山登り、階段下りで膝痛い 太もも痛む│豊島区の池袋整体ゆっくり
2018年 7月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
お客様のなかで数名の方が、登山をされてます。
以下は印象に残った言葉。
「山やっている人は装備にお金かけても身体のケアはお金をかけない人が多い」
「僕は逆だなあ(笑)」
山の道具は価格を抑えた実用的なものを選び、整体に回すお金を残しておくそうです。
月に一度のペースで通われているお客様。
初期の頃に比べるとだいぶ足首の動きがスムーズになってきてます。
山でも膝や足首が痛くなることがかなり減った様子。
山登りが趣味の方は、膝痛の悩みが多いです。
下りでは膝のサポーターが欠かせない人。
膝が痛いのを予防するため、途中でストレッチしている人などさまざま。
膝に負担がかかる原因のひとつは、太ももの筋肉(大腿四頭筋)の使いすぎ。
身体が前に倒れないようにブレーキをかける働きをしてます。
身体のバランスを維持するために太ももを使い続けることで、疲労します。
筋肉が硬くなると、膝のお皿が圧迫されるため動きが制限されることに。
摩擦が大きくなり、こすれることで骨の負担も増加。
炎症につながります。
膝周りに痛みを感じてくるとき。
膝をかばいながらバランスをとる必要があるため、腰や背中にも負荷がかかります。
身体を制御するために外から入ってくる情報が増加。
それを処理する脳の負担が増えることで、身体だけでなく頭も疲れます。
瞬間の判断や身体動作のパフォーマンスが低下しやすいです。
膝痛が出た場合の対処法は、カニ歩き。
進行方向に対し、横向きになって足を動かすことです。
いつもは使いにくい内転筋が働くことで、太ももの前側の負担が軽減するのが理由。
階段の下りで膝が痛いときにもおすすめします。
また登山用の靴は、スニーカーと違い足首をがっちり固めることで守るのが強み。
捻挫予防のためのメリットですが、靴のなかで足首が動きにくいことでアキレス腱は硬くなります。
ここは靴のままだとケアしにくい場所。
面倒ですが、安全な空間があるとき。
靴を脱いで、アキレス腱やふくらはぎを軽くつまみながら足首を縦(前後)に動かすのがおすすめです。
足首や股関節がうまく働けていない場合。
膝は曲げる・伸ばすがメインの働きの関節です。
そこにひねる動き(ねじれ)が加わって、膝が不安定になりダメージが増えます。
膝の上下にある股関節と足首。
ここを良い状態にキープすることが、膝の負担を減らすことにつながります。
山をやっている方はそれらを知っているため、定期的に身体のケアをされてるのです。
今日も平穏な1日でありますように