわかる。
動かしているし、指が疲れてくるし痛くなることもあるからです。
ただ右手を使いやすくするために左手や左腕・左肩に力を入れてカラダを支えているのはわからない。
また座っている姿勢がグラグラしている=上半身が不安定になるのを安定させるために左の背中や肩に力が入ってしまっていることもあります。
多くの場合腕や肩を動かさないから使っていないと思っていたりしますが。
動かさなくてもカラダを固定するのに使っているので疲れたり、肩がこったり痛くなったりするんです。
ダイエットでいうならそんなに食べてないのに痩せないんですよというのに近いかも。
それと「会社に行かないと」「机に座ってパソコン作業をやらないとなあ」と思うことでカラダに力が入ってしまう場合もあるようですね。
やりたくないこと・やらないといけないことをするときに、奮い立たせるようにしてあごに力が入ったり歯を食いしばったり。
パソコンを見るだけで肩をすくめるようにしてしまうのが悩みで。
無意識に腕や肩に力が入ってしまっているのであろう状態をどうにかしたいという人もいます。
仕事に行きたくないという気持ちが強かったり、苦手な上司の顔が浮かんで胃のあたりがモヤモヤしたりするときはカラダの防御反応として、猫背気味になりがち。
内臓を守るための反応なのですが、自然と肩は力んで上にあがってしまいます。
こんな状態では腕や肩をリラックスさせてデーターを打ち込んだりなどの作業はしにくいはずです。
池袋の整体ゆっくりでは単純に肩甲骨周りをほぐしたり、関節の動きを調整したりといったことだけをしてるわけではありません。
手首や肩甲骨の効率的な使い方や動かし方を一緒に練習することもあるんです。
首こりや肩こりに対してテレビや雑誌でみかけるのが仰向けでやるセルフケア。
首や背中・肩甲骨周りにゴルフボールやテニスボールを当てるやり方ですが、会社にいるときに座った状態でもできるのでまずは腕や手をほぐしてみるのがおすすめですよ。
肩が重くて頭がどんよりする。
肩を動かすとボキボキと音が鳴るから、この不快な肩こりの原因は肩にあるはず。
それなのに指や手のひら・腕をほぐすのが効果的なのでしょうか?
力が抜けない方へでも書いてますが、肩こりや頭痛などと関係する指や手・腕。
それらに力が入りすぎていることが原因のことがありますが、それがわからないことも多いからです。
- 親指以外の4本の指にある上から数えて3番目の関節の位置ってわかりますか?
手のひら側でみてみましょう。
第1、第2関節はシワが入っているところなのですぐわかると思いますが、3番目はシワのところよりも下になります。
ゲンコツにするとボコッと出てくる骨が第3関節の根もとだからです。


(写真は学生版ネッター解剖学図譜より引用)
ここを間違えている人は関節じゃない部分で動かそうとしてたり、カラダのイメージが間違っていたりします。
すると指や手は疲れるし、首が痛くなったり肩こりの原因にもなるわけです。
シワにだまされずに指の第3関節の位置を認識しなおすことが、肩こりを軽減するカラダへと変わっていく大事な1歩です。
生卵を割らないように手で包むようにして持つのも指を柔らかく使うのにおすすめなことなのでお試しくださいませ。
そんなことを自分でやるのは面倒に感じる人や使いすぎで指がこわばっているのが取れない人。
腕がガチガチに固まっている人には指を整えるような整体もしています。
デザイナーの方々や指が腫れぼったくなっている年配の方、リウマチを気にされている方などにはとくに喜ばれています。
それではあなたにとって今日も良い1日でありますように