池袋の整体 身体操作改善の研修 運動能力向上・肩こり腰痛も和らぐ
2018年 4月
こんにちは
池袋整体ゆっくりのまつもとです。
先日知り合いの施術家の方の整体セミナーに池袋を留守にして参加してきました。
他では受けられないような整体を今までに何度か受けさせてもらってもいます。
その方がやっている別の内容の整体セミナーが第1希望でしたが、日程が合わないこともあって今回は特殊なトレーニングによってカラダを整える内容のものを勉強してきたのです。
施術のレベルアップのための身体操作を学ぶという面もあるのですが。
池袋に来て下さる肩こりや腰痛のお客様にとってもメリットがあるのではないかと感じたからです。
特殊といってもやるのが難しい筋トレならあまり意味はないし、続かなくなります。
今回のものは特殊だけれど簡単というのが大きな特徴なんです。
「身体感覚は筋トレと同じで高められる能力です」とのこと。
この辺りをこんな風に意識して歩いてみてくださいといわれた途端に歩き方がぎこちなくなったことありませんか?
考えすぎずにカラダに任せて使えればいいわけですが、意識することでかえってやりにくくなってしまうのが難しいところ。
カラダに任せて使おうと思った瞬間にその意識が脳に伝わり、カラダに任せた動きではなくなったりします。
センスのある人しかできないと思われている動きや脱力したカラダから出る力など。
そのあたりをどうやったら一般の人でもできるようになるのか?
誰がやってもある程度の効果が出る再現性のあるトレーニングというのも今回の特徴の1つです。
いくつか習ったその内容はお伝えできませんが、トレーニングの前にカラダ現状を知るためこんなことをしました。
- お互いに向き合う形で腕をおろし、立った状態で相手の人に手首を強くつかんでもらう
- 強くつかまれたままで(つかまれたほうの人は)腕をあげていく・動かしていく
合気道をしてる人に以前同じようなことをやってもらったことがあるのですが(合気挙げ)、こちらが強くつかんでいても簡単に動かされてしまいます。
自分のほうが力はかなり強いのですが、力じゃなくてちょっとしたコツやカラダの使い方がポイントだということを今回体験できました。
力を入れる=伝わるではないことが大前提で、力を入れている実感がなくなるほど先ほどの練習ではつかんでいる相手が踏んばれずに動かされたり、崩れてしまったりするようです。
はじめは難しかったのですが、段階を踏んだエクササイズをすることでカラダがまとまる感覚が出てきます。
胴体と腕や脚がつながる感じ。
体幹から動ける状態ですね。
するとつかまれた手首を動かして振りほどいてやろうとかいう意識もなくなるので、力を入れようとしているというこちらの気配が消える。
手首を動かそうとする動きはじめの予備動作がなくなることで、つかんでいる相手は一瞬遅れてしまうからカラダが崩れてしまうという説明でした。
力の出所がわかる=予想できる動きに関しては反応しやすいですが、出所がわからない=予想しにくい動きには反応がしにくいということ。
階段を上がったり下がったりしてる時を例にしてみます。
通常はあと何段あるというのを無意識に判断して足を上げ下げしてますが、よそ見してたりするときなど。
あと1段あると思って足を動かした時になかった場合にガツンと衝撃が走ることがあります。
予想してた自分のカラダの動きと実際の状況が違っていると簡単にバランスを崩されるんですね。
今回の整体セミナーでカラダの前側にある曲げるための筋肉(屈筋)でなく、背中側にある伸ばすための筋肉(伸筋)をトレーニングで使いました。
ひさびさに筋肉痛が出て2日程続きましたが、それも心地よい感じです。
「いい動きや質の高いトレーニングをすると上達しやすい」けれど、「(カラダや筋肉、力を伝えるなどについて考え方やカラダのあり方の)前提を整えないと正しいことも活かしきれない」という言葉が印象に残りました。
カラダの動きを向上させようとするなら質の高い、そしてできれば簡単なトレーニングが効果的だと実感できた貴重な時間でしたよ。
こういったカラダを整えることを地道に続けていくことで、日常動作の質だけでなく施術の質もさらに良くなっていけるのでこれからがさらに楽しみです。
それでは今日も良い1日でありますように